冬期講習 2026-2027、募集中。総復習は売りません。90分×完全1対1で、穴だけを塞ぎます 詳しく →
電話 0422-27-7828チャットで質問無料相談を予約

武蔵野個別指導塾の特徴

IELTS対策—セクションごとの準備と時間の使い方|武蔵野個別指導塾

学習のイメージ写真 武蔵野個別指導塾
X LINE Facebook

日本のIELTSはコンピューター版に移り、紙の時代の10分の転記時間はありません。リスニングの打ち方、1本20分の読み方、Task 2に40分を割く理由まで、4技能の準備をつかめます。

IELTS対策は、4技能それぞれの時間の使い方を決めるところから始めます。日本国内のペーパー版は2026年8月までに順次終わり、いまはリスニング、リーディング、ライティングを画面で受けます。紙の答案を前提にした準備は、今日で手放してください。

技能 形 時間 準備の要
リスニング 4パート40問 約30分 1回だけの音声を聞きながら、正しいつづりで打つ
リーディング 3本40問 60分 1本20分で区切り、Not Given を見分ける
ライティング 2題 60分 Task 1に20分、重みが2倍のTask 2に40分
スピーキング 3パート 11〜14分 1分で組み立てて2分話す練習を、録音で直す

よくあるのは、初めての模試の翌朝、台所のテーブルで採点画面を開いたまま朝食が冷めていく、という場面です。リスニングは40問中21問、リーディングは17問。ライティングのTask 2は、時間切れのところで文が途中で止まっています。どこから手をつけるか決められず、また単語帳を開いてしまう。困るのは点の低さより、その数字を来週の練習に変換できないことです。

休憩のない数時間を、画面の前で受ける

IELTSにはAcademicとGeneral Trainingがあり、リスニングとスピーキングは共通、リーディングとライティングが別の問題です。進学が目的ならAcademicが入口になりますが、どちらを求められているかは受け入れ先の案内で確かめてください。以下の時間と語数はAcademicのものです。

図1 4技能の時間と問題数を長さで比べた棒

図1のように、リーディングとライティングはどちらも60分で、リスニングの約2倍あります。スピーキングは最も短いものの、試験官と1対1で話す形なので、ごまかしが利きません。棒の長さをそのまま練習時間にする必要はありませんが、本番の負担がどこに偏っているかは、この図で見えてきます。

英検協会の案内では、試験中に休憩はありません。お手洗いには行けますが、その間も試験は進み、解答時間は延びません。リスニングの最中と、リーディング、ライティングの終了10分前は退室もできません。協会のテストセンターの時間割の一例(目安)は、午前9時から12時15分までがコンピューターの3技能で、スピーキングは同じ日の別の時間帯です。時間帯は申込のときに選びます。

ここから、準備の条件が2つ決まります。1つは、3技能を通して解く練習を入れることです。約30分と60分と60分で、合計はおよそ2時間半になります。1つずつなら解けても、通しで受けると最後の1題で崩れることがあります。もう1つは、道具に慣れることです。協会の案内では、キーボードは標準が日本語配列で、US配列は開始前に頼めば使えますが、始まってからは変えられません。メモの用紙と筆記具は会場が用意し、自分の物は持ち込めません。ふだんと違う配列で打つ可能性があるなら、一度は試しておくと当日の手が止まりません。

リスニングは、聞きながら打つ

リスニングは4パートで各10問、合計40問です。Part 1は2人の日常の会話、Part 2は1人の日常の話、Part 3は教育や研修の場面での話し合い、Part 4は1人の学術的な講義です。話者の発音はイギリス、オーストラリア、ニュージーランド、北米にわたります。音声は1回だけで、問題は音声と同じ順番で進みます。

古い解説で見かける「最後に10分の転記時間がある」は、紙の試験の話です。コンピューター版では聞きながら画面に打ち、最後に見直せるのは約2分です。聞いたそばから打つ動作そのものが、練習の対象になります。

準備は3段に分けます。第1段は、固有名詞と数字の書き取りです。人名、通りの名、電話番号、日付を、音声を止めずに打ちます。つづりを誤った答えや、指定の語数を超えた答えは誤りとして扱われるので、音が取れただけでは1点になりません。第2段は、時間どおりの通し解きです。迷った問題に留まると次の問題の音声を失います。問題は音声の順に並んでいるので、1問を捨てて次の設問に目を移す判断も練習します。誤答に減点はないため、空欄は残さないでください。

第3段は、見直しの分類です。誤答ごとに、音が取れなかった、語を知らなかった、設問を読むのが遅れた、打ち間違えた、のどれかを書きます。音が取れなかった問題は、書き起こしを見ながら同じ速さで声に出して重ねます。語を知らなかった問題は語彙の練習へ回します。分類をせずに同じ音声を聞き直すと、答えを覚えて点が上がっただけの状態になります。パートごとに誤答を数えれば、日常の場面と学術の場面のどちらで崩れているかも見えてきます。

