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【中学英語】中学英語 読解 英作文の全体地図—文法30単元とのつながりと高校英語への橋|武蔵野個別指導塾

文法と読み書きの対応表、3つの例題、自作の短文を使い、つまずいた場所から復習先を選ぶ手順を確かめます。高校英語へ進む前に、家庭で試せる読み直しと書き換えにも取り組めます。
よくあるのは、卒業アルバムを開いた居間で、写真を見ながら「この思い出を英語で書こう」とノートを広げたのに、最初の1文で手が止まるという場面です。過去形の問題なら解けるのに、自分で書くとなると主語が決まりません。アルバムに添えられた短い英文も、単語の意味は言えているのに、だれが何をしたのかを説明できないことがあります。
こうしたときは、文法を最初から全部やり直す前に、「知っている形を、読む作業や書く作業にどう使うか」を確かめましょう。読解では英文から人物・出来事・関係を取り出し、英作文では伝えたい人物・出来事・関係を英文に並べます。同じ知識を、反対向きに使う場面が多いのです。
この全体地図では、文法の確認項目を読み書きの動作に結びつけます。短文から文章へ進む順番と、うまくいかないときに戻る場所を見つければ、高校の長い英文に進んでも、ただ最初から読み直すだけの状態を抜け出せます。
この単元で身につけること
- 文法を使う場面で整理します。用語を言えるかに加え、その形から何を読み取り、何を表せるかを確かめます。
- 読解の作業を分けます。主語と動詞、時、指示語、つなぎの言葉、段落の役割を、必要な順に調べます。
- 英作文の作業を分けます。内容を決め、短い文にし、必要な関係を加えて、最後に条件と形を見直します。
- 復習先を絞ります。「長文が苦手」で止めず、「人物が入れ替わった所で迷う」など、迷った位置を言葉にします。
- 高校英語への準備をします。文が長くなっても文の中心を保ち、文章から得た情報と自分の考えを区別して扱います。
前の単元で扱った英作文の誤り直しを、今回は「どの知識に戻り、どの読み書きの練習につなぐか」という選択に広げます。全部の項目を同じ日に練習する必要はありません。自分で説明できる部分は先へ進み、説明が止まった部分だけを短い例文で確かめる使い方をします。
読み方がわかったかどうかは、日本語訳を見てうなずけるかだけでは判断しません。訳を隠して人物や理由を答えられるか、似た内容を別の短い英文にできるかも見ます。読む練習と書く練習を小さく往復すると、知識がどちらの作業で止まっているかが見えてきます。
基本の考え方
文法の形を読み取りと表現の両方に使う
主語は「だれが・何が」に当たる文の中心、動詞は動作や状態を表す語です。まずこの2つを見つけ、そこに時や場所、理由の情報を足していきます。
Ken plays tennis after school.
訳:ケンは放課後にテニスをします。
この文を読むときは、ケンの普段の行動を取り出します。書くときは、「だれが」にケンを置き、その人の習慣として動詞の形を決めます。放課後という情報が長くなっても、文の中心を先に作る順番は変わりません。
Yuki visited the library yesterday.
訳:ユキは昨日、図書館を訪れました。
昨日という言葉と、訪れたことを表す動詞の形を一緒に確認します。読解では「これから行く」と読み違えないための手がかりになり、英作文では出来事を過去として書き切るための確認になります。
Emma is reading a book now.
訳:エマは今、本を読んでいます。
Tom will make lunch tomorrow.
訳:トムは明日、昼食を作ります。
この2文の訳では、今の最中の行動と明日の行動を区別します。時間を表す語だけ拾って終わりにせず、動詞のまとまりも対応しているかを見ましょう。書く側では、まず「いつ」を決めると、使う形の候補を絞れます。
I stayed home because it was raining.
訳:雨が降っていたので、私は家にいました。
This is the bag that I use every day.
