
武蔵野個別指導塾の特徴
【中学音楽】歌唱共通教材を一覧で総まとめ—「赤とんぼ」「荒城の月」「早春賦」「夏の思い出」「花」「花の街」「浜辺の歌」|武蔵野個別指導塾

「花」と「花の街」の作者の取り違えや「負われて」の読み違いは、7 曲の一覧表と拍子・調号の図、4 問の例題を順に追えば、テスト前の机で直せます。
よくあるのは、テストの 3 日前、図書館の机にノートを広げて「花」と「花の街」の作者を書こうとしたところで、シャープペンが止まる場面です。隣の席でページをめくる音だけが聞こえて、消しゴムのかすが増えていきます。題名に「花」がつく曲が 2 つ、江間章子が 2 回、滝廉太郎も 2 回、中田という人が 2 人。名前だけを縦に並べて暗記すると、7 曲はすぐに絡まります。しかも問題用紙には、「負われて」や「あした」の意味、8 分の 6 拍子の数え方まで並びます。この単元を終えると、7 曲の作詞者と作曲者を取り違えずに書け、昔の言葉で書かれた歌詞を今の言葉に置きかえ、拍子と調を根拠に「なぜその歌い方なのか」を一文で説明できます。
この単元で押さえること
- 歌唱共通教材: 全国の中学校で学ぶことになっている 7 曲です。どの学年でも、この中から 1 曲以上を歌います。
- 作詞者と作曲者: 2 曲に名前が出る滝廉太郎と江間章子、親子の中田章と中田喜直を先に片づけると、残るのは「赤とんぼ」と「浜辺の歌」の 2 曲だけです。
- 歌詞の意味: 昔の言葉は、今と意味がずれています。「あした」は朝、「ゆうべ」は夕方を指します。
- 拍子: 4 分の 2 が 2 曲、4 分の 3 が 1 曲、4 分の 4 が 2 曲、8 分の 6 が 2 曲です。
- 調: 短調は「荒城の月」だけで、残りの 6 曲は長調です。シャープとフラットの数を見て調を言い当てます。
- 表現の工夫: 歌詞の場面と拍子を根拠に、どこをどう歌うかを文で説明します。「きれいに歌う」で止めず、理由まで書くと答案が変わります。
音符の長さや調号の単元で覚えたことを実際の歌に当てはめるのがこの単元で、この先の鑑賞の単元では「いつの時代の音楽か」を考える足場になります。
基本の考え方
7 曲を 1 枚の表で見る
テスト範囲が 1 曲か 2 曲でも、最初に全体を見ておくと、ほかの曲との取り違えを防げます。横に読むと 1 曲の情報が、縦に読むと同じ調や同じ拍子の仲間が見えてきます。
| 曲名 | 作詞 | 作曲 | 調 | 拍子 | 歌われている場面 |
|---|---|---|---|---|---|
| 赤とんぼ | 三木露風 | 山田耕筰 | 変ホ長調 | 4 分の 3 | 夕焼けと幼いころの記憶 |
| 荒城の月 | 土井晩翠 | 滝廉太郎 | ロ短調 | 4 分の 4 | 荒れた城と夜の月 |
| 早春賦 | 吉丸一昌 | 中田章 | 変ホ長調 | 8 分の 6 | 春を待ちわびる心 |
| 夏の思い出 | 江間章子 | 中田喜直 | ニ長調 | 4 分の 4 | 尾瀬の湿原の記憶 |
| 花 | 武島羽衣 | 滝廉太郎 | イ長調 | 4 分の 2 | 春の隅田川 |
| 花の街 | 江間章子 | 團伊玖磨 | ヘ長調 | 4 分の 2 | 戦後に夢見た美しい街 |
| 浜辺の歌 | 林古渓 | 成田為三 | ヘ長調 | 8 分の 6 | 朝と夕方の浜辺 |
調は、歌いやすい高さに合わせて楽譜ごとに変えられることがあります。「荒城の月」には滝廉太郎の原曲のほか、山田耕筰が手を加えた形も広く歌われていて、調や拍子の違う楽譜があります。テストでは、授業で使った楽譜の表記に合わせてください。
拍子は「1 小節に何の音符がいくつ入るか」
拍子記号は、下の数字が基準になる音符、上の数字がその個数を表します。4 分の 3 拍子なら 4 分音符が 3 個、8 分の 6 拍子なら 8 分音符が 6 個で 1 小節です。図1は、4 種類の拍子の 1 小節を、4 分音符 1 個を 1 目盛りとして同じ尺度で並べたものです。