リーディングは、1本20分で区切る

Academicのリーディングは3本の文章で合計2,150〜2,750語、40問を60分で解きます。転記の時間はありません。書籍、雑誌、新聞、学術誌などから取られ、少なくとも1本は込み入った論理の文章が入ります。

計算してみます。2,750語を1分120語の速さで1回読むと、約23分かかります。残りは37分で、40問なら1問1分足らずです。全文を丁寧に読んでから解く進め方は、速く読める人でも余裕がありません。だから先に区切りを決めます。1本20分で次へ移る。この線を守るだけで、3本目が手つかずで終わる事故を防げます。

問題の型は11種類あり、見出しの組み合わせ、文の穴埋め、短い記述などが並びます。手強いのは正誤の判定です。事実を問うのが True / False / Not Given で、筆者の見解を問うのが Yes / No / Not Given です。本文と同じならTrue、本文と反対ならFalse、本文から判断できないならNot Givenです。常識として正しいかどうかは聞かれていません。

練習は順番を決めて進めます。最初の2週間は時間を気にせず、1本を精読して、設問が本文のどの文を言いかえたものかを線で結びます。正誤の根拠を本文の1文で指せるようになることが目的です。次に1本20分のタイマーをかけ、終わらなくても次へ移ります。最後に3本60分で通します。画面では本文に色を付けたりメモを残したりできるので、家で紙に印刷して解くだけでなく、画面で読む練習も混ぜてください。

語彙は、解き終えた文章から拾うと定着しやすくなります。言いかえに気づけなかった語を10個選び、本文の文ごと控えて翌日に読み返します。語だけを並べた一覧より、誤答の理由と結びついた語のほうが次の文章で目に留まります。

ライティングは、Task 2から時間を決める

ライティングは60分で2題です。Task 1はグラフや表、図の内容を150語以上で説明し、Task 2は意見や問題について250語以上で論じます。どちらも箇条書きは使えず、完全な文で書きます。

図2 60分をTask 1に20分、Task 2に40分で分ける配分

図2のように、案内の時間配分は20分と40分で、Task 2の得点の重みはTask 1の2倍です。時間と重みが同じ比になっているので、Task 1に手間取ってTask 2を削る解き方は、最も損をします。試験の中でどちらから書くかを迷うなら、先に時計を決めてください。

時間の中身も割っておきます。Task 2は構成に5分、入力に30分、見直しに5分とすると、250語を30分で打つには1分に約8語が要ります。Task 1は図表を読むのに3分、入力に15分、見直しに2分で、150語なら1分に10語です。英文を5分間打って語数を数えれば、自分の速さがわかります。この速さに届かないなら、内容を直す前に、打つ練習が先です。画面の左下に語数が出るので、本番で数え直す必要はありません。

Task 1では、数字を順に読み上げるのではなく、最大と最小、変化の向き、目立つ差を先に選びます。Task 2では、問いに正面から答える文を最初に置き、理由と具体例で段落を作ります。覚えた決まり文句を並べても、問いに答えていなければ評価の軸から外れます。

採点は4つの基準で行われます。問いに適切に答えているか、一貫性とつながりがあるか、語彙、文法です。自分の答案を自分で採点するのは難しいので、見てくれる人がいるなら基準ごとに指摘をもらい、同じ誤りを3つ選んで次の答案で直します。1枚に赤を増やすより、次の1枚で同じ誤りが消えるかを見てください。

スピーキングは、1分の準備を練習する

スピーキングは試験官との対面で、11〜14分、会話は録音されます。Part 1は4〜5分で、家族や仕事、勉強、興味など身近な話題です。Part 2は課題のカードを受け取り、鉛筆と紙で1分準備して2分話します。そのあと試験官が1、2問たずねることがあります。Part 3は4〜5分で、Part 2の話題をより一般的で抽象的な問題へ広げます。

差が出やすいのはPart 2の1分です。英文を書く時間はありません。話の順番を示す語を4つほど紙に書き、最初の一文だけ頭の中で決めます。よく歩く道、大事にしている物、最近変えた習慣など、手持ちの話題を何本か用意しておくと、カードの題に寄せて話を始められます。

練習はスマートフォンの録音で足ります。カードの題を自分で作り、1分で準備して2分話し、聞き返して、止まった箇所と言い直した箇所を書き出します。その部分だけ言い方を決めて、もう一度話します。Part 3の練習では、答えに理由と例を付け、さらに逆の立場の人なら何と言うかを一言足します。抽象的な問いほど、具体例に戻れる人の話は崩れません。

基準は流暢さと一貫性、語彙力、文法力、発音の4つです。早口になることと流暢さは別物です。止まる回数を減らし、話のつながりが聞き手に伝わる速さで話してください。

例題で確かめる

形式だけをまねた自作の問題です。本番の問題ではありません。

問1(リスニングの形)次の会話を聞いたとして、空欄を1語または数字1つで答えてください。本番は音声だけで、文字は出ません。

Surname: ( ) / Class date: ( ) May

答えは Hartley と 27 です。先に聞こえる 8 は満席で断られた日で、答えではありません。この型は最初の数字に飛びつくと落とします。Hartley はつづりを1字でも誤ると得点になりません。

問2(リーディングの形)次の本文について、3つの文を True / False / Not Given で判定してください。

The town library opened a night reading room in 2019. Visitor numbers rose in its first year, mainly among students, and the council later extended weekday opening hours.

