電話 0422-27-7828チャットで質問無料相談を予約

武蔵野個別指導塾の特徴

【中学英語 読解】主語と動詞を見つけるを図解で総まとめ—文の最初の一歩・疑問文 命令文の形|武蔵野個別指導塾

【中学英語 読解】主語と動詞を見つけるを図解で総まとめ—文の最初の一歩・疑問文 命令文の形のアイキャッチ 武蔵野個別指導塾
X LINE Facebook

文頭の単語だけで主語を決めていませんか。主語と動詞の箱の図、疑問文の並べ替え、2つの短い英文を通して、誰が何をする文なのかを確かめる手順を練習できます。

よくあるのは、返されたテストの余白に「主語を確認」と書かれていて、単語の意味は調べたのに、どこから読み直せばよいのか迷うという場面です。「公園」「友達」「本」という言葉は拾えても、誰が本を読んだのかが逆になれば、文の内容も変わります。日本語として自然な訳を急いで作る前に、英文の中に読み取りのよりどころを作りましょう。

そのよりどころになるのが、主語と動詞です。主語は「誰が・何が」に当たる文の中心、動詞はその主語の動作や状態を述べる語です。主語を S、動詞を V と表すことがありますが、記号を覚えるだけでは文は読めません。語順を見ながら実際の単語を指し、「この人が、こうする」「この物が、こういう状態だ」と結びつけることが目標です。

文の先頭にある語がいつも主語になるわけではありません。疑問文では動詞や助動詞が先に出ることがあり、命令文では主語が書かれないこともあります。短い文で見つけ方を確かめ、最後はまとまった英文でも同じ手順を使ってみましょう。

この単元で身につけること

これまで学んだ中学英文法の語順を、文を作るための知識から、書かれた文を読み取る手がかりへとつなげます。全文をきれいに訳せなくても、主語と動詞の組を押さえれば、確かに読めた部分と、まだ意味を確かめたい部分を分けられます。

基本の考え方

まず「誰が」と「どうする」を結びつけます

Ken reads a book.

ケンは本を読みます。

この文では Ken が主語、reads が動詞です。a book は「何を読むか」を補います。「ケン、本、読む」と単語を並べて終わらず、「ケンが読む」とまず結びつけてから、読む物を足します。すると、訳の語順に迷っても、誰が動作をするのかはぶれません。

図1のように、主語と動詞を別の箱に置くと、その後ろに読む物が続くことが見えます。色を覚えることが目的ではなく、英文を指さして各箱に入る語を言えるかを確かめます。

図1 主語と動詞を先に結びつけて読む語順の図

My sister plays tennis.

私の姉はテニスをします。

今度の主語は My sister という2語のまとまりです。My だけを選ぶと「私の」で止まり、誰のことかが決まりません。sister だけなら人は見えますが、「私の」という説明が落ちます。主語を問われたときは、名詞を中心にした必要なまとまりを答えましょう。この文では「妹」と訳すこともでき、年上か年下かは英文だけでは決まりません。

After school, Yuki walks home.

放課後、ユキは歩いて家に帰ります。

文の先頭にある After school は時を補う言葉で、「何が歩くか」の答えではありません。walks という動作を見つけたら、「歩くのは誰か」と前へ戻り、Yuki と結びつけます。「最初の語に丸を付ける」という作業ではなく、意味と語順の両方から選ぶことが必要です。

The book on the desk is new.

机の上の本は新しいです。

この文で新しいのは机ではなく本です。主語全体は The book on the desk で、その中心が book、動詞が is です。on the desk はどの本かを説明しています。動詞のすぐ左の名詞を機械的に選ぶと desk を選んでしまうので、「何が新しいのか」を文全体に戻って確かめます。

動きのない文でも動詞を見つけます

Emma is happy.

エマはうれしいです。

is は be 動詞で、Emma の状態を説明する部分へつなぎます。happy は状態の内容であり、この文の動詞ではありません。「動詞は動きを表す語」とだけ考えると is を見落とすため、「主語について何を述べているか」と問い直しましょう。

The bags are under the chair.

かばんは椅子の下にあります。

are も be 動詞ですが、ここではかばんのある場所を述べています。日本語で「あります」と訳せるからといって、英文に別の一般動詞を探す必要はありません。The bags と are を押さえた後に、どこにあるのかを加えます。主語が物でも、同じ手順で読めます。

Tom likes music.

トムは音楽が好きです。

likes は一般動詞です。日本語では「好きです」という状態のように訳しますが、英文では likes が Tom について述べる動詞になります。日本語の末尾が「です」になるかどうかだけで、be 動詞か一般動詞かを判断しないことが大切です。

質問・否定・指示の形を残して読みます

Is Ken busy?