図1のいちばん下を見てください。8 分の 6 拍子は、長さだけなら 4 分音符 3 個分で、すぐ上の段ではなく 2 段上の 4 分の 3 拍子と同じです。違うのはまとめ方です。赤い太線のとおり 8 分音符を 3 個ずつ 2 つにまとめるので、体は 1 小節を大きく 2 つに揺れて感じます。「浜辺の歌」に寄せては返す波を、「早春賦」に揺れる風を感じやすいのは、この揺れが土台にあるからです。
一方、「赤とんぼ」の 4 分の 3 拍子は 1 小節を 3 つに数える、ゆるやかな回り方です。「花」と「花の街」の 4 分の 2 拍子は 1、2 と歩くような軽さがあり、「荒城の月」と「夏の思い出」の 4 分の 4 拍子は、1 小節が長いぶん言葉をゆったり運びます。
歌詞を今の言葉に置きかえる
歌詞の意味を問う問題は、曲ごとの場面の流れをつかんでおくと、覚える語が減ります。7 曲を、題名の五十音の順に見ていきます。
「赤とんぼ」は、夕焼けの赤とんぼを見て幼いころを思い出す歌です。「負われて」は背中におんぶされての意味で、背負ってくれたのは子守りをしていた「ねえや」です。山の畑で桑の実を摘んだこと、15 歳でねえやが嫁に行き便りも絶えたことが続き、4 番で今、竿の先にとまっている赤とんぼへ戻ってきます。1〜3 番が過去で 4 番が現在ですから、4 番だけ声の色を変えて歌う工夫が考えられます。
「荒城の月」は、荒れ果てた城を照らす月を見て、栄えていたころを思う歌です。1 番は春の花見の宴、2 番は秋の陣営の武士たちの姿です。3 番で今の荒れた城へ移り、4 番で「栄枯」、つまり栄えることと衰えることが移り変わる世の姿へ広がります。「春高楼」は春の高い建物、「千代の松が枝」は長い年月を経た松の枝、「いずこ」はどこの意味です。土井晩翠は東北の城を、滝廉太郎は大分の岡城を思い浮かべたと言われますが、モデルは 1 つに決まっていません。短調の旋律を急がず、言葉を 1 つずつはっきり置くと、この広がりが聞こえてきます。
「早春賦」の「賦」は詩や歌を表す字で、題名は「早春の歌」といった意味です。長野県の安曇野の春がもとになったと言われています。1 番では、春とは名ばかりで(「春は名のみ」)風が冷たく、谷のうぐいすも、まだその時ではないと鳴きません。2 番では、氷が解けて葦が芽を出しはじめ(「角ぐむ」)、いよいよかと思うと、あいにく(「あやにく」)今日も昨日も雪空です。3 番は、春と聞かなければ知らずにいられたのに、聞いてしまったから胸がせかされる、という心の歌です。春の喜びの歌ではなく、春を待ちきれない歌だと押さえてください。
「夏の思い出」は、夏が来ると思い出す尾瀬の風景を歌っています。尾瀬は山あいの高地に広がる湿原で、霧の中の水辺に咲く水芭蕉と、夕暮れの空の色をたとえたしゃくなげの花が出てきます。目の前ではなく遠い記憶の景色ですから、静かに語りはじめるのが自然です。情景が開くところで声を広げ、最後は遠くを見るように収めると、歌詞と音楽がそろいます。
「花」は、春の隅田川を描いた明るい歌で、滝廉太郎の組歌「四季」の第 1 曲です。「うらら」は空が晴れてのどかなようす、「櫂」は舟をこぐ棒で、1 番では櫂のしずくが花のように散ります。2 番の「見ずや」は見てごらんという呼びかけで、朝の桜と夕暮れの柳が、人に語りかけ手招きするように描かれます。3 番の「錦おりなす長堤」は錦を織ったように美しい長い土手、「げに一刻も千金の」は本当にこのひとときは千金の値うちがある、という意味です。二部合唱で親しまれている曲なので、もう一方の声部を聴きながら 2 拍子の軽さを保つことが工夫の中心になります。
「花の街」は、戦争が終わってまもないころ、平和で美しい街を夢見て書かれた歌です。色あざやかな谷や風、海と花があふれる街の姿が続きますが、3 番には街の片隅で泣いている姿が出てきて、明るさだけでは終わりません。焼け跡の時代に書かれた夢だと知ると、3 番を同じ調子で歌ってよいのか、という問いが生まれます。その問いへの自分の答えが、表現の工夫です。
