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【小3英語】好きなものをたずねるを図解で総まとめ—Do you like …? と Yes / No の答え|武蔵野個別指導塾

りんごが好きか聞く会話と、好きなものを自由に答える会話を図で比べます。食べ物・スポーツ・動物の例文、並べ替えや読み取りの問題を使い、親子で質問と返事の役を交代して確かめられます。
よくあるのは、塾の面談の席で、好きな食べ物の話ならすぐにできるお子さまが、英語でりんごが好きか聞かれたとたん、りんごを表す単語だけを言って止まるという場面です。食べ物の名前を知らないわけではありません。「好きですか」と聞かれているのか、「何が好きですか」と聞かれているのかを、まだ聞き分けていないことがあります。
この単元では、相手が好きかどうかをたずねる言い方と、自分の好みに合わせた返事を練習します。さらに、好きなものを自由に答えてもらう聞き方にも進みます。単語をたくさん覚えるだけでなく、質問が求めている返事を選べることが目標です。
小3の段階では、長い英文を自力で書くことを急ぐ必要はありません。まずは絵や身近なものを見ながら、質問を聞いて意味をつかみ、声で返せるところから始めます。文字は、聞いた言い方の並びを確かめるために使ってください。自分と相手で好みが違っても、どちらも正しい返事になることも、この会話の大事な点です。
この単元で身につけること
- 好きかどうかをたずねる形をつかみます。Do you like apples? は「あなたはりんごが好きですか」です。最後のものの名前を替えると、別のものについて聞けます。
- 好きなときの返事を言います。Yes, I do. は「はい、好きです」です。質問された本人が、自分の気持ちで選びます。
- 好きではないときの返事を言います。No, I don’t. は「いいえ、好きではありません」です。相手に合わせて、いつも肯定の返事をする必要はありません。
- 好きなものを自由にたずねます。What do you like? は「あなたは何が好きですか」です。返事では、好きなものの名前を伝えます。
- 食べ物・スポーツ・動物の名前を使います。知っている単語を会話に入れて、質問する役と答える役の両方を経験します。
これまでに親しんだ色や食べ物の名前、自分の好きなものを伝える言い方が、今度は相手を知るための質問につながります。すべての単語を同時に覚えようとせず、まずは好きなものを1つと、たずねてみたいものを1つ選ぶと、会話を始めやすくなります。
基本の考え方
好きかどうかを聞くときは、ものの名前を入れます
I like apples. は「私はりんごが好きです」です。自分のことを伝える文なので、最初の I は話している本人を指します。これに対して、相手にりんごが好きか聞くときは、Do you like apples? と言います。意味は「あなたはりんごが好きですか」です。質問の中の you は、今話しかけている相手を指します。
「好きです」と伝える文の最後に疑問符を付けるだけでは、この単元で練習する質問の形にはなりません。Do you like というひとまとまりを、まず声と意味で覚えます。その後ろに、たずねたいものの名前を続けます。図1のように、前半の並びはそのままにして、最後の箱を入れ替えると考えてください。

図1の3つの行は、りんご、サッカー、ねこについての質問です。箱の境目ごとに不自然に止まって話す必要はありません。箱は語の並びを目で確かめるためのものです。実際に言うときは、相手に1つの質問として届くように、最後のものの名前まで続けます。
Do you like bananas? は「あなたはバナナが好きですか」です。Do you like soccer? は「あなたはサッカーが好きですか」です。Do you like cats? は「あなたはねこが好きですか」です。食べ物の話からスポーツや動物の話に変わっても、好きかどうかをたずねる前半の言い方は同じです。
文字で確かめるときは、文の最初の D が大文字で、最後が疑問符になっているところも見ます。ただし、会話中にそのつづりを言わせる必要はありません。意味に合う返事ができてから、文字の形を短く確認する順で十分です。
返事では、聞かれた人が自分の気持ちを選びます
好きな場合の返事は Yes, I do. です。日本語では「はい、好きです」となります。好きではない場合の返事は No, I don’t. です。日本語では「いいえ、好きではありません」となります。短い返事の中では、直前の質問に出たものの名前を、もう一度言わなくても伝わります。
たとえば、サッカーが好きか聞かれた後の肯定の返事は、「サッカーが好きです」という意味になります。ねこが好きか聞かれた後なら、「ねこが好きです」という意味です。返事の形が同じでも、何について答えているかは、直前の質問で決まります。そのため、ものの名前まで聞いてから答えることが必要です。
