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【中学英語 読解】代名詞の指す先を図解で総まとめ—he she it they・this that・所有を表す語|武蔵野個別指導塾

【中学英語 読解】代名詞の指す先を図解で総まとめ—he she it they・this that・所有を表す語のアイキャッチ 武蔵野個別指導塾
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代名詞から指す先へ戻る矢印の図と、空所補充・並べ替え・和文英訳で読み方を練習します。2本の短い英文を使い、単数と複数、持ち主、天気や時刻のitを区別する手順を確かめましょう。

よくあるのは、通学電車の窓に映る手元の英文を目で追い、単語の意味はわかるのに、heとitが出たところで「今、だれが何を持っているのだろう」と読み直す場面です。前の文には兄と妹、本と写真が登場しています。それぞれを「彼」「それ」と訳しただけでは、頭の中で人物と物がつながらず、話の続きがぼやけてしまいます。

そんなときは、もう一度最初から全部を訳すより、代名詞の指す先を1つずつ確かめましょう。指す先とは、その語が文中で受けている人や物、内容のことです。短い語に具体的な名前を戻すと、「妹が本を開く」「兄が写真について話す」という出来事が見えてきます。

ただし、直前の名詞に線を引けば必ず正解になるわけではありません。数が合うか、動作の内容に合うか、そもそも何かを指しているitなのかを見ます。この読み方を身につけると、長文の中で人物が入れ替わっても、だれの持ち物なのか、何について説明しているのかを自分の言葉で説明できるようになります。

この単元で身につけること

時を表す言葉で場面の順をつかむ学習に続き、今度はその場面に出てくる人や物をつなぎます。「いつの話か」と「だれの話か」がそろうと、短い文が並んだ文章も、ばらばらな情報ではなく一続きの話として読めます。

基本の考え方

名前を戻してから、文の意味を確かめます

代名詞は、人や物などを名前の代わりに表す語です。ここでは形の暗記を長く続けず、実際の文に名前を戻して、意味がつながるかを見る練習をします。

Ken has a little brother.

訳:ケンには幼い弟がいます。

He likes picture books.

訳:その弟は絵本が好きです。

この2文だけなら、Heはケンを指す可能性も弟を指す可能性もあります。上の訳は弟を指す読み方を選んでいますが、本文に追加の手がかりがなければ1つには決まりません。名前の印象や「近いほうだろう」という推測だけで断定せず、続きの文や設問の条件を確かめます。答えを選ぶ問題では、指す先を決める根拠が文章のどこにあるかまで見ることが必要です。

次の組では、動作の内容が手がかりになります。

Yuki has a small bag.

訳:ユキは小さなかばんを持っています。

It is under the desk.

訳:そのかばんは机の下にあります。

Itはa small bagを受けています。「机の下にあるもの」を考えると、人物ではなく、かばんの位置を説明する文だと読めます。指す先を日本語で答えるなら「小さなかばん」、本文の英語を抜き出すならa small bagです。設問が英語を求めているか日本語を求めているかで答え方は変わりますが、頭の中で特定する物は同じです。

Tom has two pencils.

訳:トムは鉛筆を2本持っています。

They are on the table.

訳:その鉛筆はテーブルの上にあります。

Theyは人だけを表す語ではありません。ここではtwo pencilsという複数の物を受けるため、「彼ら」より「その鉛筆」と戻したほうが、位置の説明だとすぐにつかめます。図1のように、矢印は代名詞から指す先へ戻して引きます。上の組は1つのかばん、下の組は2本の鉛筆なので、矢印の先にある物の数も違っています。

図1 単数と複数を手がかりに代名詞から指す先へ戻る

図1の線は「右の語が左の語を受ける」という意味です。紙面での距離そのものが根拠なのではなく、数と文の内容を確かめた結果を線にしています。長文でも、すべての名詞を囲む必要はありません。迷った代名詞だけに印をつけ、候補を絞ったあとで線を足すと、書き込みが増えすぎません。

短い英文で、人と物を別々に追います

次の英文は、兄妹が電車の中で本を読む話です。最初は日本語訳を見ず、He、She、it、themが現れた場所で、頭の中に具体的な人物や物を置いて読んでみましょう。

Ken and his sister Yuki were on a train one morning. Ken had a book about birds. He gave it to Yuki. She opened the book and looked at the pictures. They showed birds in a park. Yuki asked Ken about them. He knew the names of two birds. Then Yuki looked out of the window. Two children were near the station. They had a red ball. Ken and Yuki watched the children until the train left the station.