「浜辺の歌」は、1 番が朝、2 番が夕方の浜辺です。「あした」は朝、「ゆうべ」は夕方で、「もとおる」はめぐり歩くこと、「しのばるる」は自然に思い出されるという意味です。1 番では昔のことが、2 番では昔の人が思い出され、風や雲、寄せる波や返す波、月の色や星の光へと目が移ります。「星のかげ」の「かげ」は影ではなく光のことです。
例題で解き方を確かめる
例題1 作曲者を選ぶ
次の A〜D の曲の作曲者を、語群から 1 つずつ選びなさい。
A「花」 B「赤とんぼ」 C「浜辺の歌」 D「早春賦」
語群: ア 成田為三 イ 中田章 ウ 滝廉太郎 エ 山田耕筰
- 語群の中で 2 曲に名前が出る人を探します。滝廉太郎は「荒城の月」と「花」の作曲者なので、A はウです。確実なものから消すと、残りの選択肢が減って迷いにくくなるからです。
- 中田という名前を確かめます。「早春賦」は父の中田章で、D はイです。親子を取り違えやすい箇所なので、残りを考える前に片づけます。
- 残った 2 人を「赤とんぼ」と「浜辺の歌」に当てはめます。「赤とんぼ」は山田耕筰、「浜辺の歌」は成田為三です。最後の 2 つは消去法ではなく、自分の記憶と合うかを確かめて書きます。
答え: A ウ、B エ、C ア、D イ
例題2 図から調号と調を読み取る
図2は、7 曲の調を調号の種類と数の順に並べたものです。(1) 調号がシャープ 2 つの曲を 2 つ書き、(2) それぞれの調の名前を書きなさい。(3) 調号が同じなのに調の名前が違うのはなぜか、簡単に説明しなさい。

- 図2の数直線で、右側のシャープの 2 を探します。中央の 0 から離れるほど調号が増えるので、位置で読むと数え間違えません。
- その目盛りにつながるカードを読みます。上は「夏の思い出」でニ長調、下は「荒城の月」でロ短調です。図2では長調を線の上に、短調を線の下に置いています。
- 主音を比べます。ニ長調の主音はニ、ロ短調の主音はロです。調号だけでは長調か短調か決まらないので、中心になる音まで見る必要があります。
- 同じ調号を使う長調と短調の組を平行調といいます。調号のないハ長調とイ短調が組になるのと同じ関係だと確かめます。
答え: (1)(2)「夏の思い出」ニ長調、「荒城の月」ロ短調 (3) 同じ調号でも主音が違い、ニ長調とロ短調は平行調の関係にあるから。
例題3 歌詞の言葉の意味を答える
次の語の意味を書きなさい。(1)「浜辺の歌」1 番の「あした」 (2) 同じく 2 番の「ゆうべ」 (3)「赤とんぼ」の「負われて」
- 今の日本語の意味で読まないと決めます。今の「あした」は翌日、「ゆうべ」は昨夜ですが、それで読むと歌の時間が通らなくなるからです。
- 1 番と 2 番を組で見ます。どちらも浜辺を歩く歌い出しで、2 番には月や星が出てきます。対になる語は、片方がわかればもう片方も決まります。
- 「負う」の字を確かめます。同じ読みの「追う」と入れかえて「追いかけられて」と読むと、赤とんぼを見ている幼い子の場面が崩れます。字の意味は「背中に乗せる」です。
- 答えを歌詞に戻して読み直します。意味が通れば合っています。この一手間で、覚え違いに自分で気づけます。
答え: (1) 朝 (2) 夕方 (3) 背負われて(おんぶされて)
例題4 拍子を計算し、歌い方と結びつける
「赤とんぼ」と「早春賦」それぞれの 4 小節分の長さは、4 分音符いくつ分ですか。また、同じ長さになるのに感じ方が違う理由を説明しなさい。
- 拍子記号を読みます。「赤とんぼ」は 4 分の 3 拍子、「早春賦」は 8 分の 6 拍子です。単位になる音符が違うので、このままでは比べられません。
- 4 分音符にそろえます。8 分音符は 4 分音符の半分の 0.5 個分ですから、8 分の 6 拍子の 1 小節は 6 × 0.5 = 3 で、4 分音符 3 個分です。
