
保護者のよくある質問
講師が合わないと思ったとき—違和感を教室へ伝える順番と、見るべきところ

講師が合わないと思ったら、我慢せず、まず教室へ連絡してください。その前に、何が合わないのかを少しだけ観察しておくと、話がずっと早くなります。「相性」の中身は、たいてい言葉にできる具体的なことです。

1対1だからこそ、相性は大事です
講師1名に生徒1名の完全マンツーマンの授業では、90分の間、ずっと同じ講師と向き合います。集団授業なら、講師の話し方が少し合わなくても、教室の後ろの席でやり過ごせます。1対1では、それができません。
だからこそ、相性は気にしてよいことです。「せっかく通い始めたのに、言い出しにくい」と思う必要はありません。合わないまま通い続けることの方が、お子さまにとっても、ご家庭にとっても損になります。
一方で、「合わない」という感覚は、通い始めの数回にはよく起きます。新しい人と隣り合って座り、わからないところを見せるのは、大人でも緊張することです。最初の違和感が、慣れの問題なのか、それとも本当に噛み合っていないのか。それを見分けるために、少し観察してみてください。
相性を気にするのは、わがままではありません。1対1の授業は、講師と生徒の間で言葉がどれだけ行き来するかで中身が決まります。言葉が行き来しない授業は、どれだけ講師の学歴が立派でも、本人の力になりにくいのです。
「合わない」の中身を、四つに分けてみる
「講師と合わない」と本人が言うとき、その中身はだいたい次の四つのどれかに当てはまります。
1. 説明の速さが合わない
講師の説明が速すぎて、ついていけない。あるいは逆に、わかっていることを何度も説明されて退屈している。これは、もっとも伝えやすく、直しやすい種類の違和感です。
2. 説明の深さが合わない
「なぜそうなるのか」を知りたい生徒に、手順だけを教えている。逆に、まずは解き方を知りたい生徒に、理屈の話が長く続いている。どちらも、本人の求めているものと授業の中身がずれています。
3. 話しかけ方が合わない
口数の少ない生徒に、講師がたくさん質問をして、本人が疲れてしまう。逆に、話しながら考えたい生徒に、講師が黙って見守りすぎている。性格の違いに見えますが、これも授業の進め方の問題です。
4. 人として苦手
上の三つに当てはまらず、とにかく苦手だ、という場合もあります。理由をうまく言えないこともあります。それでも構いません。そう感じていること自体を、教室に伝えてください。
一つ目から三つ目までは、授業の進め方を変えることで変わる可能性があります。四つ目は、本人の気持ちを聞きながら、どうするかを教室と相談することになります。

家でできる観察のしかた
教室へ伝える前に、家で少しだけ様子を見てみてください。問い詰める必要はありません。授業から帰ってきたときに、次のようなことを軽く聞くだけで十分です。
- 今日の授業で、いちばんわかったことは何だったか
- 途中で「わからない」と言えたか
- 講師の説明で、速いと感じたところや退屈なところはあったか
- 次の授業で、何をやりたいか
この中で大事なのは、二つ目です。1対1の授業は、本人が「わからない」と言えるかどうかで中身が変わります。言えていないなら、それは講師との距離がまだ縮まっていないということです。距離の問題なのか、講師の進め方の問題なのかは、何回か様子を見るとわかってきます。
もう一つ、ノートを見てみてください。授業の前と後で、ノートの書き方が変わっているか。式の途中が書かれるようになったか。何も変わっていないなら、授業の中身が本人に届いていない可能性があります。
教室へ伝える順番
観察したことは、そのまま教室へ伝えてください。伝え方に決まりはありませんが、次の順番で話すと、具体的な相談になります。
- いつごろから、どんな様子があるか
- 本人がどう言っているか(本人の言葉のまま)
- 保護者の方から見て、気になっていること
- どうなってほしいか(わかる範囲で)
たとえば、「3回目の授業のあとから、帰ってきても授業の話をしなくなった」「本人は『説明が速くて聞き返せない』と言っている」「ノートの書き方は前と変わっていない」。ここまで具体的だと、教室の側も手を打ちやすくなります。
講師に直接伝えにくいことは、教室へ伝えていただければ十分です。電話は0422-27-7828で、365日・24時間つながります。メール(musashinokobetu.daily@gmail.com)でも構いません。授業の直前や直後に話すのが難しければ、時間をずらしてご連絡ください。