訳:これは私が毎日使っているかばんです。
前者では「家にいたこと」とその理由を分けて読みます。後者では、どのかばんなのかを後ろの部分で絞っています。長さが似ていても、情報の関係は同じではありません。英作文でも、理由を足したいのか、物を詳しく説明したいのかを先に決めると、形を選びやすくなります。
図1のように、英文と意味を結ぶ場所に文法があります。上の矢印は英文から意味へ進む読み取り、下の矢印は意味から英文へ戻る表現を示しています。文法だけを独立した暗記の山にせず、両方向の道具として使います。

文法30単元の復習先を使い道で探す
次の表は、文法30単元と読み書きをつなぐために、復習する内容を30項目に整理したものです。番号はこの表の確認用で、文法連載の掲載順や正式な単元名を示すものではありません。文法の目次へ戻るときには、番号ではなく左側の内容を手がかりに探します。
| 確認 | 文法の内容 | 読解で使う動作 | 英作文で使う動作 |
|---|---|---|---|
| 1 | 主語と動詞の語順 | 文の中心を取り出す | だれが何をするかを先に書く |
| 2 | be動詞 | 状態や正体を読む | 人や物の状態を示す |
| 3 | 一般動詞の現在形 | 習慣や普段の事実を読む | 普段の行動を書く |
| 4 | 人称代名詞と所有の語 | 人物と持ち主を区別する | 同じ人の繰り返しを整える |
| 5 | 名詞・冠詞・複数形 | 1つか複数かを確かめる | 物の数に合う形を選ぶ |
| 6 | 否定文 | していないことを区別する | 肯定と否定を取り違えない |
| 7 | 疑問文と疑問詞 | 問われた情報を特定する | 相手に聞く内容を決める |
| 8 | 命令文 | 指示や依頼を読み取る | 短い案内や依頼を書く |
| 9 | 現在進行形 | 今の最中の動作を読む | 絵の中の動作を説明する |
| 10 | 過去形 | 終わった出来事を読む | 思い出や経験した出来事を書く |
| 11 | 過去進行形 | 過去の場面の最中を捉える | そのときしていたことを書く |
| 12 | 未来の表現 | 予定とこれからの行動を読む | 計画や意思を伝える |
| 13 | 助動詞 | 可能・必要などを区別する | できることや必要なことを示す |
| 14 | There is / There are | ある物と場所を結びつける | 場所にある物を紹介する |
| 15 | 前置詞 | 場所や時の関係を捉える | 場所・時・相手を補う |
| 16 | 形容詞と副詞 | 何を詳しくする語かを見る | 性質や動作の様子を加える |
| 17 | and / but / or / so | 追加・対比・選択・結果を読む | 2つの内容の関係を示す |
| 18 | because / when / if | 理由・時・条件を分ける | 理由や条件を添える |
| 19 | to不定詞の名詞的用法 | 「すること」のまとまりを読む | 希望する行動などを表す |
| 20 | to不定詞の形容詞的用法 | 名詞に付く説明を読む | 必要な物などを詳しくする |
| 21 | to不定詞の副詞的用法 | 目的などを読み取る | 行動の目的などを加える |
| 22 | 動名詞 | 「すること」を指す部分を読む | 好きな活動などを書く |
| 23 | 比較級と最上級 | 比べる相手と範囲を押さえる | 差や範囲内の特徴を書く |
| 24 | as … as | 何について同じ程度かを読む | 同じ程度であることを表す |
| 25 | 受け身 | 動作を受ける側を見つける | 物や出来事を主語に説明する |
| 26 | 現在完了 | 過去から今へのつながりを読む | 継続・経験・完了を表す |
| 27 | 現在完了進行形 | 今まで続く動作を捉える | 続けている活動を書く |
| 28 | 分詞の後置修飾 | 名詞の後ろの説明をまとめる | 人や物を動作・状態で絞る |
| 29 | 関係代名詞とその省略 | 説明される名詞に戻る | どの人・物かを文で説明する |
| 30 | 間接疑問 | 文の中の問いの範囲を捉える | 知りたい内容などを文に入れる |
不定詞はtoと動詞の原形を組み合わせる形、動名詞は動詞のing形で「すること」を表す形です。後置修飾は名詞を後ろから説明すること、間接疑問は疑問の内容を別の文の一部に入れることを指します。表の用語が言えなくても、右側の動作ができるなら、まず実際に使えている部分を確かめましょう。
表を上から全部埋めることが目的ではありません。例えば物語の途中で時がわからなくなったら、9〜12や26〜27を候補にします。人物がわからなくなったら4や28〜29、出来事の理由を逆にしたら17〜18を見ます。候補を決めたあと、実際に迷った文の形を見て復習先を1つ選ぶと、余分なやり直しを減らせます。
文から文章へ進む順番を確かめる
読解と英作文の技術は、次のように段階を分けて練習できます。読解の問題が難しかった日に、いきなり自由英作文で力試しをする必要はありません。同じ段階の短い作業を往復させると、どこを練習中なのかがはっきりします。
| 段階 | 読解で練習すること | 英作文で練習すること | 次へ進む目安 |
|---|---|---|---|
| 1文 | 主語・動詞・時を押さえる | 内容を1文にする | だれのいつの行動か言える |
| 2文 | 代名詞の指す先と関係を読む | 重複を直し、必要ならつなぐ | 理由と結果を区別できる |
| 段落 | 話題・理由・具体例を分ける | 話題に合う順に文を並べる | 各文を置く理由を説明できる |
| 用途のある文章 | 会話・案内・物語の目的を読む | 相手と目的に合う内容を選ぶ | 必要な情報の欠けに気づける |
| 設問への対応 | 根拠と答えを結びつける | 指示された条件で答える | 何を根拠に書いたか示せる |
次の短文Aを読んで、出来事の順と、途中で起きた困りごとを探しましょう。1文ずつ日本語訳を添えていますが、最初は訳を隠して、知っている形から内容を取り出してみてください。
Last Sunday, Yuki went to the park with her brother. They wanted to take pictures of the flowers there. Yuki had a camera, but her brother did not. She gave him her camera and showed him how to use it. At first, he could not take good pictures. Then he tried again and took a beautiful picture of a red flower. They showed the picture to their mother that evening. She smiled and put it on the wall.
