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都立高校のWeb出願のやり方—入力の期間、顔写真、中学校の承認、考査料の払い方|武蔵野個別指導塾

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顔写真は2026年10月1日以降に撮った正面の上半身が条件で、サイトで払う考査料2,200円は中学校の承認の後です。推薦は1月18日、第一次は2月4日の午後5時に入力も支払いも締まるので、8つの段は前倒しで進めましょう。

都立高校のWeb出願(都教委の資料での呼び名はインターネット出願)は、家庭が出願サイトに入力し、中学校が中身を確かめて承認し、そのあとで入学考査料を払うという順に進みます。調査書などの紙は中学校がまとめて郵送するので、Web出願で進めるかぎり、都内の中学校に通う生徒の家庭が高校へ封筒を送る段はありません。

段 すること 動く人 見落としやすい所
1 メールアドレスをユーザIDにして登録 家庭 出願サイトからのメールを受け取れる設定
2 顔写真のデータを登録 家庭 2026年10月1日以降に撮った、正面・上半身・脱帽の写真
3 志願者と試験の情報を入力 家庭 合否照会用パスワードの控え
4 一時保存して先生に伝える 生徒 伝えるまで承認は始まらない
5 出願の承認 中学校 承認メールが届くまで支払いの画面に進めない
6 入学考査料2,200円を払う 家庭 サイトで払えば決済の手数料はかからない
7 調査書などを郵送 中学校 本人が用意する紙は早めに先生へ渡す
8 受検票をダウンロードして印刷 家庭 得点の開示を求めるときにも使うので捨てない

入力の受付は2026年12月18日(金)に開きます。閉まるのは推薦が2027年1月18日(月)、第一次募集が2月4日(木)で、どちらも午後5時です。考査料の支払いの期限も、この入力の締めと同じ時刻に置かれています。

よくあるのは、12月18日の夜、親のスマホで顔写真を撮り直す中3という場面です。リビングの白い壁の前に立ち、1枚目は前髪が眉にかかり、2枚目は天井の明かりで鼻の横に影が落ちる。3枚目でようやく母親がうなずき、本人は「これで出願は終わり?」と聞きます。終わっていません。写真は8つの段の2つ目で、その先に入力と一時保存、先生への一言、承認メール、支払いが続きます。しかも承認を出すのは家庭ではなく中学校なので、家庭の手では縮められない待ちの段が1つ挟まります。

入力の前に家で揃える3つ—受け取れるメールアドレス、顔写真、控えの紙

出願サイトの入口は、志望する都立高校ごとに別々に用意されます。都教委の令和9年度の募集案内によると、入口の住所は12月上旬に各都立高校と都教委のホームページに載り、入力の細かい手引きも12月頃に都教委のホームページへ出る予定です。仕組みには miraicompass が使われると案内されています。最初に開いた画面の上に、受ける学校の名前が出ているかを見てください。入口を取り違えたまま入力を進めると、その後の段が全部ずれます。

1つ目はメールアドレスです。ユーザIDはメールアドレスそのもので、登録するとすぐ6桁の確認コードがメールで届き、それを打ち込んでから志願者の氏名(カナ)とパスワードを決めます。この先、中学校の承認が済んだ知らせも、手続きと支払いが終わった知らせも同じアドレスに届きます。携帯電話の会社のメールは、知らない送り主からのメールを迷惑メールとして弾く設定になっていることがあるので、出願サイトからのメールを受け取れるよう設定を見直しておきます。塾では、3月の合格発表まで保護者が毎日開くアドレスを1つ決めるよう勧めています。

2つ目は顔写真です。形式はJPEGかPNG、写すのは正面を向いた上半身で、帽子はかぶらず、2026年10月1日(木)以降に撮ったものという決まりです。撮ったデータをパソコンやタブレット、スマートフォンに保存し、マイページの写真の登録から取り込んで、画面の指示に合わせて大きさを整えます。肌をなめらかにする加工や、背景を塗り替える加工は避けてください。中学校長は、入力された内容だけでなく添付された写真が本人のものかどうかも確かめてから承認するので、見比べて迷わせない写真であることがいちばん大事です。

