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吉祥女子中学校の入試と準備—試験の日程と科目、家庭で進める順番|武蔵野個別指導塾

2027年度の吉祥女子中学校の入試は2月1日と2月2日の2回、4科目で国語と算数が各100点、理科と社会が各70点。募集要項で確かめた日程と、小4からの家庭での準備の順番を要項の日付をたどりながら確かめられます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都武蔵野市吉祥寺東町4-12-20(武蔵境駅から直線で約4.3 km) |
| 最寄り駅 | JR中央線・総武線(地下鉄東西線直通)西荻窪駅から徒歩8分。西武新宿線上石神井駅からバス約15分、地蔵坂上バス停から徒歩約8分 |
| 共学か別学か | 女子校(中学校と高等学校) |
| 試験の回と日程 | 第1回 2027年2月1日(月)、第2回 2027年2月2日(火) |
| 募集人数 | 第1回 144名、第2回 90名 |
| 試験科目 | 国語・算数・社会・理科の4科目(2回とも同じ) |
| 配点と時間 | 国語100点50分、算数100点50分、社会70点35分、理科70点35分 |
| 確かめた年度 | 2027年度の生徒募集要項(2026年7月公開)と、2025年4月公表の2026年度入試概要 |
よくあるのは、学校の説明会や吉祥祭の帰りに、校門の前の並木の下でお子さまが足を止めるという場面です。西荻窪駅へ向かう道の途中で「ここに通うなら、朝はどの電車に乗るの」と聞かれ、保護者のほうが答えに詰まる。帰り道の会話はそこから受験の話に変わります。何年生の何月に何をすればよいのか、試験は何回あるのか。その問いに、公表されている事実だけで答えていくのがこの文章の役目です。
入試のかたち
吉祥女子中学校の入学試験は、2027年度の生徒募集要項によると、第1回が2027年2月1日(月)、第2回が2027年2月2日(火)の2回です。募集人数は第1回が144名、第2回が90名で、合わせて234名です。出願できるのは2027年3月に小学校の課程を終える予定の女子に限られ、手続きはインターネットのみ、紙の願書の販売はありません。出願期間は2027年1月10日(日)0時から1月29日(金)23時59分までで、その前の2026年12月20日(日)9時から出願サイトで事前の登録と受験料の支払いができます。受験料は各回25,000円で、出願にあたって通知表などの提出書類はありません。
試験科目は2回とも国語・算数・社会・理科の4科目です。図1のように、配点は国語と算数が各100点で試験時間は各50分、社会と理科が各70点で各35分、合計は340点です。要項に載っている試験当日の時程は、集合8時15分、国語8時35分から9時25分、算数9時45分から10時35分、社会10時50分から11時25分、理科11時40分から12時15分で、最後に5分間のアンケートがあり12時25分に終わります。時程は変更する場合があると要項に書かれていますので、受験の前には必ず入学試験要項で確かめてください。

学校の入試Q&Aには、2回とも問題の傾向は同じで、配点と試験時間も共通だと書かれています。また、いわゆる足切りはしておらず、合否は総合点で判定するとあります。1科目の出来に引きずられて他の科目まで投げ出さない、という当日の心構えは、この公表の事実から導けます。帰国子女の枠はなく、海外に住んだ経験による加点もないことも同じページに明記されています。
合格発表は第1回が2月1日(月)21時から、第2回が2月2日(火)21時からで、どちらも2月7日(日)11時まで出願サイトの合否照会ページで確かめます。校内への掲示はなく、電話やメールでの問い合わせには答えないと要項にあります。入学手続は合格発表の後、2027年2月7日(日)11時までに入学手続納入金を納めることで完了します。2026年度の入学手続納入金は入学金250,000円と施設拡充費30,000円の合計280,000円でした。2027年度の額は2026年11月までに決まり、入学試験要項に載る予定です。入学を辞退する場合は2月4日(木)以降にできるだけ早く事務所へ電話で連絡し、施設拡充費の返金を希望するときは2月8日(月)から2月12日(金)の返金期間に事務所の窓口で申し出ます。