訳:ある朝、ケンと妹のユキは電車に乗っていました。ケンは鳥についての本を持っていました。ケンはその本をユキに渡しました。ユキは本を開いて、写真を見ました。その写真には公園の鳥が写っていました。ユキはその鳥についてケンに尋ねました。ケンは2種類の鳥の名前を知っていました。それからユキは窓の外を見ました。駅の近くに2人の子どもがいました。その子どもたちは赤いボールを持っていました。電車が駅を出るまで、ケンとユキはその子どもたちを見ていました。

最初のHeはKen、itはa book about birdsを受けます。本を渡す側がケン、受け取る側がユキという関係を見てから、次のSheがYukiを受けると確かめます。「彼がそれを彼女に」と置いたまま先へ進むより、「ケンが本をユキに」と読み直すほうが、その後に本を開く動作までつながります。

最初のTheyはthe picturesです。その直前には本も出ていますが、bookは1冊なので複数のTheyには合いません。また、「鳥を写している」という内容は写真の説明です。数の条件と意味の条件の両方から、写真だと判断できます。

一方、themは直前の文のbirds in a parkを受ける読みが、その後の「鳥の名前を知っていた」という文で支えられます。複数というだけならpicturesも候補ですが、後ろまで読んで何について質問したのかを確かめます。「前へ戻る」だけで解けないときは、すぐ後ろの文を1文読むことも手順に入れましょう。

最後のTheyはTwo childrenを受けています。同じTheyが2回出ても、同じ物を指すとは限りません。話題が車内の写真から窓の外の子どもたちへ移ったことに合わせて、指す先も更新します。代名詞ごとに確かめる習慣が、人物と物の取り違えを防ぎます。

所有の語と、内容を受ける語を読み分けます

Emma is looking for her notebook.

訳:エマは自分のノートを探しています。

The blue notebook is hers.

訳:その青いノートはエマのものです。

her notebookでは、herのすぐ後ろに持ち物の名前があります。hersはそれだけで「彼女のもの」という意味を表す所有代名詞で、この文では「エマのノート」に当たります。読解ではherを見たら「だれの」、notebookを見たら「何を」と分けると、持ち主と持ち物を混同しません。なお、herは動詞などの後ろで「彼女を・彼女に」を表す場合もあるため、語だけでなく置かれた位置を見ます。

I called her after lunch.

訳:私は昼食後に彼女に電話しました。

ここではherの後ろに持ち物の名詞がなく、電話の相手を示しています。この1文だけではherがだれかは決まりません。文章中でそれまでに紹介された相手を確かめる必要があります。また、hisは「彼の」と「彼のもの」の両方に使う形です。語尾だけで判定せず、後ろに名詞があるかどうかまで見ましょう。

Yuki helped her brother with his homework.

訳:ユキは兄の宿題を手伝いました。

This made him happy.

訳:ユキが宿題を手伝ったことは、兄を喜ばせました。

Thisはbrotherという1語ではなく、前の文の「ユキが兄の宿題を手伝ったこと」を受けています。himはher brotherです。Thisに無理に近くの名詞を当てはめると、「宿題が兄を喜ばせた」と出来事を狭めてしまいます。「何が喜ばせたのか」と動詞から問い直すと、前の文全体を受ける読み方に気づけます。

Tom found my pen under a chair.

訳:トムは椅子の下で私のペンを見つけました。

That was helpful.

訳:トムがペンを見つけてくれたことは助かりました。

このThatも、見つけてくれたという出来事を受けています。ただしthisやthatはいつも前の文全体を指すわけではありません。会話で物を指しながら使うこともあり、文中に名詞がないときは場面や挿絵が手がかりになります。「thisは近い物、thatは遠い物」という訳語だけで止めず、その文では物なのか出来事なのかを確かめます。

例題で使い方を確かめる

例題1 数を確かめて空所を埋めます

次の文に続く空所に、ItとTheyのどちらかを入れましょう。

Two bags are beside the door.