訳:先週の日曜日、ユキは弟と公園に行きました。2人はそこで花の写真を撮りたいと思っていました。ユキはカメラを持っていましたが、弟は持っていませんでした。ユキは弟に自分のカメラを渡し、使い方を教えました。初めのうち、弟はよい写真を撮れませんでした。その後、弟はもう一度挑戦して、赤い花の美しい写真を撮りました。2人はその晩、母親にその写真を見せました。母親はほほえんで、その写真を壁に飾りました。
最初の文で人物と時を固定し、次にカメラを持っている人を確かめます。最後の文のSheは、最初からずっとユキを指すのではなく、直前に出た母親を指します。また、前半でカメラを指すitと、最後で写真を指すitは別です。代名詞を見るたびに、数だけでなく「使う物か、壁に飾る物か」という動作とのつながりも確認します。
例題で使い方を確かめる
例題1 短い文の中心を並べ替える
「ケンは毎朝、英語を勉強します」という文を作ります。次の語をすべて1回ずつ使い、先頭を大文字にして、最後にピリオドを付けてください。
語群:every / studies / Ken / morning / English
- 「だれが」を探し、Kenを先頭に置きます。時間の情報から始めることもできますが、まず主語から作ると文の中心を確かめやすくなります。
- 「何をする」に当たるstudiesを続けます。毎朝の習慣であり、主語がケンなので、この形をそのまま使います。
- 勉強する対象のEnglishを置きます。何を勉強するのかを動詞の直後で示します。
- every morningを最後に置きます。この2語は「毎朝」という1つのまとまりなので、間に別の語を挟みません。
答え:Ken studies English every morning.
訳:ケンは毎朝、英語を勉強します。
ここで迷ったときの復習先は、表の1と3です。すべての語の意味がわかっているのに並べられないなら、語彙を追加するより、主語・動詞・対象の順に3つの場所を確保します。完成した英文を読む練習にも戻り、ケンの習慣を表していることを確認します。
例題2 理由と結果から空所を埋める
空所にbecauseまたはsoのどちらかを入れます。意味は「雨が降っていたので、私たちは体育館でバスケットボールをしました」です。
It was raining, ( ) we played basketball in the gym.
訳:雨が降っていたので、私たちは体育館でバスケットボールをしました。
- 空所の前を読み、雨が降っていたという事情を押さえます。これが行動を決めた理由に当たります。
- 空所の後を読み、体育館で運動したという結果を押さえます。前後の内容を「理由」「結果」の短い言葉で整理します。
- 結果を続けるsoを選びます。becauseはその後ろで理由を述べるため、この並びには合いません。
答え:It was raining, so we played basketball in the gym.
訳:雨が降っていたので、私たちは体育館でバスケットボールをしました。
図2のように、理由から結果へ矢印を進めると、空所の後に何が来るかを確かめられます。日本語訳の「ので」だけでbecauseを選ぶのではなく、英文の中で理由が前にあるのか後ろにあるのかを調べます。文法の表では17〜18が復習先になります。

同じ内容でも、英語でどちらを先に伝えるかによって、つなぎの形が変わります。読解では「理由を表す語を知っている」だけで止めず、その語がまとめる範囲を見ます。英作文では、先に2つの短い内容を書き出し、順番を決めてからつなぐと、理由と結果を逆にしにくくなります。
例題3 読んだ内容と自分の考えを分けて書く
次の短文Bを読んでから、指定された日本語を2文の英語にします。文章の内容を紹介する文と、自分の希望を述べる文を区別する練習です。
Our class has a small garden behind the classroom. We grow flowers and vegetables there every year. I like working in the garden because I can learn new things. Last week, I found a small green leaf on one of our plants. My friend Emma took a picture of it. We will compare the plant with the picture next month. I want to show our garden to my family. I think they will enjoy looking at the flowers.