質問する人は相手を you と呼び、答える人は自分を I と呼びます。日本語でも「あなたは好きですか」と聞かれたら、「私は好きです」と返します。英語だけの難しい決まりと思わず、話す人が交代したときに、誰のことを言っているかを確かめてください。
また、好きではないという返事は、相手を嫌っているという意味ではありません。食べ物やスポーツについて、自分の好みを伝えているだけです。「好きではない」と「絶対に大嫌い」も同じではありません。練習では、無理に強い気持ちを想像させず、「これは好き」「これは好きではない」と選べるものを扱います。
自由に聞く質問と、使いやすい単語をそろえます
What do you like? は「あなたは何が好きですか」です。この質問では、りんごやねこなどの候補を、質問する人が1つに決めていません。相手は好きなものを選んで答えます。I like dogs. なら「私は犬が好きです」です。I like tennis. なら「私はテニスが好きです」です。何の話をしているかが決まっていないときは、食べ物でも動物でも答えられます。
一方、食べ物のカードだけを並べて話しているなら、その中の好きな食べ物を答えると会話がつながります。「何が好きですか」という英語だけで、必ず食べ物に限られるわけではありません。場面も手がかりになります。家庭では、まず食べ物の話をしようと日本語で決めておくと、言いたい単語を探しやすくなります。
食べ物なら、apples はりんご、bananas はバナナ、oranges はオレンジです。I like oranges. は「私はオレンジが好きです」です。I like rice. は「私はごはんが好きです」です。I like milk. は「私は牛乳が好きです」です。りんごやバナナを種類として好きと言うときは、ここで示したように語の最後に s の付いた形を使います。ただし、好きな食べ物なら何にでも s を付けるわけではありません。rice や milk は、この会話ではそのまま使います。
スポーツでは、soccer はサッカー、baseball は野球、tennis はテニス、basketball はバスケットボールです。I like baseball. は「私は野球が好きです」です。I like basketball. は「私はバスケットボールが好きです」です。スポーツの名前は、この文ではそのまま使います。tennis の最後の s は、名前にもともと入っている文字です。
動物では、dogs は犬、cats はねこ、rabbits はうさぎ、pandas はパンダです。I like rabbits. は「私はうさぎが好きです」です。I like pandas. は「私はパンダが好きです」です。犬やねこを種類として好きと言うときも、ここでは s の付いた形に親しみます。すべての動物名が同じ変え方をするわけではないので、まだ知らない単語にまで一律に当てはめる必要はありません。
語尾の音は、文字の名前を後ろに足して読むのではなく、単語の終わりまで聞いてまねします。cats の最後なら、舌先を上の歯のすぐ後ろに近づけ、息が通る短い音を含めて聞き取ります。音の細部だけで会話を止め続けず、何が好きか相手に伝わった後で、単語全体をもう一度言って確かめると進めやすくなります。
例題で解き方を確かめる
例題1 りんごが好きな人として答えます
場面は、おやつの食べ物についての会話です。答える人のカードには「りんごが好き」と書かれています。Do you like apples? と聞かれました。意味は「あなたはりんごが好きですか」です。カードの人になったつもりで、英語で返事をしてください。
- 最後の apples を見て、りんごについて聞かれていると確かめます。別の食べ物の好みで答えないためです。
- カードの「好き」を見て、肯定の返事を選びます。問題の場面では、カードの人の気持ちが答えを決めるからです。
- Yes の後に I do を続けます。「はい」だけでなく、この単元の短い返事をひとまとまりで練習するためです。
答え:Yes, I do.(はい、好きです。)
実際の自分はりんごが好きではなくても、この例題ではカードの人として答えます。自分の好みで答える会話と、決められた場面を読み取る問題を分けてください。自分の好みをたずねる練習に戻ったら、カードの答えに合わせる必要はありません。
例題2 好きではないスポーツについて答えます
答える人のカードには「野球は好きではない」とあります。Do you like baseball? と聞かれました。意味は「あなたは野球が好きですか」です。カードに合う返事を考えます。図2のように、同じ質問からでも、答える人の好みによって返事が分かれます。

- baseball が野球を指していると確かめます。スポーツの名前を取り違えると、返事の選択も変わるためです。
- 「好きではない」を手がかりに No を選びます。質問した人が好きそうかどうかではなく、答える人の気持ちで決めます。
- No の後を I don’t と続けます。好きではないという返事の後半までそろえるためです。
答え:No, I don’t.(いいえ、好きではありません。)