訳:2つのかばんがドアのそばにあります。

空所の文:[ ] belong to Ken.(訳:そのかばんはケンのものです。)

  1. 空所の文が何について述べているかを前の文で探します。新しい人物は出ておらず、説明の対象はTwo bagsです。
  2. 指す先の数を確かめます。bagsは2つなので、1つの物を受けるItではなくTheyを選びます。
  3. 名前を戻して内容を読みます。「2つのかばんはケンのもの」とつながり、持ち主のKenを代名詞の指す先にする読みではないと確認できます。

答え:They belong to Ken.(訳:そのかばんはケンのものです。)

最後に出てきた人名を機械的に選ぶと、「ケンがケンのもの」というおかしな読みになります。代名詞はその文で説明される対象、Kenは持ち主です。英文の中で担う役割も確認すると、同じ文にある名詞に引っぱられません。

例題2 だれに何を渡すのかを並べ替えます

次の文を読み、「トムはそれを妹に見せました」となるように、語句を並べ替えましょう。

Tom drew a picture for his sister.

訳:トムは妹のために絵を描きました。

語句:showed / his sister / He / it / to

  1. 前の文のTomを受けるHeを、動作をする人として最初に置きます。「見せた」のは絵でも妹でもなく、絵を描いたトムです。
  2. 動作を表すshowedを続けます。次に見せた物を置くので、a pictureを受けるitを選びます。
  3. 見せた相手をto his sisterで続けます。hisはTomを指し、sisterと合わせて「トムの妹」という相手を表します。
  4. 語句を1回ずつ使ったか確かめます。日本語の「妹に、それを」の順をそのまま写さず、ここでは「見せた物、to、相手」の並びを保ちます。

答え:He showed it to his sister.(訳:トムはその絵を妹に見せました。)

図2のように、完成した文を語のまとまりに区切ると、Heとitとhisが別の働きをしていることが見えます。上段は英文の順、下段は読み取った役割です。

図2 見せる人と見せる物と受け取る相手を語順で整理する

図2のitの下には「絵」、his sisterの下には「妹」を置いてあります。hisそのものが妹を指しているわけではなく、だれの妹かを示すためにトムを指しています。語句全体の指す人物と、その語句の中の所有の語が指す人物を分けて考えましょう。

例題3 持ち主を明らかにして英語にします

次の文に続けて、「その自転車は彼のものです」を英語にしましょう。彼はケンを指し、自転車にはthe bikeを使います。

Ken rides a green bike to the park.

訳:ケンは緑の自転車に乗って公園へ行きます。

  1. 何について述べる文かを決めます。今回は持ち主のケンを主語にせず、説明する物のThe bikeから始めます。
  2. 「その自転車=彼のもの」という関係なのでisでつなぎます。bikeが1台であることにも合います。
  3. 「彼のもの」をhisで表します。hisの後ろにもう一度bikeを足さなくても、前に出た自転車だと読み取れます。

答え:The bike is his.(訳:その自転車はケンのものです。)

ここでhimを選ぶと、人そのものを指す形になり、持ち主を表せません。「彼を」と「彼のもの」を日本語でも区別してから英文へ戻すと、意味と形の両方を点検できます。所有の語を読むときも、何の持ち主について述べているのかを先に見つけると迷いが減ります。

例題4 何も指さないitを含む文章を読みます

次の文章を読み、文A・文Bの空所に入る語を選びましょう。文AはItかThey、文BはSheかItから選びます。

It was rainy on Saturday morning. It was nine o’clock when Emma arrived at the library. She put her bag on a chair and took out a book. Tom came in with his brother. He introduced his brother to Emma. The boys wanted a book about trains. Emma found one on a shelf and gave it to them. Then she opened her own book again. It had many pictures of flowers. Emma enjoyed reading it while the boys read their book at the next table.

