
講師陣と指導の仕組み
総合型選抜は宮川と藤崎の二人で見る—研究計画書と入試現代文、二つの目|武蔵野個別指導塾

武蔵野個別指導塾の総合型選抜は、副塾長の宮川と講師の藤崎の二人で受け持ちます。宮川は、大学院修士課程以上の研究機関で研究計画書を作り論文を書いてきた人間で、100人以上の卒業論文・修士論文を指導してきました。上場企業などで人事の責任者として、人を採る側にも立ってきました。書く側、指導する側、選ぶ側。その三つを知る者が、志望理由書と面接を一緒に作ります。

総合型選抜で問われているもの
総合型選抜は、かつてAO入試と呼ばれていた入試です。学力試験の点数だけでなく、志望理由書、活動の記録、面接、小論文、プレゼンテーションなどを組み合わせて、受験生を多面的に見ます。
ここで多くの受験生がつまずくのは、「何を書けば受かるのか」という問いから始めてしまうことです。受かる書き方を探して、合格者の例文をなぞる。立派な言葉を並べる。けれど、選ぶ側から見れば、それは「どこかで見た文章」です。
総合型選抜で問われているのは、その受験生が大学で何を学びたいのか、なぜそれを学びたいのか、そしてそれを学ぶ準備がどこまでできているのかということです。言い換えれば、大学での研究の入口に立つ準備ができているかどうかです。
研究計画書を書いてきた者が見る志望理由書
宮川は、大学院修士課程以上の研究機関で研究計画書を作り、論文を書いてきました。
研究計画書とは、これから何を、なぜ、どうやって研究するのかを書く文書です。問いを立て、その問いがなぜ重要なのかを示し、どういう方法で答えに近づくのかを書く。志望理由書は、この研究計画書の小さな版だと考えることができます。
よくできた志望理由書には、三つの要素があります。
- 問い: 自分が大学で考えたいことは何か
- 根拠: その問いを持つに至った経験や、読んだ本、出会った事実は何か
- 道筋: その問いを、その大学のその学部で、どう深めていくのか
研究計画書を書いた経験のある人は、この三つのどこが弱いかをすぐに見抜きます。問いがぼんやりしている。経験が語られているのに、問いとつながっていない。大学のパンフレットの言葉を写しているだけで、自分の言葉になっていない。そうした弱さを、一つずつ一緒に直していきます。

100人以上の論文を指導してきた経験
宮川は、100人以上の卒業論文・修士論文の指導に携わってきました。
論文の指導で何度も繰り返すのは、「それで、あなたは何が言いたいのか」という問いです。資料をたくさん集めても、自分の主張がなければ論文になりません。逆に、主張があっても、それを支える根拠がなければ、ただの意見で終わってしまいます。
高校生の志望理由書や小論文でも、同じことが起きます。調べたことを並べるだけで終わっている文章。自分の思いだけが先に立ち、根拠の見えない文章。100人以上の書き手と向き合ってきた経験は、こうした文章をどう直せば伸びるかの引き出しになっています。
指導の中心は、書き直しです。一度で完成する志望理由書はありません。書いて、読んで、問いを返して、また書く。その往復の中で、受験生は自分が本当に考えたいことに近づいていきます。
下書きの一文は、こう変わっていく
志望理由書の書き直しが、どんな形で進むのか。よく見かける下書きの一文を例に、直し方の型を示します。ここに挙げる文は説明のための例で、実在の受験生の文章ではありません。
最初の下書きには、たとえばこんな一文が出てきます。
「私は人の役に立つ仕事がしたいので、貴学の社会学部を志望します。」
この文には、問いがありません。「人の役に立つ」は、どの学部の志望理由にも書ける言葉です。そこで、問いを返します。「役に立ちたいと思ったのは、いつ、どんな場面だったのか」。
受験生が、たとえば地域の行事の手伝いで、高齢の参加者が会場まで来られずにいたことを思い出したとします。すると、文はこう変わります。
「地域の行事で、会場まで来られない高齢の方がいることに気づき、人が集まる場に参加できるかどうかは何で決まるのかを考えるようになりました。」
ここで初めて、問いの形が見えてきます。次に返すのは、「その問いを、大学のどの授業や研究で深めたいのか」です。大学の学部の案内や教員の研究を調べ、自分の問いと重なる部分を探す。そうして三つ目の版ができます。
一文が変わるたびに、受験生の考えも一段深くなります。書き直しとは、文章を飾ることではなく、考えを掘り下げることです。研究計画書と論文の指導で繰り返してきたこの往復を、志望理由書でも同じように行います。