図2の右側の返事を選んでも、会話の失敗ではありません。相手が知らなかった好みを、正しく伝えられています。次に自分から好きなスポーツを伝えるなら、I like soccer. と付け足せます。意味は「私はサッカーが好きです」です。まず短い返事を完成させ、余裕があれば好きなものを続ける順にします。
例題3 犬が好きか聞く文を並べます
犬の絵のカードを見せて、相手に犬が好きか聞きたい場面です。カードに書かれた語は dogs / like / Do / you です。これらを並べ、最後に疑問符を付けてください。日本語で伝えたい内容は「あなたは犬が好きですか」です。
- 好きかどうかを聞くと決めて、Do を最初に置きます。自分の好きなものを伝える場面ではなく、相手への質問だからです。
- you、like の順に続けます。Do you like という質問の前半をそろえるためです。
- 犬を表す dogs を最後に置き、疑問符を付けます。何が好きかを聞いているのか、質問の中で示すためです。
答え:Do you like dogs?(あなたは犬が好きですか。)
並べ替えができても、すぐに次の問題へ進む必要はありません。できた質問を声に出し、聞く人は実際の好みで返してみます。語の順番を当てる作業が、相手から返事をもらう会話につながります。dogs を cats に替えたら、犬ではなくねこについての質問になることも、カードを交換して確かめられます。
例題4 何を答える質問か読み取ります
食べ物のカードを見ながら話しています。質問は What do you like? です。意味は「あなたは何が好きですか」です。答える人のカードには「バナナが好き」とあります。肯定の短い返事だけでよいのか、好きな食べ物を伝えるのかを考えて、英語で答えます。
- 質問の最初の What に注目します。「何が」と聞いているので、りんごなど1つの候補が好きかを確かめる質問とは違うためです。
- 食べ物の話をしていることと、カードの「バナナが好き」を結び付けます。質問だけでなく、場面の情報も使って答えるためです。
- I like の後ろに bananas を置きます。好きなものの名前まで伝えないと、相手が知りたい内容に届かないためです。
答え:I like bananas.(私はバナナが好きです。)
この場面で「はい、好きです」だけを返すと、何が好きなのかはまだ相手に伝わりません。お子さまが短い肯定の返事をした場合は、すぐに正答を言うよりも、「今の返事で、好きな食べ物の名前は伝わったかな」と確かめてください。質問の形と、相手が知りたい情報を結び付ける練習になります。
つまずきやすいところと直し方
返事に you をそのまま残してしまいます
誤った書き方:Yes, you do.(はい、あなたは好きです。)
どこが違うかというと、自分の好みを聞かれているのに、返事の中で相手の好みを言ってしまっている点です。この英文は別の場面では使えますが、ここで求められている本人の返事には合いません。質問に出た you を、同じ文字だからとそのまま写すと、この取り違えが起こります。
正しい書き方:Yes, I do.(はい、好きです。)
自分を指して「私」、相手を指して「あなた」と日本語で言い分けてから、会話の役を交換します。話す人が替われば I が指す人も替わります。図3のように、質問で相手に向いていた視点が、返事では自分に戻ることを確かめます。

図3の矢印は、話す順序を表します。左の人が質問し、右の人が自分の気持ちで返します。左右の人が入れ替わっても、答える人が自分を I と言う点は変わりません。
否定の返事の後半が肯定のままになります
誤った書き方:No, I do.(前半は「いいえ」、後半は「好きです」となっています。)
どこが違うかというと、返事の前と後ろで、好きかどうかが食い違っている点です。No を言えたことで安心し、後ろを肯定の返事と同じにしてしまうことがあります。No と I don’t を別々の穴埋めとして覚えるより、1つの返事として続けて練習します。
正しい書き方:No, I don’t.(いいえ、好きではありません。)
文字では don’t の中の短い印も確かめます。これは飾りではなく、このつづりの一部です。音だけで返事ができる段階なら、印を書く練習を先に増やす必要はありません。見本を指で追うときに、do と don’t の違いに目を向けます。
好きなものを聞かれたのに、肯定だけで終えます
誤った書き方:What do you like?(あなたは何が好きですか。)への返事を、Yes, I do.(はい、好きです。)だけにします。
どこが違うかというと、好きなものの名前を求める質問に、その名前が入っていない点です。返事そのもののつづりが正しくても、質問との組み合わせが合っていません。「はいと言えるか」だけを考えず、相手が何を知りたいかを見直します。
正しい書き方:I like cats.(私はねこが好きです。)
