冬期講習 2026-2027、募集中。総復習は売りません。90分×完全1対1で、穴だけを塞ぎます 詳しく →
電話 0422-27-7828チャットで質問無料相談を予約

武蔵野個別指導塾の特徴

付箋で勉強計画を立てる—貼って、はがして、動かせる予定表の作り方|武蔵野個別指導塾

学習のイメージ写真 武蔵野個別指導塾
X LINE Facebook

付箋1枚には「数学ワーク2ページ・30分」のような1つの作業だけを書き、日付の枠を引いた台紙へ。終わったら終わりの欄へ移し、動かすのは2回までと決めれば、テスト2週間前の壁は毎晩減っていきます。

付箋で勉強計画を立てるなら、決めることは4つです。付箋1枚には、1回で終わる作業を1つだけ書く。台紙には日付の枠を引き、両端に「まだ」と「終わり」の欄を置く。終わった付箋は捨てずに「終わり」へ移す。できなかった付箋はその夜のうちに空いている日へ動かし、動かすのは2回までにする。付箋は貼るための道具ではありません。毎晩はがして、壁を少しずつ減らしていくための道具です。

よくあるのは、冷蔵庫の横の壁に、色とりどりの付箋が20枚並んだテスト2週間前という場面です。黄色は数学、桃色は英語、水色は理科。範囲表を横に置いて一晩かけて書き、まっすぐ並べ終えたところで、その日の勉強は終わりました。次の日から、台所を通るたびに20枚が目に入ります。けれど、今日どれをやるのかは、どこにも書いていません。1週間たってはがれたのは英単語の3枚だけで、残りの17枚は貼った日と同じ場所で、少しずつ端が反り返っていきます。

なぜそうなるのか

壁一面の付箋が減らないのは、根気が足りないからではありません。教室で計画表を見せてもらうと、止まる理由はたいてい、付箋の作り方と貼り方の側にあります。

1つ目は、1枚に書いた量が大きすぎることです。数学のワークのp.12〜23を1枚にまとめて「範囲全部」と書くと、丸つけと直しまで入れて約3時間かかります。部活のある平日の夜に、3時間を続けて取れる日はまずありません。1時間やっても付箋ははがせず、2日たってもまだ残る。減らない付箋は、見るたびに「終わっていない」とだけ告げてきます。図1のように、同じ範囲を2ページずつに割り、30分前後で終わる6枚にすると、その晩のうちに1枚目をはがせます。はがした瞬間に、壁は確かに1枚ぶん軽くなります。

図1 範囲全部の付箋1枚と、30分ずつに割った付箋の比べ

2つ目は、日付の枠が無いことです。20枚を横一列に並べた壁は、やる事の一覧ではあっても、まだ計画ではありません。計画になるのは、1枚1枚に「いつ」が付いたときです。日付の枠が無いと、毎晩20枚の中から今日の分を選ぶところから始まります。選ぶだけで10分が過ぎ、選ばれるのは英単語のように手を動かしやすい付箋ばかりで、数学の文章題や理科の計算の付箋は最後まで壁に残ります。

3つ目は、色に役が無いことです。教科ごとに色を変えると見た目は整います。けれど壁の前に立ったときに知りたいのは「今日はどれか」「締め切りが近いのはどれか」で、教科の名前なら付箋の字を読めばわかります。黄色が数学だとわかっても、黄色の5枚のうちどれがあさって提出するワークなのかは、色からは読み取れません。色を何色に増やしても、その問いには1色も答えていません。

4つ目は、終わった付箋の行き先が決まっていないことです。はがした付箋を丸めて捨てると、壁に残るのはやっていない物だけになります。2週間がんばった人ほど、最後には苦手な教科の付箋だけが並んで見えます。やった分が目に見えない計画は、続ける気持ちのほうから先に削れていきます。

今夜からの手順

用意するのは、付箋を1〜2束、台紙にする厚めの紙を1枚、テストの範囲表、ペン1本です。付箋は手のひらに収まる正方形くらいが扱いやすく、大きすぎると1枚にあれもこれも書きこみたくなります。手順は6段あり、最初の晩に1〜4段を40〜60分で終え、5段と6段は次の晩から毎日続けます。