人を採る側にいた経験が、面接に生きる
宮川は、上場企業などでCHO(最高人事責任者)・人事部長・人事責任者を務め、ベンチャー企業ではCFO・COOの経験も持っています。
人を採る側に立つと、面接の見え方が変わります。採る側が見ているのは、用意してきた答えの立派さではありません。質問を重ねたときに、答えが崩れないかどうか。自分の言葉で、自分の経験と考えを語れるかどうかです。
大学の面接でも、事情は似ています。志望理由書に書いたことを、面接官は掘り下げます。「なぜそう考えたのですか」「その経験から何を学びましたか」「反対の立場の意見をどう考えますか」。一つ目の答えは準備できても、二つ目、三つ目の問いには、本当に考えたことしか答えられません。
面接の練習では、この「二つ目、三つ目の問い」を重ねます。用意した答えを暗記するのではなく、問われたときに自分の頭で考えて答える練習です。人を選ぶ側の目で問いを重ねることで、受験生の言葉は少しずつ自分のものになっていきます。
二人で受け持つことの意味
総合型選抜の指導を宮川と藤崎の二人で受け持つのは、見てきたものが違う二人だからです。
総合型選抜の準備は、長い時間をかけて一本の線を引く作業です。志望理由書、活動の記録、小論文、面接。それぞれが別々の準備に見えて、実は一つの問いでつながっていなければなりません。志望理由書で語った問いと、面接で語る問いがずれていれば、選ぶ側はすぐに気づきます。
宮川は、研究計画書を書き、論文を指導し、人を採る側に立ってきました。その問いが学問として成り立つか、選ぶ側の机の上でどう見えるかを読みます。藤崎は、予備校の教壇で入試の現代文を講じ、『藤崎現代文講義の実況中継』を書いてきた講師です。書かれた文章が、筋道として読み手に届くかを読みます。問いの芯と、それを運ぶ文章。総合型選抜の書類には、その両方が要ります。
準備の途中で志望先が変わることもあります。そのときも、それまでに掘り下げた問いは無駄になりません。問いの芯を残したまま、新しい志望先に合わせて道筋を組み直します。
小論文と学校推薦型選抜
総合型選抜と並んで、武蔵野個別指導塾では公募推薦(学校推薦型選抜)の対策や、小論文の対策にも対応しています。どの入試を選ぶかは、受験生の志望や学校の成績、これまでの活動によって変わります。どの道が合っているかも、面談で一緒に考えます。
総合型選抜を考え始めたら、早めに整理しておきたいこと
総合型選抜の準備は、思い立った日から始められます。早めに次のことを整理しておくと、指導が始まってからの動きが速くなります。
- これまでに夢中になったこと、時間を忘れて取り組んだこと
- 読んで心に残った本や記事、見て考えさせられた出来事
- 学校の授業で、もっと知りたいと思った単元
- 将来やってみたい仕事や、解きたいと思う社会の問題
立派なものである必要はありません。小さな関心の種が、問いの出発点になります。種が見つからなくても心配はいりません。面談で話をしながら、一緒に探していきます。
保護者の方にお願いしたいのは、子どもの話を最後まで聞くことです。夕食の席で「最近、何がおもしろかった」と尋ね、答えが返ってきたら「どうしてそう思ったの」ともう一度だけ聞いてみる。正解を教える必要はありません。問いを重ねてもらう経験そのものが、面接で二つ目、三つ目の問いに答える力の土台になります。
よくある質問
Q1. 総合型選抜の指導は、だれが担当しますか。
A. 総合型選抜は、副塾長の宮川と講師の藤崎の二人で受け持ちます。宮川は、大学院修士課程以上の研究機関で研究計画書を作り論文を書いた経験と、100人以上の卒業論文・修士論文の指導経験を持っています。
Q2. 志望理由書を書いたことがないのですが、大丈夫ですか。
A. 大丈夫です。志望理由書は、最初から上手に書ける人はいません。関心のある事柄を話すところから始め、問い・根拠・道筋を一緒に組み立て、何度も書き直していきます。
Q3. 面接の練習もしてもらえますか。
A. 総合型選抜の指導には、面接の準備も含めて考えます。宮川は企業で人事の責任者として人を採る側に立ってきた経験があり、問いを重ねる形で練習します。
Q4. 学校推薦型選抜(公募推薦)の対策はできますか。
A. 公募推薦(学校推薦型選抜)の対策や、小論文の対策にも対応しています。どの入試が合っているかは、面談で一緒に考えます。
Q5. いつから準備を始めればよいですか。
A. 早く始めるほど、志望理由書を書き直す時間や、活動を深める時間が取れます。出願の時期は大学や学部によって違いますので、志望先が決まっていなくても、まずは面談で現状を聞かせてください。
まとめ
武蔵野個別指導塾の総合型選抜は、副塾長の宮川と講師の藤崎の二人で受け持ちます。研究計画書と論文を書いてきた経験、100人以上の論文を指導してきた経験、人を採る側に立ってきた経験。その三つを、一人の受験生の志望理由書と面接に注ぎます。
総合型選抜を少しでも考えているなら、まずは話を聞かせてください。入塾前カウンセリングと事前診断テストは無料です。
- 教室: 武蔵野個別指導塾(東京都武蔵野市境2-2-3 渡辺ビル4F・JR中央線 武蔵境駅 徒歩30秒)
- 電話: 0422-27-7828(365日・24時間)
- メール: musashinokobetu.daily@gmail.com
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