訳:私たちのクラスには教室の裏に小さな庭があります。私たちは毎年そこで花や野菜を育てています。新しいことを学べるので、私は庭で作業するのが好きです。先週、私は育てている植物の1つに小さな緑の葉を見つけました。友達のエマはその葉の写真を撮りました。私たちは来月、その植物を写真と比べる予定です。私は家族に私たちの庭を見せたいです。家族は花を見ることを楽しむだろうと思います。
英語にする文:「その生徒たちは毎年、花や野菜を育てます。私は自分の学校で花を育てたいです。」主語には順にThe studentsとIを使い、「自分の学校で」はat my schoolで表してください。
- 最初の文に必要な情報を短文Bから探します。毎年育てているものは花と野菜であり、写真を撮った出来事とは分けて取り出します。
- 語り手のWeを、その生徒たちを紹介するThe studentsへ変えます。文章の外から説明するので、読み取った人物を改めて主語にします。
- 2文目は自分の希望として作ります。本文に庭があるからといって、自分の学校にも庭があるとは書きません。希望の内容は花を育てることで、場所を最後に加えます。
- 2文の役割を確認します。1文目は本文にある事実の紹介、2文目は課題で指定された自分の希望です。本文の書き手の希望を、そのまま自分の希望に置き換えて写していないかを見ます。
答え:The students grow flowers and vegetables every year. I want to grow flowers at my school.
訳:その生徒たちは毎年、花や野菜を育てます。私は自分の学校で花を育てたいです。
読解と英作文をつなぐときは、この「どこまでが本文の情報か」という境目が大切です。根拠を探す力と、自分の内容を作る力は一緒に使いますが、混ぜてはいけません。最初の文で迷ったら表の3〜4、2文目で迷ったら19を確かめます。
つまずきやすいところと直し方
誤り1 読める動詞をそのまま書いてしまう
× He play soccer on Sundays.
訳そうとした内容:彼は日曜日にサッカーをします。
どこが違うか:普段の習慣を表し、主語がHeなので、動詞はplaysにします。
○ He plays soccer on Sundays.
訳:彼は日曜日にサッカーをします。
読むときに意味が通じたことと、自分で正しい形を選べることは同じではありません。訂正のあとは、動詞だけを何度も写すのでなく、「主語はだれか」「普段の話か」を続けて答えてみます。過去の出来事を述べる場合にも同じ直し方を当てはめるのではなく、時から確かめ直します。
誤り2 日本語の順番のまま説明を足してしまう
× I have a bag blue.
訳そうとした内容:私は青いかばんを持っています。
どこが違うか:この文では色を表すblueを名詞bagの前に置きます。
○ I have a blue bag.
訳:私は青いかばんを持っています。
「英語は後ろから説明する」とだけ覚えると、このような短い説明まで後ろに置いてしまいます。色を表す1語の説明と、関係代名詞などでまとまった説明を付ける形を分けて扱います。長い文の読み方を覚えたあとも、短い語句の順番に戻って確かめることが必要です。
誤り3 本文の主語を自分の文に持ち込んでしまう
× Emma want to visit the garden.
訳そうとした内容:エマはその庭を訪れたいと思っています。
どこが違うか:主語がEmmaで現在の希望を述べるので、動詞はwantsにします。
○ Emma wants to visit the garden.
訳:エマはその庭を訪れたいと思っています。
上の訂正で文法の形は整いますが、短文Bの内容を答える文としては、さらに根拠の確認が必要です。短文Bはエマが写真を撮ったことを述べているだけで、エマが庭を訪れたいとは述べていません。正しい形の英文であっても、内容一致や本文に基づく英作文の答えになるとは限らないのです。
図3のように、書いた答えは「形」と「根拠」の2方向から調べ、両方を確かめてから提出する文にします。誤り1〜2では形の確認が中心でしたが、誤り3では形を直した後にも内容の確認が残ります。訳がそれらしく読めることだけを終点にしないようにしましょう。

ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。中学生コースのご説明/お問い合わせ
練習問題
3問とも、まず答えを書き、そのあとで文法の表から確かめたい項目を1つ選びます。すぐに正答できた場合も、なぜその順や形にしたかを短く説明してみましょう。説明するために、難しい用語を増やす必要はありません。
練習1 並べ替え
「私たちは昨日、その公園を訪れました」となるように、次の語をすべて1回ずつ使って並べます。先頭を大文字にし、最後にピリオドを付けてください。
語群:the / yesterday / visited / we / park
練習2 空所補充
空所にbecauseまたはbutを入れます。意味は「その本はおもしろいので、私は好きです」です。
I like the book ( ) it is interesting.