3つ目は控えの紙です。登録したメールアドレス、出願サイトのパスワード、次の段で決める合否照会用のパスワードを、受験の書類を入れるファイルの中の1枚に書いておきます。図1のように、8つの段のうち中学校が手を動かすのは5段目の承認と7段目の郵送で、残りは家庭の手元で進みます。手元で進む段ほど、家族の誰が何を覚えているかが散らばりやすいので、紙に寄せておきます。

図1 Web出願の8段と、家庭と中学校のどちらが動くか

入力から一時保存、中学校の承認まで—「入力できました」を先生に伝える日

写真の登録が済んだらマイページに戻り、新しい申し込みを始めます。プルダウンで入試区分を選び、画面の「お知らせ」を読んでから、志願者と保護者の情報を入れていきます。氏名、生年月日、中学校名、保護者の氏名、今の住所などで、必須と表示された欄は空けられません。

名前の漢字が入力の段階ではねられることがあります。たとえば名字の「髙」が受け付けられないときは、いったん「高」のような簡単な字体で入れ、「本サイトに入力できない文字の有無」の項目で「あり」を選び、その下の欄に住民票のとおりの漢字を入れます。要綱には、願書と調査書などで名前の字がそろわないとき中学校長がその旨を書き添える決まりもあるので、字が入らなかったことは先生にも一言伝えておきます。

この段で、合否照会用のパスワードを自分で決めます。合格発表の日に合否照会サイトを開くと、受検番号とこのパスワードの2つを求められます。発表の朝に家族の誰も思い出せない、という事態を防ぐのが前の節の控えの紙です。照会サイトの結果は一定の期間を過ぎると見られなくなるので、発表の日は画面を印刷するなどして残してください。

試験を選ぶ画面では、プルダウンで試験を選んだあと、横の選択ボタンを押すところまでが1つの操作です。案内も、選んだあとに必ず選択ボタンを押すよう念を押しています。入力の途中には、都立高校から中学校へ検査の得点を送ってよいかを尋ねる同意の欄もあります。任意の欄で、同意すると、中学校へ送られる選抜用評定等確認表には、評定のほか各検査の得点も載ります。

全部入れたら一時保存です。都内の中学校に通う生徒は、ここで中学校の先生に「入力が終わりました」と伝えます。伝えないかぎり、5段目の承認は始まりません。中学校長は、入力の中身と写真が本人のものであることと、その都立高校を受ける資格があることを確かめ、中学校用の管理の画面で承認を登録します。承認されると、登録したアドレスに出願承認メールが届きます。都外の中学校に通う人や中学校に在学していない人には、この承認の段がありません。

伝える日は、家庭で決めて手帳に書いてください。中学校から入力を終える目安の日が配られていれば、その日が家庭の締めです。目安の日が示されていなければ、推薦を受ける生徒には、12月18日(金)に受付が開いたその週末のうちに一時保存まで済ませるよう勧めています。第一次募集だけを受ける生徒は締めまでの日数が長いぶん、中学校の進め方に合わせて構いません。承認がいつ下りるかは中学校の動きによるので、家庭の側で前に寄せられるのは、伝える日だけです。

入学考査料2,200円の払い方—承認メールの前にできることと、できないこと

全日制の入学考査料は2,200円です。承認メールが届くと、出願サイトで支払いの手続きに進めるようになります。払い方は次の4つから選びます。

出願サイトの上で払う3つの方法は、決済の手数料がかかりません。金額はどの方法でも同じなので、決め手は「誰が、どこで、いつ払えるか」です。

図2のように、出願サイトの上で払う3つの方法は、承認の線より右側でしか使えません。納付書だけは、窓口で払うこと自体は承認の前でもできますが、領収証書の写真を上げられるのは承認のあとです。ですから窓口が開いている時間に行けるのが承認の前の日しかない家庭は、先に払っておき、承認メールが来た夜に写真を上げる順で組めます。納付書で払った場合、領収証書は入学の手続きが終わるまでなくさないでください。

図2 考査料の払い方と、中学校の承認の前後でできること

締めは入力の締めと同じです。推薦なら1月18日(月)、第一次募集なら2月4日(木)の、それぞれ午後5時。入力と支払いが両方済むと、出願サイトから申込受付完了メールが届きます。このメールが来るまでは、出願が終わったとは数えません。