ケンは忙しいですか。

先頭の Is は動詞、Ken が主語です。疑問符を見たら、主語より前に be 動詞が出ていないか確かめます。読む際は「ケンについて、忙しいかを尋ねている」と整理すればよく、書かれた順に日本語を当てはめる必要はありません。

Does Yuki play the piano?

ユキはピアノを弾きますか。

Does は疑問文を作る助動詞で、助動詞とは動詞を助けて疑問や否定などの形を作る語です。主語は Yuki、中心の動作を表す一般動詞は play です。この先、助動詞を含む文では「中心の動詞」と「それを支える語」を区別しつつ、意味を読むときは一緒に扱います。

Ken does not eat fish.

ケンは魚を食べません。

主語は Ken、中心の動詞は eat ですが、内容は「食べる」ではなく「食べない」です。動詞だけに印を付けて not を読み飛ばすと、肯定と否定が逆になります。余白には「Ken → does not eat」のように否定を含めて残すと、設問を解くときにも確かめやすくなります。

Open your book.

本を開いてください。

これは命令文で、相手に動作を求めています。ふつう主語の you は書かれず、Open という動詞から始まります。your book は開く物なので、書かれている名詞を無理に主語にしてはいけません。主語が見当たらないときは「省略された相手への指示か」を考える余地を残しましょう。

ここまでの文では、初めに文の種類を見て、次に動詞を探し、その動作や状態と主語を結びつけてきました。知らない単語を後回しにする場合でも、not や疑問符まで捨ててよいわけではありません。文の意味を変える小さな手がかりほど、主語と動詞のそばに残します。

例題で使い方を確かめる

例題1 説明する文を並べ替えます

次の語を並べ替えて、「私の弟は毎日牛乳を飲みます」という英文を作り、主語と動詞を確かめます。brother はここでは弟とします。

語群: every day / drinks / my brother / milk

  1. 「誰が飲むか」に当たる my brother を選び、主語のまとまりとして先頭に置きます。my を単独にしないのは、誰を指すかを brother まで含めて決めるためです。
  2. 「飲む」に当たる drinks を続けます。弟1人の習慣を述べる文なので、この語群では drinks が主語について述べる動詞です。
  3. 飲む物の milk、その頻度を表す every day を続けます。最後に文頭を大文字にし、説明する文の末尾にピリオドを付けます。

答え: My brother drinks milk every day.(私の弟は毎日牛乳を飲みます。)

主語は My brother、動詞は drinks です。完成した英文を読むときも、まず弟と飲む動作を結びつけ、次に牛乳、毎日という情報を足します。「毎日」から訳し始めること自体が間違いなのではなく、訳す順番に左右されず主語を確かめられることが大事です。

例題2 一般動詞の疑問文を並べ替えます

次の語を並べ替えて、「エマは猫を飼っていますか」という英文を作ります。先頭の語と主語が別になることに注意します。

語群: a cat / Emma / have / does

  1. 質問なので does を先頭に置きます。この語は「何を飼うか」という内容そのものではなく、質問の形を作ります。
  2. 尋ねる相手の話題となる Emma を主語として次に置きます。日本語ではエマについて尋ねていますが、エマ本人への呼びかけを表す名前ではありません。
  3. 中心の動詞 have と、飼っているか尋ねる動物 a cat を続けます。does があるので動詞は have の形になり、文末は疑問符になります。

答え: Does Emma have a cat?(エマは猫を飼っていますか。)

図2のように、疑問文の先頭には質問を作る語があり、その次の Emma が主語です。have だけを見つけて終わらず、先頭の Does まで戻ると、猫を飼っていると断定する文ではないことが確かめられます。

図2 疑問文の先頭の語と主語を区別する語順の図

例題3 否定を含めて空所を埋めます

「彼らは今、疲れていません」という意味になるように、空所に am、is、are のどれかを入れます。

問題: They ( ) not tired now.(彼らは今、疲れていません。)

  1. まず They を主語として押さえます。tired は疲れている状態を表すので、その状態と主語を結ぶ語が必要です。
  2. 選択肢の中から They に対応する are を選びます。not の直前を埋めるため、否定を含むまとまりは are not になります。
  3. now を「今」と読み、現在の状態について否定していることを確認します。「疲れない性格だ」と一般的な特徴に広げず、英文にある範囲で読みます。

答え: They are not tired now.(彼らは今、疲れていません。)

この問題では、語を入れて終わりにせず、「誰が」「どの状態ではないか」「いつ」を順に言えるかまで確かめます。空所補充の正解と内容の理解は同じではなく、not を含めて訳して初めて両方を点検できます。

例題4 短い英文を読み、和文英訳をします

次の英文は、放課後の図書館での様子を表しています。まず各文の主語と動詞を探し、続いて日本語訳を読んで、人物の取り違えがないか確かめます。

Yuki visits the library after school. Her friend Emma works there on Fridays. Yuki carries two books in her bag. The books are about animals. Emma shows Yuki a small table near the window. Yuki reads there for an hour. Emma does not sit with her. She helps a boy at the door. The library is quiet. Both girls enjoy their time there.