訳:その本はおもしろいので、私は好きです。
練習3 和文英訳
「エマは先週、その葉の写真を撮りました」を1文の英語にします。短文Bを根拠に、人物・行動・時をそろえてください。「その葉の写真」はa picture of the leafを使います。
答えと解説
練習1の答え:We visited the park yesterday.
訳:私たちは昨日、その公園を訪れました。
主語、動作、訪れた場所、時の順にまとめました。the parkは「その公園」というまとまりです。Yesterdayを文頭に置く順も可能ですが、ここでは文の中心を先に作りました。時を過去として読めなかった場合は表の10、まとまりを崩した場合は1や5を確かめます。
練習2の答え:I like the book because it is interesting.
訳:その本はおもしろいので、私は好きです。
空所の後は、その本が好きな理由です。前後を反対の内容として扱うbutではなく、理由を導くbecauseを入れます。itが指すのはその本であることも確認しましょう。つなぎの言葉で迷ったら表の18、itで迷ったら4に戻ります。
練習3の答え:Emma took a picture of the leaf last week.
訳:エマは先週、その葉の写真を撮りました。
短文Bでは、葉を見つけた出来事に続けて、エマがその写真を撮ったことが述べられています。その流れから、過去の動作と先週という時を対応させます。主語はエマ、撮ったものは写真、写真の対象は葉です。何の写真かを取り違えたら、動詞の形より先に短文Bのitの指す先を読み直します。
次の単元へのつながりと家庭での確かめ方
高校英語の読解・英作文30単元へ進むときも、中学で身につけた読み書きの動作は出発点になります。長い文では、主語と動詞の間や名詞の後ろに説明が増えても、中心を見失わないことが必要です。文章全体では、具体例をいくつも読んだあとに筆者の意見へ戻ることや、複数の情報を使って自分の答えを組み立てることにつながります。
準備として、まだ習っていない形を急いで暗記する必要はありません。短文Aで代名詞の指す先を追う練習は、長い文章で同じ話題を追う土台になります。短文Bで事実と自分の希望を分ける練習は、読んだ内容を受けて理由のある意見を書く準備になります。単元の数を進度の目安にするだけでなく、どの作業が自力でできるようになったかを見ましょう。
家庭では、次の2つを合わせて5分で試せます。新しい文章を毎回用意しなくても、このページの例文を使えます。
- 最初の2分は、短文Aの最初の2文を訳を隠して声に出します。そのあと、だれが・いつ・どこへ行ったかと、何をしたかったかを日本語で言います。言えない情報があれば、その情報のある文だけを読み直します。
- 残りの3分は、例題1の主語をI、時をafter dinnerに替えて1文書きます。入れ替えた語以外にも直す場所があるかを確かめ、最後に声に出します。
2つ目の確認例は次の文です。主語を変えたので、動詞の形も変わる点を見ます。
I study English after dinner.
訳:私は夕食後に英語を勉強します。
保護者の方は、お子さまの訳をすぐに直す前に、「その人だとわかったのはどの言葉からか」と根拠を尋ねてみてください。個別指導では、文章の内容で止まっているのか、1文の中心で止まっているのかを分け、必要なら主語と動詞だけの短い文まで戻って確かめます。正解した問題でも、根拠を説明できないときは、説明が抜けた場所を一緒にたどります。
まとめ
卒業アルバムの写真を英語で説明するとき、使うのは特別に長い表現とは限りません。だれが、いつ、何をしたのかを1文にし、次に理由や気持ちを足せば、伝えたい思い出に近づきます。その文を読む相手が同じ出来事を思い浮かべられるかまで確かめると、読解の視点も英作文に戻ってきます。
読めなかった文、書けなかった文は、復習の出発点を示しています。文法の名前を一つ増やすだけで終わらせず、その知識で読み取れることと書けることを確かめましょう。読むときに根拠をたどれ、書くときに主語と時を選べる1文が、高校英語へ渡る確かな足場です。
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。