考査料が2回になる場面が2つあります。たとえば同じ学校の文化・スポーツ等特別推薦と一般推薦を同時に出すなら、要綱は両方に考査料を求めているので、2,200円が2回で4,400円です。もう1つは推薦のあとに第一次募集へ出す場合で、第一次募集の出願書類にも考査料2,200円が並んでいます。推薦に届かなかったあとの第一次への出し方は、同じ特集の別の1本で扱います。

入学料の5,650円は考査料とは別物で、合格したあとの話です。合格発表のときに渡される納入通知書を使い、発表の翌日から数えて5日以内に金融機関などで納めます。5日目が土・日・祝日なら金融機関の翌営業日までで、令和9年度は推薦が2月8日(月)、第一次募集が3月8日(月)が期限です。出願の画面で払うお金は考査料だけ、と覚えておけば取り違えません。

申込が済んだあとに見る所—誤りの直し方、願書のPDF、受検票の印刷

申込が通ったかどうかは、マイページの出願状況で見られます。都内の中学校に通う生徒なら、中学校の側でも生徒ごとの出願の状況を確かめられるので、画面を見てもわからないときは先生に聞くのがいちばん早い方法です。

入力の誤りに気づいたときは、申込が完了する前かあとかで、直し方が変わります。完了の前なら、自分で画面に戻って直せます。完了したあとは、志願者の側からは直せません。中学校の先生に誤りがあることを伝え、中学校から高校へ連絡してもらいます。都外の中学校に通う人や中学校に在学していない人は、志願先の高校へ直接連絡します。要綱にも、願書を出したあとの入力内容の変更は認めないと書かれています。一時保存の前に、家族のもう1人が画面を読み上げて照らし合わせる時間を5分だけ取ってください。

申込のあと、マイページから入学願書のPDFを出せるようになります。これは出願の中身を確かめるためのもので、印刷する必要も、どこかへ出す必要もありません。中学校と都立高校は、管理の画面で同じ中身を見ています。

紙で用意する物は、PDFではなく郵送の書類の方です。調査書などは中学校が都立高校へ郵送し、高校に着いていなければならない期間は、推薦が1月8日(金)から1月18日(月)まで、第一次募集が1月29日(金)から2月4日(木)までです。面接のある学校を受けるときの自己PRカードのように、本人が用意する紙は、中学校が封をする日より前に先生へ渡しておきます。

都立高校が書類を確かめて不備がなければ、マイページから受検票をダウンロードできるようになります。発行の予定は、推薦が1月22日(金)頃、第一次募集が2月15日(月)頃です。できるだけ鮮明に印刷し、家にプリンターがなければコンビニエンスストアなどでも印刷できます。受検番号が刷られていることを確かめ、切り取り線で切って、検査の当日に持っていきます。受検票は検査のあとも捨てません。得点や答案の開示を求めるときに使うからです。

ネットでは出さない場面—紙の願書、持参、第二次募集と志願変更

Web出願が使われるのは、推薦と第一次募集・分割前期募集など一部の入試です。第二次募集や分割後期募集は、出願の日に書類を窓口へ持っていく形で、インターネットは使いません。島しょの学校などの例外を除けば郵送での提出も認められていないので、第一次の結果のあとに第二次へ回るときは、出願サイトではなく窓口に紙を持参する、と覚えておきます。

やむを得ない事情でネットから出せないときは、紙の入学願書を使います。考査料は所定の納付書で払い、領収証書を願書の裏に貼って、ほかの書類と一緒に郵送します。この場合は受検票も紙で渡され、合否照会サイトで使うパスワードは志願する高校から知らされます。どの手順で進めるかは、中学校の先生を通じて志願先の高校に確かめるのが先です。郵送が期間内に間に合いそうにないときも、高校に連絡したうえで持参が認められています。

志願変更は、第一次募集では2月10日(水)に願書を取り下げ、2月12日(金)に出し直す手続きです。取り下げの側は紙で、志願変更願を書いて在学する中学校長の確認を受け、10日の午前9時から午後3時までの間に、最初に出願した高校へ持っていきます。出し直すときは、変更先の都立高校の出願サイトで改めて入力します。このときは中学校の承認の段がありません。取り下げの日に返してもらった調査書などは封を開けずにそのまま、変更先が面接のある学校なら新しく作った自己PRカードも添えて、変更先の窓口へ出します。受検票は変更先の出願サイトから出し直し、取り下げた学校へ戻すことはできません。変えるかどうかの決め方は、同じ特集の別の1本で扱います。