日本語訳: ユキは放課後に図書館へ行きます。友達のエマは金曜日にそこで働いています。ユキはかばんに本を2冊入れて持っていきます。その本は動物についての本です。エマはユキに窓の近くの小さなテーブルを示します。ユキはそこで1時間本を読みます。エマはユキと一緒には座りません。エマは入り口で男の子を手伝います。図書館は静かです。2人ともそこで過ごす時間を楽しんでいます。

課題: 本文に合うように、「ユキは窓の近くで本を読みます」を英語で書きます。動詞は reads を使います。

  1. 主語が切り替わる所を確認します。最初は Yuki、次は Her friend Emma、3文目は Yuki に戻り、その後は The books になります。最初の人物をすべての文の主語にしないための確認です。
  2. Yuki reads の組がある文を探し、there がどこかを前の文に戻って確かめます。テーブルは窓の近くなので、読む場所を near the window と表せます。
  3. 日本語の課題に合わせて、Yuki と reads に場所を加えます。エマの動作である shows や helps は使いません。内容を拾うときは、動詞が誰と結びついていたかを保持します。

答え: Yuki reads near the window.(ユキは窓の近くで本を読みます。)

この答えの reads は、読む物を書かなくても「読書をする」という意味で使えます。本文で本を読んでいることがわかるため、場所に焦点を当てた課題にも合っています。長い英文を読むときも、1文ごとの組が見えれば、後から必要な情報だけを探し直せます。

また、Emma does not sit の否定は「一緒に座らない」という内容だけにかかっています。エマが図書館にいない、ユキと友達ではない、という意味までは含みません。主語と動詞を見つける手順には、書いていないことを付け足さない役割もあります。

つまずきやすいところと直し方

1 be 動詞の疑問文でも主語を先頭に置いてしまいます

× Ken is at home?(意図した意味: ケンは家にいますか。)

どこが違うか: 通常の Yes / No で答える疑問文を作る課題では、主語 Ken の前に be 動詞を置きます。

○ Is Ken at home?(ケンは家にいますか。)

会話では確認や驚きを表すために、説明する文の語順のまま尋ねる場合もあります。ただし、ここで練習している標準的な疑問文とは区別します。文末の疑問符を足すだけで完成とせず、文頭の形にも目を向けましょう。

読むときには逆に、Is が先頭にあるから主語だと考えないようにします。「家にいる可能性があるのは誰か」と考えれば、Ken が主語だと確かめられます。疑問文でも、主語とその状態を結びつけるという読み方は共通です。

2 一般動詞の否定で助動詞を落としてしまいます

× Emma not reads books on Sundays.(意図した意味: エマは日曜日に本を読みません。)

どこが違うか: この一般動詞の否定文では does not を置き、後ろの動詞を read の形にします。

○ Emma does not read books on Sundays.(エマは日曜日に本を読みません。)

not だけを見つけて「否定文だからよい」と判断せず、does not read をひとまとまりとして読みます。中心の動詞は read ですが、読まないという意味を保つには does not も必要です。説明する肯定文の形をそのまま残して reads としない点も確認します。

正しい文を読む際にも、日曜日に読まないことから「本が嫌いだ」と決めつけることはできません。理由やほかの曜日の行動は書かれていないためです。否定の範囲を狭く正確に取ると、内容一致の問題で余計な推測を減らせます。

3 否定の命令文で Do を落としてしまいます

× Not open the door.(意図した意味: ドアを開けないでください。)

どこが違うか: 開けないように相手に求める命令文では、Open の前に Do not を置きます。

○ Do not open the door.(ドアを開けないでください。)

図3のように、この文には主語の you が書かれていません。書かれていない主語を無理に the door に置き換えると、ドアが何かをする文になってしまいます。the door は開ける対象、open が中心の動詞で、Do not が禁止を表します。

図3 主語を省いた否定の命令文で読むまとまり

動詞を見つけても、その前にある語を無視すると指示の向きが逆になります。図3では Do not と open を続けて読み、「開けるなという指示」と確かめてから、対象のドアを足します。命令文を日本語にするときは、相手への指示であることが伝わる訳にしましょう。

ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。中学生コースのご説明/お問い合わせ

練習問題

次の英文を読みます。内容を先に想像して埋めるのではなく、誰が何をするかを1文ずつたどってください。答えを見る前に、根拠になる主語と動詞を指さして確認します。

Tom and Ken clean a room after lunch. Tom opens a window near the door. Ken puts the chairs by the wall. A small box is on the floor. The boys do not move the box. Their teacher uses it for a game. She brings some cards to the room. Tom looks at the cards. Ken smiles at his friend. The room is ready for the game.