訳:土曜日の朝は雨が降っていました。エマが図書館に着いたとき、9時でした。エマはかばんを椅子に置き、本を取り出しました。トムは弟と一緒に入ってきました。トムは弟をエマに紹介しました。その男の子たちは電車についての本を探していました。エマは棚で1冊見つけ、2人に渡しました。それからエマは再び自分の本を開きました。その本には花の写真がたくさん載っていました。男の子たちが隣のテーブルで自分たちの本を読んでいる間、エマは自分の本を楽しく読みました。

文A:[ ] were interested in trains.(訳:その男の子たちは電車に興味がありました。)

文B:[ ] was a book with flower pictures.(訳:エマが再び開いたそれは、花の写真が載った本でした。)

  1. 最初の2つのItを調べます。1文目は天気、2文目は時刻を述べるので、どちらも前に出た具体的な物を指しません。文章の最初だから指す先を見落とした、ということではありません。
  2. 人物のまとまりを作ります。The boysはTomとhis brotherの2人で、themとtheirもこの2人に結びつきます。文Aは複数の男の子たちの説明なのでTheyです。
  3. 本を2冊に分けます。電車の本は男の子たちへ渡した本、花の本はエマが再び開いた本です。oneはここでは「1冊の本」に当たり、エマが取り出した本と同じ1冊を指しているわけではありません。
  4. 文Bの説明対象を確かめます。「花の写真が載った本」なのはエマ自身ではなく本なので、SheではなくItです。最後の段落に近い人物だけを見て答えないようにします。

答え:文AはThey、文BはItです。

文中のitも、男の子たちに渡した本を受ける箇所と、エマ自身の本を受ける箇所があります。同じ形に同じ訳を固定せず、「今どの本を説明しているか」を追うのがこの問題の中心です。また、Heは、直前の文の主語Tomを引き継ぎ、トムが弟を紹介したと読むのが自然です。人の数だけで決めず、文の主語のつながりと、紹介する側とされる側の関係も読み取ります。

つまずきやすいところと直し方

誤り1 人だけをtheyの候補にします

かばんが2つあるとわかっているのに、日本語の「彼ら」が浮かんでItを選んでしまう場合があります。次の誤文は、前に出た2つのかばんが重いと言いたい文です。

× It are heavy.(言いたい意味:その2つのかばんは重いです。)

どこが違うか:複数のかばんを受ける文なのに単数のItを置いており、areとも数が合っていません。

○ They are heavy.(訳:その2つのかばんは重いです。)

theyを「複数の人や物を受ける語」として読むと、人名のない文でも候補を見つけられます。最初から「彼ら」と書かず、「2つのかばん」と具体的に戻して読んでみましょう。指す先と動詞の形が同じ数を示しているかも、最後の確認に使えます。

誤り2 持ち物の前にhersを置きます

エマのかばんを見つけた場面で、「彼女のもの」という訳だけを頼りにすると、hersの後ろへ名詞を続けてしまうことがあります。名詞がある形と、それだけで持ち物を表す形を区別します。

× I found hers bag near the window.(言いたい意味:私は窓の近くで彼女のかばんを見つけました。)

どこが違うか:bagの前で持ち主を表す位置には、それだけで「彼女のもの」を表すhersではなくherを置きます。

○ I found her bag near the window.(訳:私は窓の近くで彼女のかばんを見つけました。)

この文ではfoundの後ろにあるher bag全体が、見つけた物です。herだけを「彼女を」と読んでしまうと、かばんの語が取り残されます。後ろの名詞までひとまとまりで読むことが、持ち主を正しく追う出発点になります。

誤り3 天気のitを人に置き換えます

エマが外に出た場面で、天気について「外は寒いです」と述べたいとします。近くにエマという人物がいるからといって、天気の文をSheで始めることはできません。

× She is cold weather outside.(言いたい意味:外は寒いです。)

どこが違うか:人を指すSheを天気そのものとして説明しているため、天気を述べるIt is coldの形に直します。

○ It is cold outside.(訳:外は寒いです。)

「彼女が寒く感じている」と言う文と、「外の天気が寒い」と言う文は別です。今回のItには、指す先としてエマやかばんを当てはめません。図3のように、本を受けるItは本へ戻し、天気と時刻のItはそれぞれの場面の情報として読みます。

図3 本を指す場合と天気や時刻を表す場合のitの違い

図3の上段だけが具体的な物に戻る矢印です。中段と下段に物への矢印がないのは、探し忘れではありません。たとえば例題4の冒頭なら「雨の朝」「9時」という背景をつかみ、その後でエマの動作を読めばよいのです。前の文を何度見ても候補がないときは、まず天気や時刻の表現かどうかを調べましょう。

ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。中学生コースのご説明/お問い合わせ

練習問題

ここからは、先に自分で答えを作ってから解説を読んでみましょう。選んだ語だけでなく、「指す先は何か」「そう決めた手がかりは何か」を短く添えると、正解した理由まで確かめられます。

練習1

次の文に続く空所に、ItかTheyを入れましょう。

Three cats are sleeping by the door.