繰り上げ合格の候補者の発表はありません。入学手続の状況によって追加の合格が出る場合は、第1回と第2回の両方を受験した人の中から、対象の人に電話で連絡すると入試Q&Aにあります。両方の回に出願するかどうかを決めるとき、この一文は材料のひとつになります。集合時刻から20分後までの遅刻は認めているとも書かれていますが、当日の朝は早めに西荻窪駅に着く前提で計画を立てるほうが落ち着きます。
学校が公表している方針
学校の公式サイトには、建学の精神として「社会に貢献する自立した女性の育成」が掲げられています。校是は3つで、知的探究心を育むこと、言葉と行動に責任を持つこと、互いの価値観を尊重することです。公式サイトのトップには「主体的に学び 知的探究心を育む」という言葉も置かれ、人間力と自立心、多様な価値観という3つの柱で教育を説明しています。
この方針を受験の準備に引き寄せて読むと、2つのことが言えます。ひとつは、知的探究心という言葉が建学の精神と校是の両方に顔を出していることです。興味を持ったことを自分で調べて、言葉にして、人に伝える。日々の学習でも、答えを当てるだけでなく、なぜそうなるのかを口に出して説明する習慣が、この学校の掲げる姿に重なります。もうひとつは、言葉と行動に責任を持つという校是です。試験では国語の記述や算数の途中の考え方を自分の言葉で書く場面があります。普段から書いたものを人に読んでもらい、伝わったかどうかを確かめる練習は、校是に沿った準備でもあります。
学校の規模や教員の数、授業の中身は、学校案内の資料編に年度ごとの数字が載っています。方針の言葉だけで学校を決めるのではなく、説明会で校舎の空気を感じ、公表されている資料で裏を取る。その両方をそろえてから志望を固めるのが、受験担当として勧めたい順番です。
準備の進め方
4科目で合計340点、国語と算数の比重が理科と社会より高い。この形に合わせて、家庭での準備は学年ごとに重心を変えます。図2のように、小4は土台、小5は4科目の型づくり、小6は過去問と時程に体を合わせる時期です。

小4では、国語と算数の毎日の習慣を作ることに時間を使います。国語は毎日10分でよいので文章を音読し、知らない言葉を一つ辞書で引いて、その言葉を使った短い文を自分で作ります。算数は計算の正確さと速さを数字で記録します。1日1枚の計算練習を時間を計って解き、ミスの数と時間を家庭のノートに書き留める。この記録が小5以降の伸びを測る物差しになります。理科と社会はこの時期、教科書と身の回りの体験を結ぶ段階です。台所で水が沸く様子を見る、地図で自分の家から西荻窪駅までの道を指でたどる。暗記ではなく、見たことと言葉を結びつけておくと、小5で知識が入りやすくなります。
小5では4科目の型を作ります。国語は、物語文と説明文の両方で、設問に対して本文のどこを根拠にしたかを線で引いて示す練習に変えます。記述の問題は、まず20字で答え、次に40字に広げる、という順で書く長さを伸ばします。算数は単元ごとに、解けた問題ではなく解けなかった問題を集めたノートを作り、1週間後にもう一度解き直します。解き直しで正解できたものに印を付け、印が2つ付いたら卒業、というルールにすると、お子さま自身が進み具合を見られます。理科と社会は配点が各70点で時間が35分ですから、1問にかけられる時間が短い。この年のうちに、用語を覚えるだけでなく、図や表を見て読み取る問題に慣れておきます。社会は地図帳と年表を手元に置き、理科は実験の手順と結果を自分の言葉で言い直す練習が効きます。
小6の前半は、小5までに作った型を4科目そろえて回す時期です。週の予定表に4科目の時間を書き込み、国語と算数に厚く、理科と社会は短く毎日触れる配分にします。夏までに弱い単元の一覧を作り、秋からの過去問に入る前に穴を埋めます。
小6の秋からは過去問です。学校は公式サイトで過去の入試問題を公表しており、国語の本文は著作権のため掲載していないと書かれています。過去問は年度ごとに、実際の時程と同じ順番、同じ時間で解きます。国語50分、休憩を挟んで算数50分、社会35分、理科35分。この順番と時間を家庭で再現し、午前中に4科目を解き切る体力を作ります。解き終えたら点数よりも、どの問題で時間を使いすぎたかを振り返ります。足切りがなく総合点で判定するという公表の方針を踏まえると、全科目で取れる問題を落とさない解き方が最後の仕上げです。1月に入ったら新しい問題集を広げず、解き直しノートと過去問の振り返りだけに絞ります。