これは、ねこが好きな人として答える場合の例です。自由な会話なら、別の好きなものを答えてもかまいません。直すときは、質問する人が先にものの名前を出しているかを確かめます。名前を出して好きか聞く場合と、名前そのものを教えてもらう場合を並べると、返事の違いをつかみやすくなります。
練習問題
ここでは、書かれたカードの人として答えてください。自分の好みと違っていても、カードに合う返事を考えます。まず声で答え、書いて確かめたいときだけ見本のつづりも使います。英語を声に出す人と、場面のカードを読む人を分けても取り組めます。
練習1
カードには「オレンジが好き」とあります。Do you like oranges?(あなたはオレンジが好きですか。)に、短い英語で答えてください。返事を選ぶ前に、何について聞かれているかを日本語で確かめます。
練習2
カードには「バスケットボールは好きではない」とあります。Do you like basketball?(あなたはバスケットボールが好きですか。)に、短い英語で答えてください。返事の前半と後半で、気持ちが食い違わないようにします。
練習3
相手に、うさぎが好きか聞きたい場面です。you / rabbits / Do / like を並べ、最後に疑問符を付けてください。伝えたい意味は「あなたはうさぎが好きですか」です。完成した質問を、最後まで声に出して確かめます。
練習4
動物のカードを見ながら、What do you like?(あなたは何が好きですか。)と聞かれました。答える人のカードには「パンダが好き」とあります。好きな動物の名前が伝わるように、英語で答えてください。
答えと解説
練習1の答え:Yes, I do.(はい、好きです。)
オレンジについて、カードが「好き」と示しているので、肯定の返事を選びます。質問の中では you ですが、答える人は自分を I と言います。ものの名前をもう一度入れなくても、直前の質問で何の話かわかります。
練習2の答え:No, I don’t.(いいえ、好きではありません。)
カードは「好きではない」なので、No と I don’t を組み合わせます。バスケットボールが得意かどうかは聞かれていません。得意ではなくても好きなことはありますし、得意でも好きではないこともあります。ここでは好みだけを読み取ります。
練習3の答え:Do you like rabbits?(あなたはうさぎが好きですか。)
好きかどうかを聞く前半を Do you like と並べ、後ろに動物の名前を続けます。最初の D は大文字、最後は疑問符です。rabbits の形は、うさぎという動物の種類が好きか聞く言い方として、そのまま使います。
練習4の答え:I like pandas.(私はパンダが好きです。)
好きなものの名前を聞かれたので、パンダと伝わる文にします。肯定の短い返事だけでは、動物の種類がわかりません。動物の話という場面と、カードの好みを両方使って答えます。
次の単元へのつながりと家庭での確かめ方
好きなものをたずねる会話ができると、その後に色や教科など話題を広げるときにも、相手に聞いて自分も答える流れを使えます。さらに「何を持っていますか」「何ができますか」といった別の内容を学ぶときも、質問を最後まで聞き、聞かれたことに答える姿勢が役立ちます。ただし、ここで覚えた返事がどの質問にもそのまま使えるわけではありません。新しい質問では、その質問に合う返事も一緒に確かめます。
家庭で5分ほど使えるなら、1つ目は食べ物3つの絵を並べる方法です。最初の1分で絵の名前を確かめ、次の2分で好きかどうかを交代で聞きます。残りの2分で、相手の好みを日本語で言い返して確認します。英語が言えたかに加えて、相手の返事を聞いていたかも確かめられます。食べ物は絵で扱い、実際に食べられるかどうかを答えの条件にしません。
2つ目は、動物の絵を3つ並べて、好きなものを自由に聞く方法です。名前の確認に1分、質問と返事に2分、役の交代ともう一度の会話に2分を使います。同じ絵を選んでもよく、必ず全種類を言わせる必要はありません。自分で選んだものを伝え、相手がその絵を指せれば、内容が伝わったと確かめられます。
個別指導で返事が止まったときは、食べ物や動物の名前がわかるか、好きかどうかを聞く質問と名前を求める質問を区別できるかまで戻って確かめます。名前はわかるのに答えられないなら、単語を増やす前に、質問と返事を1往復ずつ組み合わせます。
まとめ
好きなものの会話では、用意された返事を速く言うことだけが目標ではありません。相手が何について聞いたかを受け取り、自分の気持ちや、問題で示された人の好みに合う返事を選びます。好きではないという返事も、好きなものの名前が相手と違う返事も、会話を先へ進める情報です。
「何の名前を言えばよいか」と迷うときは、質問にものの名前がすでに入っているかを見直してください。そこが見えると、短く好きかどうかを答える場面と、名前を伝える場面がつながります。好きなものをたずねる英語は、相手と違う答えを選んでも、自分のことを正しく伝えられる言葉です。
本気になった日が、入塾の日。
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