- 4 小節分にします。どちらも 3 × 4 = 12 で、4 分音符 12 個分になります。1 小節が同じなら、小節数をかけるだけで済みます。
- 感じ方を比べます。図1で確かめたように、4 分の 3 拍子は 3 つに、8 分の 6 拍子は 3 個ずつの 2 つにまとまります。計算で同じでも、拍の取り方が違うという点が答えの中心です。
答え: どちらも 4 分音符 12 個分。「赤とんぼ」は 1 小節を 3 つに、「早春賦」は 8 分音符 3 個ずつの 2 つにまとめて感じるので、揺れ方が違います。
まちがえやすいところと直し方
題名の「花」に引っ張られて作者を取り違える
- 誤った書き方: 「花の街」の作曲者を滝廉太郎と書く。「夏の思い出」の作曲者を中田章と書く。
- どこが違うか: 題名の似た曲と、名字の同じ人を混ぜています。滝廉太郎は 1903 年に若くして亡くなっているので、戦後の「花の街」を書けるはずがありません。年代で考えると、こうした取り違えは自分で止められます。
- 正しい書き方: 「花」は武島羽衣の詞と滝廉太郎の曲、「花の街」は江間章子の詞と團伊玖磨の曲です。「早春賦」の作曲者が父の中田章、「夏の思い出」の作曲者が子の中田喜直です。
図3のように、同じ人が関わる組を先に覚えると整理が速くなります。「夏の思い出」は江間章子の列と中田喜直の列の両方に出てくる曲で、この 1 曲を起点にすると、作詞者の組と親子の組を同時に思い出せます。

「負われて」や「十五」を読み違える
- 誤った書き方: 「赤とんぼに追われて見た」と書く。「作者が 15 歳でお嫁に行った」と書く。
- どこが違うか: 「負う」は背中に乗せることで、「追う」とは別の語です。また、15 歳で嫁に行ったのは歌の語り手ではありません。語り手は背負われていた側で、幼いころを振り返っています。
- 正しい書き方: 「負われて」は背負われて、という意味です。15 歳で嫁に行ったのは、子守りをしてくれていた「ねえや」です。
8 分の 6 拍子を 4 分音符 6 個と数える
- 誤った書き方: 「浜辺の歌は 1 小節に 4 分音符が 6 個入る」と書く。
- どこが違うか: 下の数字の 8 を見落として、基準を 4 分音符にしています。6 拍と数えてよいのは 8 分音符を 1 拍としたときです。歌うときに 6 つに区切って手を打ち続けると、波のような大きな揺れが消えて、言葉の流れも細切れになります。
- 正しい書き方: 1 小節は 8 分音符 6 個で、4 分音符に直すと 3 個分です。歌うときは 3 個ずつのまとまりを大きく 2 つに感じます。
用語のまとめ
テストの前に見返す一覧です。左の語を隠して、意味から言えるかも試してください。
| 語 | 意味 |
|---|---|
| 歌唱共通教材 | 全国の中学校で学ぶ 7 曲のこと |
| 拍子記号 | 下の数字が基準の音符、上の数字がその個数 |
| 8 分の 6 拍子 | 8 分音符 6 個で 1 小節。3 個ずつの 2 つにまとめて感じる |
| 調号 | 楽譜の各段の初めにまとめて書くシャープやフラット |
| 平行調 | 同じ調号を使う長調と短調の組(ニ長調とロ短調など) |
| 二部合唱 | 2 つの声部で歌う合唱(「花」など) |
| 組歌「四季」 | 滝廉太郎の作品。第 1 曲が「花」 |
| 負われて | 背負われて(赤とんぼ) |
| ねえや | 子守りをしてくれた年上の娘(赤とんぼ) |
| 春高楼 | 春の高い建物(荒城の月) |
| 栄枯 | 栄えることと衰えること(荒城の月) |
| 賦 | 詩や歌(早春賦) |
| 角ぐむ | 葦などが角のように芽を出しはじめる(早春賦) |
| あやにく | あいにく(早春賦) |
| うらら | 空が晴れてのどかなようす(花) |
| 櫂 | 舟をこぐ棒(花) |
| あした / ゆうべ | 朝 / 夕方(浜辺の歌) |
| もとおる | めぐり歩く(浜辺の歌) |