1. 範囲表を、1回で終わる作業に切り分ける

範囲表を1教科ずつ見て、教材ごとに「何ページを、どこまでやるか」を書き出します。付箋1枚に入れるのは、20〜40分で終わる作業1つです。書く中身は4つで、1行目に教科と教材、2行目に範囲、3行目に終わりの形と見積もりの時間を入れます。「英語 ワーク」「p.30〜33」「丸つけと直しまで 30分」という形です。

「英語をやる」「理科の復習」のような付箋は作らないでください。始める場所も終わる場所も決まっていない付箋は、手に取っても最初の1問が見えません。社会の教科書を読む作業なら「p.48〜55を読み、太字を隠して言えるか確かめる」のように、何ができたら終わりなのかを最後に足しておきます。終わりの形が書いてあれば、はがしてよいかどうかで迷いません。

2. 台紙に、日付の枠と2つの欄を引く

台紙は、ノートの見開き、月の予定を書きこむカレンダー、机の前の壁の3つから選べます。ノートの見開きは学校にも持って行けて、休み時間に今日の分を見られます。カレンダーは部活の試合や行事の日が同じ面に並ぶので、勉強に使えない日を先に消せます。壁は大きく貼れて、座ったまま全体を見渡せます。

どれを選んでも、引く線は同じです。図2のように、左端に「まだ」の欄、右端に「終わり」の欄を取り、その間をテストまでの日数ぶんの枠に区切ります。テスト2週間前なら、7日の行を2段にします。

図2 まだ・日付の枠・終わりの3つの欄を並べた2週間の台紙

壁や冷蔵庫に直接貼るより、厚めの紙を1枚の台紙にして、その紙ごと留めておくほうが長持ちします。冷蔵庫の横のように、勉強する席から離れた場所に貼るなら、なおさらです。付箋を並べ替えたい夜は、紙ごと外して机に持ってくれば、座ったまま動かせます。

3. 色は3色まで、役を先に決める

色は教科ではなく、付箋の種類で分けます。目安は3色までで、たとえば「提出の日が決まっている学校の課題」「テストに向けた問題演習」「間違えた問題の解き直し」の3つです。提出物の色が目に入れば、締め切りのある物から先に貼る順が決まります。解き直しの色は、もとの問題演習の付箋を貼った日より2〜3日あとの枠に置きます。

教科の名前は付箋の1行目に書いてあるので、色で教科を見分ける必要はありません。提出物の中身や出す日は学校ごとに違うので、範囲表や配られたプリントで確かめてから付箋にします。

4. 1日に貼る枚数の上限を決め、「まだ」から貼っていく

作った付箋を、いったん全部「まだ」の欄に集めます。そこから日付の枠へ1枚ずつ貼っていきます。先に決めておくのは、1日に貼る枚数の上限です。部活のある平日なら2〜3枚、部活の無い日や休日なら5〜7枚が、教室で見ていて無理の出にくい幅です。

上限を超えた付箋は「まだ」に残します。残った枚数が多いなら、それは2週間に入りきらない量だというしるしなので、この段で範囲の中の優先を決め直します。各週に1日、付箋を1枚も貼らない「空き」の枠を残しておくと、6段目で動かす先に困りません。

5. 終わった付箋は、「終わり」の欄へ重ねて貼る

1枚終えたら、その場ではがして「終わり」の欄へ移します。捨てずに、上へ上へと重ねて貼っていきます。終わりの欄が厚くなっていくのは、2週間の勉強がそのまま積み上がっていく形です。

はがすときに、見積もりと実際にかかった時間を付箋の端に書き足しておくと、次の計画で生きてきます。「30分→45分」と書かれた付箋が数学に集まっていれば、次のテストでは数学の付箋を1枚あたり少なめのページで作ればよいとわかります。週の終わりには、終わりの欄の付箋をノートの最後のページに移し、台紙の欄をあけておきます。