慣れの問題か、噛み合っていないのかを見分ける
最初の違和感が慣れの問題なのかどうかは、回を重ねたときの変化でわかります。
慣れの問題であれば、2回目、3回目と進むうちに、本人の口数が少しずつ増えていきます。授業から帰ってきて、講師の話をするようになります。「今日はここがわかった」という一言が出てくれば、距離は縮まってきています。
噛み合っていない場合は、回を重ねても様子が変わりません。授業の話をしない。ノートの書き方が変わらない。授業の前になると、行きたくないと言い出す。こうした様子が続くなら、慣れを待つより、早めに相談した方がよい場面です。
見分けのつかないときも、遠慮なくご連絡ください。迷っていること自体が、相談の材料になります。教室の側からも、授業の中での本人の様子をお伝えできます。家での様子と授業での様子を突き合わせると、見え方はかなり変わります。
学年によって、相性の見え方は違います
小学生の場合、「合わない」は「怖い」「つまらない」という言葉で出てくることが多いです。声の大きさや表情など、勉強の中身とは関係のないところで感じていることもあります。
中学生になると、説明の速さや、宿題の量への不満として出てくることが増えます。部活や学校の行事と重なって、授業のたびに疲れていることもあります。
高校生では、「この講師の説明では入試に間に合わない気がする」という、中身への不安として出てくることがあります。この場合は、どの単元をどの順番で進めているかを、教室から具体的にご説明します。不安の正体が、進め方の見通しを知らないことだった、という場合も少なくありません。
教室に相談したあと、何が起きるか
ご相談をいただいたあとの対応は、違和感の中身によって変わります。
説明の速さや深さ、話しかけ方の問題であれば、まずは授業の進め方を変えることを考えます。講師陣には、大学教員や修士号・博士号を持つ元研究者、難関国立大学の学生、医学部の学生、大学院生、現役の中学校の非常勤講師などがいます。同じ単元でも、教え方の引き出しは人によって違います。
講師は専門の科目を担当制で受け持つ業務委託の講師です。アルバイト講師はいません。担当の講師は、授業の中身について自分の責任で考えています。保護者の方からの具体的な指摘は、その講師にとっても授業を直す手がかりになります。
それでも合わない場合にどうするかは、本人の気持ちと科目の事情を聞いたうえで、教室と相談して決めます。どういう形がありうるかは、ご相談の際に具体的に聞いてください。この記事では、あらかじめ「こうします」と約束することはいたしません。お子さまごとに事情が違うからです。
「合わない」の裏にある、別の理由
講師との相性の話をよく聞いていくと、実は講師以外のことが理由だった、という場合もあります。
たとえば、学校の定期テストが近づいて、本人が焦っている。部活が忙しくなって、授業の前にもう疲れている。学校で友人関係の悩みがあって、何をしても気が乗らない。そういうときは、どの講師が担当しても、授業はうまく噛み合いません。
講師が原因だと決めつけず、まずは様子を話してください。授業の時間帯や回数を変えるだけで、本人の顔が変わることもあります。対面の授業は15時から21時30分まで、4限から7限の4つの枠があります。オンライン(Zoom)なら10時から24時45分までの間で組めます。
よくある質問
Q. 講師に直接言うのは気まずいのですが。 A. 教室へ伝えていただければ十分です。講師に直接言う必要はありません。電話でもメールでも構いません。
Q. 本人が「合わない」と言うだけで、理由を言いません。 A. 理由が言えなくても、そう感じていること自体を教えてください。家で「今日わからないと言えたか」を聞いてみると、手がかりの見つかることもあります。
Q. 通い始めて2回目ですが、もう相談してよいですか。 A. はい、いつでも構いません。早い段階で伝えていただく方が、授業の進め方を早く直せます。慣れの問題かどうかも、一緒に見ていきます。
Q. 相談したら、子どもが講師に嫌な顔をされないか心配です。 A. ご相談の内容は、授業をよくするための材料として扱います。講師は業務委託で担当の科目を受け持つ立場であり、授業の中身を直すのは講師の仕事の一部です。
Q. 相性のよい講師を最初から選ぶことはできますか。 A. どの講師が担当になりそうかは、入塾前カウンセリングで具体的に聞いてください。お子さまの性格や、どんな説明を好むかをお話しいただくと、授業の組み立てに生かせます。
まとめ
完全1対1の授業では、講師との相性は気にしてよいことです。合わないと感じたら、まずは家で少しだけ観察してください。説明の速さ、説明の深さ、話しかけ方、人としての苦手さ。どれに当たるかがわかれば、教室への相談がずっと具体的になります。我慢して通い続けるより、早めに声をかけていただく方が、お子さまの時間を無駄にしません。
ご相談・お問い合わせは、次の連絡先までどうぞ。
- 武蔵野個別指導塾(東京都武蔵野市境2-2-3 渡辺ビル4F・JR中央線 武蔵境駅 徒歩30秒)
- 電話: 0422-27-7828(365日・24時間)
- メール: musashinokobetu.daily@gmail.com
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