準備の全体を通して家庭でできることは、学習の記録を残すことと、お子さまが説明する場を作ることです。問題の解き方を保護者に説明させ、保護者は正解を知らなくても「どうしてそう考えたの」と聞き返す。この往復が、学校の掲げる知的探究心と、言葉に責任を持つ姿勢を家庭の中で育てます。
併願の考え方
図3のように、吉祥女子中学校の試験は2027年2月1日(月)と2月2日(火)の2日間に置かれ、それぞれの合格発表は当日の21時です。この並びから見えるのは、2月1日の結果を知ったうえで2月2日の朝を迎えられるということです。両方の回に出願しておけば、1日の夜の結果によって2日の予定を変える必要がなく、同じ学校の同じ傾向の問題にもう一度向き合えます。

併願の組み立ては、学校ごとの試験日と合格発表の時刻を、同じ1枚の紙に書き出すところから始めます。書き出すのは、日付、集合時刻、試験の終わる時刻、発表の時刻、手続の締め切りの5つです。吉祥女子中学校の場合、入学手続納入金の納入は2月7日(日)11時までで、それまでに合否照会ページから入学に必要な書類の一部を手に入れる必要があります。発表期間を過ぎるとダウンロードできなくなると要項にありますので、他の学校の結果を待つ間にこの締め切りを忘れないよう、紙の上で印を付けておきます。
2回の試験が連続した2日間にあることは、体力の面でも考えておく点です。1日の午後に休み、夜21時の発表を見て、2日の朝8時15分の集合に間に合うように、また西荻窪駅に着く。この流れを冬のうちに一度、家庭で通して想像しておくと、当日の判断が速くなります。出願はインターネットのみで、12月20日からの事前登録と受験料の支払いを1月10日より前に済ませておけば、出願開始と同時に自動で手続が完了します。併願先が増えるほど締め切りの管理は複雑になりますから、吉祥女子中学校の分は12月のうちに終えておくことを勧めます。
説明会と学費で確かめること
学校説明会は、校内での実施とライブ配信の両方があり、予約は開催日の2週間前の12時から出願サイトと同じ仕組みで受け付けます。定員のある回は先着順です。個別の学校見学は実施日の1週間前の12時から予約が始まり、1家庭3名まで、所要は約30分です。9月の吉祥祭は小学生と保護者が予約して見学でき、6月のオープンキャンパスは3年生から6年生が対象です。説明会で確かめておきたい質問を並べます。
- 2027年度の入学試験要項はいつ公開され、時程に変更があるか
- 合格発表の期間中にダウンロードする書類は何か、印刷の環境は必要か
- 通学の経路として、西荻窪駅からの徒歩と上石神井駅からのバスのどちらを想定しているか
- 入学後に必要な費用で、要項に載っている項目の他に何があるか
- 中学1年の教材費と諸経費80,000円程度には何が含まれるか
学費は、2027年度の募集要項に載っている2026年度の学納金によると、授業料556,200円、施設維持費254,400円、諸経費22,800円で、合計833,400円です。学費は5月・9月・1月の3期に分けて納めます。この他に、祥美会という保護者の会の入会金5,000円と年会費16,800円、生徒会の入会金4,000円と年会費6,000円、中学1年の教材費と諸経費が80,000円程度かかります。入学後の寄付は1口5万円で任意です。2027年度の学費と入学手続納入金は2026年11月までに決まり、入学試験要項に載りますので、最新の額はそちらで確かめてください。
個別指導で確かめること
4科目のうち配点の大きい国語と算数で、どの学年の単元から理解が途切れているかを最初に確かめます。算数は小4の計算と小5の割合まで戻ることが多く、国語は設問の根拠を本文に戻って示せるかどうかを見ます。理科と社会は35分で70点を取り切る読み取りの速さを測り、覚え直しが要る単元と読み方を直す単元を分けて進めます。
まとめ
2月1日と2月2日、340点の総合点、12月20日からの事前登録。吉祥女子中学校の受験は、この3つの数字を家族で共有した日から始まっています。
読んで終わりにするか、ここから変えるか。
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