よくある質問

保護者のメールアドレスで登録してもよいですか

都教委の案内が求めているのは、メールアドレスをユーザIDにすることと、出願サイトからのメールを受け取れるようにしておくことです。誰のアドレスにするかの決まりは案内に書かれていないので、家庭で決めて構いません。承認と申込の完了という大事な知らせが2通届くので、試験の前にお子さまのスマートフォンを家で預かっているなら、保護者のアドレスにしておく方が見落としが減ります。

顔写真はスマートフォンで撮ったものでよいですか

案内の手順そのものが、写真のデータをパソコンやタブレット、スマートフォンに保存して取り込む形になっています。守るのは、JPEGかPNGであること、正面・上半身・脱帽であること、2026年10月1日以降に撮ったことの3つです。家で撮るなら、明るい窓の近くで、胸のあたりまで入る距離から、無地の壁を背にして撮ってください。

入学願書のPDFは印刷して中学校に出すのですか

出さなくてよい紙です。中学校も都立高校も、管理の画面で同じ中身を確かめられます。印刷が要るのは受検票の方で、こちらは検査の日に持っていくので、ダウンロードできるようになったら早めに刷っておきます。

申込が本当に済んだのか不安です

まず、申込受付完了メールが届いているかを見ます。届いていなければ、マイページの出願状況を開きます。それでもわからないときは、中学校の先生に聞いてください。中学校の側でも生徒の出願の状況を確かめられます。

確かめる順番

今週のうちに、次の順で家の机に並べてください。入力の受付が開く12月18日(金)の夜に、手が止まらないようにするための準備です。

  1. 中学校から配られた出願の予定のプリント。校内で入力を終える目安の日と、一時保存のあとに誰へ伝えるか(担任か進路の先生か)を書き込みます。
  2. 都教委の「令和9年度東京都立高等学校募集案内」のうち「インターネットを活用した出願について」の頁。最後のチェックリストを印刷し、1段ずつ鉛筆で印を付けられるようにします。
  3. 受け取るメールアドレス。迷惑メールの設定を見直し、家族の誰が見るかを決めます。
  4. 住民票の写しなど、名前の漢字がわかる紙。出願サイトで入らない字がありそうかを見ておきます。
  5. 顔写真のデータ。10月1日より前の写真なら撮り直します。
  6. 考査料の払い方。納付書にするなら、窓口へ行ける人と、領収証書をしまう場所を決めます。
  7. 受検票を印刷する機械。家のプリンターのインクと紙、または近くのコンビニエンスストア。

図3のように、推薦と第一次募集は入力の始まりが同じ12月18日で、締めと書類の期間と受検票の時期だけがずれています。推薦を受けるなら、年末年始をまたいで1月18日(月)の午後5時が先に来る、というのが家庭の暦の上でいちばん大きな山です。12月上旬になったら、志望校の出願サイトの入口が載ったかを、学校と都教委のホームページで確かめます。

図3 推薦と第一次募集の入力と書類の期間、受検票の時期

個別指導で確かめること

出願の操作そのものは家庭と中学校の間で進めるものなので、塾で確かめるのは操作の前と後、つまり入力に入る前の準備と、刷った受検票に書かれた集合の時刻と会場の読み取りです。個別の時間の最後に、受ける入試区分と学校名、一時保存を先生に伝える日、考査料を払う日をお子さまの手帳へ一緒に書き入れます。面接のある学校を受けるなら、自己PRカードの下書きを先生に渡す日から逆算し、志望校の「本校の期待する生徒の姿」を読み直すところまで戻ります。

まとめ

顔写真を撮り直した夜は、8つの段の2段目にすぎません。写真も入力も家庭の手の内にありますが、承認の1段だけは中学校の手の内にあります。一時保存を先生に伝える日を家庭で先に決め、承認メールが届いたその夜に考査料を払い、申込受付完了メールを見てから眠る。締めの日の午後5時は、その順番を守った家庭にとって、壁の暦に書いてあるだけの、ただの数字に戻ります。

読んで終わりにするか、ここから変えるか。

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