日本語訳: トムとケンは昼食後に部屋を掃除します。トムはドアの近くの窓を開けます。ケンは椅子を壁のそばに置きます。床には小さな箱があります。2人の少年はその箱を動かしません。先生はそれをゲームに使います。先生は部屋にカードを何枚か持ってきます。トムはそのカードを見ます。ケンは友達にほほえみかけます。部屋はゲームを始められる状態になっています。

練習1 主語のまとまりを作ります

語群を並べ替え、「小さな箱は床の上にあります」という文を作ります。本文の意味を保ったまま、a small box を主語にしてください。

語群: on the floor / is / a small box

練習2 質問を完成させます

空所に Do、Does、Is のどれかを入れ、「ケンは椅子を壁のそばに置きますか」という質問を完成させます。さらに、本文による答えが肯定か否定かを日本語で述べます。

問題: ( ) Ken put the chairs by the wall?(ケンは椅子を壁のそばに置きますか。)

練習3 否定を含む内容を英語で書きます

本文と同じ内容になるように、「トムとケンはその箱を動かしません」を英語にします。主語を Tom and Ken にし、move と the box を使ってください。本文から移すだけでなく、The boys が誰かを確かめます。

練習4 命令文の語順を作ります

部屋にいる相手に「これらの椅子を使ってください」と伝える文を、次の語群で作ります。本文の出来事を述べる文ではなく、相手に指示する文です。

語群: these chairs / use

答えと解説

練習1の答え: A small box is on the floor.(小さな箱は床の上にあります。)

主語全体は A small box、動詞は is です。small は箱の様子を表し、on the floor は場所を表しています。本文では場所を先に日本語にしましたが、訳の順が変わっても、英文の主語は変わりません。

練習2の答え: Does Ken put the chairs by the wall?(ケンは椅子を壁のそばに置きますか。)本文による答えは肯定です。

Ken が主語で、中心の動詞が put なので Does を選びます。本文の puts は疑問文では put になります。本文で椅子を動かしている人物が Ken であることも、語の形と別に確かめます。

練習3の答え: Tom and Ken do not move the box.(トムとケンはその箱を動かしません。)

Tom and Ken は2人を表す主語なので do not を使います。本文の The boys がこの2人をまとめて指しており、move だけでなく否定の内容を引き継ぐ必要があります。箱を使う先生の文と混ぜないようにしましょう。

練習4の答え: Use these chairs.(これらの椅子を使ってください。)

相手への指示なので、動詞 Use を先頭に置きます。these chairs は使う物で、主語ではありません。命令文では主語がふつう書かれないことを思い出せば、名詞を先頭に置こうとして迷わずに済みます。

次の単元へのつながりと家庭での確かめ方

主語と動詞が見つかるようになったら、次は時を表す言葉と動詞の形を合わせて、いつの場面かを確かめます。同じ人物の話でも、昨日の行動と今の状態が続くことがあります。誰について述べる文かを押さえたうえで時を読むと、出来事を順に整理しやすくなります。

家庭では5分を目安に、次の2つを試せます。初めの2分は、上の短い英文から3文を選んで声に出し、各文の主語と動詞を指さします。残りの3分は、練習2の人名を別の1人の名前に入れ替えて言い、主語を替えても疑問文の並びが保たれることを確かめます。正しく読めたか迷った文には印を残し、全部を一度に直そうとしなくてかまいません。

保護者の方がお子さまと確かめる場合は、全文の訳を求める前に「この動作をするのは誰」と一度尋ねると、確認する場所が絞れます。個別指導でも、訳が合わないときは単語の意味だけでなく、主語のまとまりを切る位置と、否定や疑問の手がかりを残せているかまで戻って確認します。

まとめ

返されたテストの余白には、全文の訳を詰め込む必要はありません。取り違えた1文について、誰とどの動詞が結びつくのか、質問なのか否定なのかを短く残せば、次に読み直す場所が決まります。その印を使って、解説を閉じた状態でも同じ組を指せるか確かめてみましょう。

主語と動詞を見つける力は、記号をたくさん書く速さでは測れません。短い文でも、動作をする人が入れ替わったり、not が落ちたりすれば内容は変わります。「誰が、どうする」を英文の語で示せる1文が、長文を自分で読むための確かな足場です。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。

お電話 チャットで質問チャット