| しのばるる | 自然に思い出される(浜辺の歌) |
人名は漢字で書かせる問題が出ることがあります。山田耕筰の「筰」は「作」ではありません。團伊玖磨の「團」、土井晩翠の「翠」、武島羽衣の「羽衣」も、手で書いて確かめておくと本番で慌てません。
練習問題
練習1 作詞者と作曲者の組み合わせが正しいものを 1 つ選びなさい。
ア「早春賦」吉丸一昌・中田喜直 イ「花の街」江間章子・團伊玖磨 ウ「荒城の月」土井晩翠・山田耕筰 エ「浜辺の歌」武島羽衣・成田為三
練習2 次の説明に当てはまる曲名と、その拍子を答えなさい。
- 朝と夕方の浜辺を歩きながら、昔のことや昔の人を思い出す。(2) 春と聞いたばかりに胸がせかされる心を歌う。(3) 戦争が終わってまもないころ、美しい街を夢見て書かれた。
練習3 「花」の 8 小節分と「浜辺の歌」の 8 小節分は、それぞれ 4 分音符いくつ分ですか。
練習4 「荒城の月」を歌うときの工夫を、「栄枯」という語を使って、理由がわかるように 1 文で書きなさい。
答えと解説
練習1 イ。アの作曲者は中田章、ウの作曲者は滝廉太郎、エの作詞者は林古渓です。誤りの 3 つは、どれも作詞か作曲の片方だけが合っている形なので、2 人を別々に確かめます。
練習2 (1)「浜辺の歌」8 分の 6 拍子、(2)「早春賦」8 分の 6 拍子、(3)「花の街」4 分の 2 拍子。(1) と (2) が同じ拍子だという点も一緒に覚えておくと、図1の最後の段がそのまま使えます。
練習3 「花」は 2 × 8 = 16 で 4 分音符 16 個分、「浜辺の歌」は 3 × 8 = 24 で 4 分音符 24 個分です。8 分の 6 拍子の 1 小節を 6 個分と数えていないかを確かめてください。
練習4 解答例: 4 番で栄枯の移り変わりを歌っているので、短調の旋律を急がず、言葉を 1 つずつはっきり歌う。「栄枯は栄えることと衰えること」という理由と、「急がずはっきり」という方法の 2 つがそろっていれば、言い回しは違ってかまいません。
次の単元へのつながりと確かめ方
図4は、7 曲を発表の年の順に、同じ尺度の年表へ置いたものです。年の書き方は資料で少し違うことがあり、「赤とんぼ」のように詞と曲で年が離れている曲もあるので、時代の流れをつかむ目安にしてください。明治の後半から戦後までの約 50 年にわたっていて、どれも西洋から入った長調や短調、拍子の仕組みで、日本語の詩に曲を付けた歌です。この見方は、西洋音楽史の単元や、日本の伝統音楽の単元と比べるときの手がかりになります。

家で 5 分あればできる確かめ方は 2 つあります。
- 白い紙に 7 曲の題名だけを書き、作詞者・作曲者・調・拍子を何も見ずに埋めます。空いた欄がそのまま今日覚える分です。
- 歌を口ずさみながら指で拍を取ります。「浜辺の歌」と「早春賦」で手が大きく 2 つに揺れれば、8 分の 6 拍子を体で読めています。
個別指導で確かめるときは、作者の暗記に見えるつまずきでも、拍子記号の読み方や調号の数え方まで戻ります。そこが抜けていると、例題4の計算と図2の読み取りが同時に崩れるからです。
まとめ
作者の名前と調号は、次のテストのために覚えれば足ります。けれども、背負われて見た夕焼けも荒れた城を照らす月も、誰かが自分の日本語で書きとめた景色です。それに気づくと歌い方が変わります。拍子も調も、その景色を読むための文法です。7 曲は、明治から戦後までの日本語で書かれた 7 通の手紙です。差出人の名前だけ書いて封を切らない答案は、丸がついても、まだ 1 通も読めていません。
読んで終わりにするか、ここから変えるか。
武蔵境駅徒歩30秒、講師1人に生徒1人の完全1対1。授業のあいだ、先生は隣を離れません。いまの詰まりを、無料相談でそのまま話してください。
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。