訳:3匹の猫がドアのそばで眠っています。

空所の文:[ ] look very quiet.(訳:その猫たちはとても静かに見えます。)

練習2

次の文に続けて「そのノートは彼女のものです」を英語にしましょう。そのノートにはThe notebookを使い、彼女はユキを指すものとします。

Yuki left a notebook on the sofa.

訳:ユキはソファーにノートを置いたままにしました。

練習3

次の文を読み、「ケンはそれをかばんに入れました」となるように語句を並べ替えましょう。

Ken bought a small camera yesterday.

訳:ケンは昨日、小さなカメラを買いました。

語句:in his bag / put / He / it

練習4

次の文に続けて「7時でした」を英語にしましょう。また、英文に使う代名詞が前の文の何かを指すかどうかも答えましょう。

Emma finished breakfast and checked the clock.

訳:エマは朝食を終え、時計を確認しました。

答えと解説

練習1の答え:They look very quiet.(訳:その猫たちはとても静かに見えます。)

指す先はThree catsです。猫も複数であればTheyで受けられます。by the doorにあるdoorは1つであり、眠っている動物を説明する流れにも合わないので候補から外します。

練習2の答え:The notebook is hers.(訳:そのノートはユキのものです。)

文末は「彼女のもの」なのでhersです。herだけで終えると、ノートの持ち主を表すこの文の形になりません。説明の対象はThe notebook、持ち主はYukiと、2つを分けて言えれば読み取りも確かです。

練習3の答え:He put it in his bag.(訳:ケンはそのカメラをかばんに入れました。)

HeはKen、itはa small camera、hisはKenを受けています。カメラを入れる場所がin his bagです。Heとhisの形は違っても同じ人を指し、itは別の物を指すことがわかります。

練習4の答え:It was seven o’clock.(訳:7時でした。)

Itは時刻を表す文の主語で、前の文の朝食や時計を指しません。時計という物が近くに登場していても、物の説明へ結びつけない点が確認の中心です。出来事が過去なので、時刻を述べる文もwasを使います。

次の単元へのつながりと家庭での確かめ方

代名詞で人や物をつないだら、次はand、but、becauseなどで文の内容がどうつながるかを読みます。「だれが何をしたか」が定まっていれば、その後の理由や逆の内容も、どの出来事に関係するのかを追いやすくなります。語の訳だけでなく、文章の中でのつながりへ目を向ける点は共通しています。

家庭では5分の中で、2つの確かめ方を試せます。1つ目は、電車の短い英文のうち本を渡すところまでを声に出し、代名詞に来たら指す先を日本語で答える方法です。お子さまが「それ」と答えた場合は、「本と写真のどちらですか」と具体的な候補を示すと、どこで迷ったかを確かめられます。

2つ目は、練習1の猫を1匹に入れ替えて、英文を言い直す方法です。TheyをItに変えるだけでなく、lookもlooksに変わることを口で確かめます。元の文と入れ替えた文を続けて読み、何匹の話かを聞き手が答えると、形と意味の対応を点検できます。

個別指導で読み方を確かめる際は、矢印を引いた結果だけでなく、どの候補をなぜ外したかまで言葉にしてもらいます。数で迷うなら名詞の形へ、持ち主で迷うならher bagのような語のまとまりへ戻り、止まった箇所に合わせて確認します。

まとめ

長文で「彼」「それ」が増えても、すぐに全文を訳し直す必要はありません。迷った語のところで人と物を置き直し、数と動作と前後の流れから、出来事のつながりを回復できます。根拠が足りないときには候補を残し、天気や時刻のitには物への矢印を引かない判断もできます。

「だいたいこの人」という感覚が、「この動作をするのはこの人だから」という説明に変わったとき、読み取りは確かなものになります。代名詞1語の指す先を説明できることが、英文の出来事を正確に読む証拠です。

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お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

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