6. 動かすのは、その夜のうちに、2回まで

その日に終わらなかった付箋は、寝る前の3分で動かします。翌朝に回すと、朝は時間が無く、夕方まで同じ枠に残ったままになります。動かす先は「明日」ではなく、上限まで余裕のあるいちばん近い日か、「空き」の枠です。全部を明日に送ると明日の枠があふれ、あふれた分があさってに流れて、計画は後ろへ倒れていきます。

動かした付箋には、右上に小さな点を1つ打ちます。点が2つ付いた付箋は、3回目は動かしません。量が大きすぎたのなら2枚に書き直し、わからなくて止まっているのなら付箋の中身を「解説を読み、わからない所に印を付ける」に書き換えて、質問に持って行く日を決めます。テスト前日の枠には、新しい範囲の付箋を動かしこみません。前日は、終わりの欄から見直す付箋を選ぶ日にしておきます。

学年と時期で変わるところ

中学1年の初めての定期テストでは、範囲表のどの行が何枚の付箋になるのか、まだ見当がつきません。1教科めだけは家の人や講師と一緒に切り分け、2教科めからは同じ形で自分で作ると、30分という重さが手でわかるようになります。小学校のテストと違って教科ごとに提出物が付くことも多いので、提出物の色の付箋を先に作っておくと抜けが減ります。

中学2年は、部活と行事で平日の夜が細くなります。平日の上限を1〜2枚に下げ、残りを土日に寄せる組み方が合います。上限は曜日ごとに変えてかまいません。台紙の日付の枠の上に「部活」「塾」と小さく書いておくと、貼る前に空いている日が見えます。

中学3年は、定期テストの付箋と入試に向けた復習の付箋が、同じ壁に並びはじめます。2つを同じ枠に混ぜると、目の前のテストの付箋が入試の復習に押し出されます。入試の分は月のカレンダーを別の台紙にして、日ではなく週の枠に貼るほうが扱いやすくなります。都立高校の一般入試を受けるなら、学力検査のある2027年2月21日の日曜日にまず赤い丸を付け、そこから手前へ週の枠をさかのぼって並べます。

高校生は科目が細かく分かれ、定期考査の前には10を超える科目の付箋が並ぶこともあります。付箋の1行目は科目名より、教材と範囲で書くほうが迷いません。共通テストを受ける高校3年生は、2027年の1月16日と17日に置かれた本試験までを週の台紙にし、目の前の定期考査の2週間の台紙とは分けて持ちます。

時期によっても形を変えます。ふだんの週は、小テストや提出物の付箋が5〜10枚あれば足り、7日の行を1段だけ引けば済みます。テスト前は2週間の台紙に切り替えます。夏休みや冬休みのような長い休みは、日ごとに貼ると、旅行や行事の日にまとめて崩れます。1週間を1つの箱にして、その週にやる付箋を箱に入れておき、毎朝その日の分を箱から選ぶ形にすると、予定が動いても台紙を作り直さずに済みます。

よくある失敗と直し方

1つ目の失敗は、付箋を作るだけで一晩が終わることです。きれいな字で書き、色をそろえ、まっすぐ並べる作業は手がよく動くので、勉強した気分になりやすいのです。冒頭の壁の20枚も、作った晩には1問も解かれていません。直し方は、作る時間に上限を付けることです。最初の晩でも全体で40〜60分、そのうち書く時間は20〜30分までにして、字は自分が読めれば足ります。作り直すのは週に1回だけと決め、ほかの晩は動かす3分だけにします。

2つ目は、付箋が増えすぎて今日の分が見えなくなることです。テストの付箋に、学校の課題、塾の宿題、授業で「できればやっておくといい」と言われた物まで足していくと、2週間の台紙に40枚を超える付箋が並びます。思いついた物を全部付箋にすると、付箋が予定表とメモ帳の役を一度に背負ってしまうからです。直すときは、図3のように壁の付箋を全部はがして机に広げ、「今週やる」「割り直す」「はずす」の3つに分けます。今週やる付箋だけを台紙に戻し、点が2つ付いた付箋や大きすぎる付箋は小さく書き直し、テストの範囲から外れた付箋は封筒にしまいます。捨てずにしまっておけば、テストが終わったあとに、やりたかった物として取り出せます。