  1. The night reading room opened in 2019.
  2. Fewer students came to the library after the room opened.
  3. The council paid for new furniture in the room.

答えは 1 が True、2 が False、3 が Not Given です。2 は、学生を中心に来館者が増えたという本文と反対です。3 は、議会が開館時間を延ばしたとは書かれていますが、家具の費用には触れていません。ありそうな話でも、本文に書かれていなければ Not Given です。

問3(ライティングの形)次の2文を、変化が伝わる1文に直してください。

In 2014, sales were 18 units. In 2024, sales were 54 units.

解答の例は Sales tripled from 18 units in 2014 to 54 units in 2024. です。54は18の3倍です。数字を並べた文が、動詞 tripled を使うことで比較の文に変わります。Task 1で求められるのは、こうした変化の説明です。

まちがえやすいところ

正答数とバンドの関係を固定の表だと思うのは、典型的な読み違いです。

図3 リスニングとリーディングの正答数とバンドの目安

図3は公式の案内にある平均的な目安で、リスニングはバンド5が16問、6が23問、7が30問、8が35問、Academicのリーディングは5が15問で、残りは同じです。必要な正答数は問題の版によって少し変わります。家で解いた問題の点を図3に当てても、わかるのはおおよその位置だけで、本番のスコアの予想にはなりません。General Trainingのリーディングは同じ23問でバンド5なので、Academicの目安をそのまま使うこともできません。

総合のバンドを4技能の合計と読むのも誤りです。総合は4技能の平均を0.5刻みに丸めた値で、公式の例では平均6.25が6.5に、6.125が6.0になります。どの技能も重みは同じです。ですから、すでに得意な技能だけを磨いても、苦手な技能を放っておけば、提出先の技能ごとの条件で止まることがあります。一方で丸めがあるため、0.5の上積みが総合の数字に現れない場合もあります。

語数の読み違いも目につきます。Task 1の150語、Task 2の250語は下限です。ただし語数を埋めれば点が付くわけではなく、問いへの答えと論理の筋が基準に入っています。

最後は試験の種類です。受け入れ先によってAcademic、General Training、英国ビザ申請用のIELTS for UKVIの指定が違います。英検協会は、選択は受験者の責任で、誤って申し込んだ場合の変更や返金はできないと案内しています。申し込む前に、提出先の案内で種類の名前を確かめてください。

よくある質問

目標のバンドはいくつに置けばよいですか

受け入れ先の案内にある数字から逆算します。条件は機関ごとに違うので、一般的な数字を目標にしても意味がありません。総合のバンドだけでなく、技能ごとの下限が書かれていないかも読んでください。

結果はいつ出て、いつまで使えますか

英検協会の案内では、コンピューター版の結果は通常、試験日から1〜5日後に見られます。成績証明書の有効期間は試験日から2年です。提出の方法は受け入れ先によって異なるので、形式も合わせて確かめてください。

1つの技能だけ受け直せますか

One Skill Retakeという制度があり、初回の試験日から60日以内に1技能だけ受け直せます。英検協会のテストセンターでの受験料は19,250円(税込)で、4技能のコンピューター版は29,700円(税込・2026年9月1日以降の申込分)です。ただし受け入れ先によっては認められないことがあるので、申し込む前に確かめてください。

今週の進め方

今日は模試のリスニングとリーディングの誤答を、理由ごとに分類します。明日からは毎日、固有名詞と数字の書き取りを10分、1本20分の読解を1本、Part 2の録音を1題。週の後半にTask 2を1枚、時間を計って打ち、週末に3技能を通して解きます。個別指導では、Task 2の誤りが同じ文法に集まるとき、時制や関係詞など高校の単元まで戻って、次の答案で同じ箇所が直るかを確かめます。

まとめ

打つ、区切る、時計を決める、1分で組み立てる。4技能に求められる動作はそれぞれ違い、どれも時間を計って繰り返した分だけ手に残ります。正答数もバンドも、次にどの動作を練習するかを選ぶための材料として読んでください。模試の翌朝に開いた画面の数字は判決ではなく、来週の時間割の下書きです。

読んで終わりにするか、ここから変えるか。

武蔵境駅徒歩30秒、講師1人に生徒1人の完全1対1。授業のあいだ、先生は隣を離れません。いまの詰まりを、無料相談でそのまま話してください。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。

チャットで質問チャット
無料相談を予約する 電話 0422-27-7828