図3 増えすぎた付箋を、今週やる・割り直す・はずすの3つに分ける

3つ目は、半分だけ終わった付箋の扱いに困ることです。4ページの付箋を2ページで止めると、その付箋ははがせず、貼ったままでは進んだ分が見えません。1枚に入れた量が、見積もりより大きかったのが原因です。直し方は、半分で止めた時点で付箋を2枚に書き直すことです。終わった2ページを書いた付箋を「終わり」の欄へ、残りの2ページを書いた新しい付箋を空いている日の枠へ貼ります。1枚1作業の形を崩さないかぎり、途中で止まっても台紙はうそをつきません。

よくある質問

付箋の計画とtodoリストは、何が違いますか

todoリストは、やる事を書き並べた一覧です。付箋の計画は、その一覧の1行ずつに日付を付け、あとから日付を動かせるようにした物です。両方を別々に持つ必要はなく、台紙の「まだ」の欄がそのままtodoリストの役をしています。ただ、学校からの連絡や持ち物のような勉強以外の用事まで同じ台紙に入れると、勉強の付箋が埋もれます。勉強以外の用事は手帳やノートの別のページに書き、台紙には勉強の付箋だけを貼ってください。

勉強計画のリストを紙1枚に書くだけでは、だめですか

だめではありません。1週間でやる事が10個ほどまでで、予定がほとんど動かないなら、紙1枚のリストのほうが速く書けて、終わったら線を1本引くだけで済みます。付箋が力を出すのは、テスト2週間前のように作業の数が多く、部活や行事で予定が動きやすい時期です。書いた順番を何度も入れ替えたくなったら、紙のリストから付箋へ移るころだと考えてください。

付箋の計画は、いつまで続ければいいですか

テストが終わったら、台紙は一度外します。終わりの欄の付箋を見て、見積もりより時間がかかった教科と、点が2つ付いた付箋の多かった教科を1行ずつメモし、次のテストの最初の晩にそのメモを読んでから付箋を作ります。高校生になって手帳に予定を書く習慣がついたら、付箋は手帳の週のページに貼る小さな形にしてもかまいません。貼ってはがす手間を面倒に感じるようになったら、やる事の量が減ってきたしるしでもあるので、紙1枚のリストに戻してかまいません。

保護者が手を貸すなら

台紙の付箋を、お子さまの代わりに動かしたり、はがしたりしないでください。動かすのも、はがすのも、本人の手でやるから計画になります。冷蔵庫の横のように家族の目に入る場所に貼ってあると、残った付箋の数が気になるものですが、「まだこんなに残っている」は口にしないほうが続きます。声をかけるなら「今日はどれをはがすの」と、今日の枠の付箋を1枚だけ聞くくらいがちょうどよい距離です。中学1年の最初のテストで、範囲表を付箋に切り分けるところだけは、横に座って一緒に読んでもかまいません。付箋と台紙の紙を切らさないように補っておくのも、目立たないけれど助かる手伝いです。

個別指導で確かめること

付箋の束を見せてもらい、1枚が本当に1回で終わる量になっているかを、前回のテストの範囲表と、そのとき最後まではがせずに残った付箋を机に並べて確かめます。点が2つ付いた付箋の教科は、そのワークのどのページの何番の問題で手が止まったのかまで戻って一緒に解き、直すのが付箋の書き方なのか、その単元の勉強のやり方なのかを決めます。

まとめ

冷蔵庫の横の20枚は、貼った晩がいちばん多く、あとは毎晩減っていくはずの物です。テストの前の日に、日付の枠がほとんど空になり、終わりの欄の付箋が指でつまめるほど重なっていれば、その2週間の計画は最後まで動いていました。壁に貼った付箋の計画のできばえは、きれいに並べた枚数ではなく、はがした枚数でしか測れません。

読んで終わりにするか、ここから変えるか。

武蔵境駅徒歩30秒、講師1人に生徒1人の完全1対1。授業のあいだ、先生は隣を離れません。いまの詰まりを、無料相談でそのまま話してください。

まず15分だけ電話で話したい方は、無料電話相談(15分)から。塾からお電話を差し上げます。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。

チャットで質問チャット
無料相談を予約する 電話 0422-27-7828電話 LINE チャット
で質問