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日本語話者に多い誤り—見分けて直す|武蔵野個別指導塾

赤い印を「並び」「動詞」「名詞」に分けると、直す順番を絞れます。元の意図を残し、修正理由と翌日の再試行を記録する方法で、訂正の跡を次の点検に役立てましょう。

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日本語話者に多い誤り—見分けて直す

赤い印が増えても、見る場所がわからないとき

よくあるのは、コンビニのイートインで、買った飲み物を脇に置いて返された英作文を開き、同じ小さな文字にまた赤い印が付いているのを見つけるという場面です。語尾を落とした、冠詞を忘れた、動詞の形を間違えた。意味は考えて書いたのに、返ってくるたびに「注意しよう」が増えます。お子さまが「英語は細かい間違いばかり」と言うとき、困っているのは努力の量より、どこから点検すればよいかという順番かもしれません。

保護者も、同じ訂正が続くと「前にも習ったでしょう」と声をかけたくなるものです。ただ、その誤りが、決まりを知らないためなのか、知っていても文を作る途中で使えないためなのかで、必要な練習は変わります。赤い印の数だけでは、そこまでは読み取れません。

日本語と英語の違いは、間違いを理解する手がかりになります。しかし、日本語話者というだけで原因が決まるわけではありません。ここでは語順、動詞、名詞を入口に、自分の答案から修正の順番を見つけます。目標は、全部に気を張ることではなく、次に同じ場所を通るときに使える確かめ方を持つことです。

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日本語との違いと、習った決まりの使い方を分ける

日本語では、話の流れからわかる主語を言わずに済ませることがあります。また、名詞に助詞が付くため、語の順番を変えても関係を追える場合があります。英語で文を書くときに日本語の内容を単語へ置き換えるだけでは、主語が必要な場所に置かれなかったり、動作を受けるものの位置がずれたりします。これは「日本語で考えてはいけない」という話ではありません。伝えたい内容を決めた後、英語の文として必要な役割を配置する工程が要るということです。

例えば、主語、動詞、目的語の関係を見るための短い文として、She reads novels. を考えます。「彼女は小説を読みます」という意味を思い浮かべるだけでなく、誰について述べるのか、何をするのか、何を対象にするのかを順にたどります。日本語の語順に沿って英単語を並べてしまったときは、この役割の並びへ戻ります。単語の意味を知っていることと、文の中の席を決められることは、分けて確かめられます。

動詞では、be動詞と一般動詞を重ねる誤りが点検の入口になります。He is play soccer. は誤った文です。「です」に当たるものを先に入れ、それから動作の語を続けた可能性があります。一方で、進行形を作ろうとして語尾を付け忘れた可能性もあります。同じ見た目の誤りでも、普段の習慣を言いたかったのか、今の動作を言いたかったのかを聞くと、戻る場所が変わります。文脈を確かめずに片方の動詞を消すだけでは、その分かれ道が残ります。

名詞にも、日本語の言い方からは意識しにくい選択があります。日本語では「本を買った」という表現だけでは数が明示されないことがありますが、英語では可算名詞かどうか、単数か複数か、相手がどれを指すかわかるかを考えて形を選びます。I have two cups. なら、数を表す語と名詞の複数形を組にして点検できます。ただし、冠詞は「日本語にない文字を足す規則」として扱うより、何をどのように指しているかを表す仕組みとして学ぶほうが、確認の筋道を立てやすくなります。

一方、日本語との違いだけでは説明しきれない誤りもあります。習った規則を広く当てはめ、例外のある動詞にも規則的な過去形の作り方を使うことがあります。正しい形を選択肢から選べても、何も見ずに文を書くと別の形になることもあります。前者なら語ごとの形を整理し、後者なら文を作る場面で取り出す練習を考えます。「母語の影響」「決まりの広げすぎ」「使う途中の抜け」は、本人の説明と実際の書き方を合わせて判断するための見方です。

訂正をどう学習につなげるかについて、書いた英文への訂正が文法の正確さを中程度に高め、直接正しい形を示す方法の効果がやや大きく、習熟度が効果の違いに強く関わることが報告されています(Lim・Renandya、2020)。これは35研究をまとめたメタ分析で、英語以外を母語とする海外の学習者を対象にした研究が多く含まれるため、日本の中高生の特定の誤りが何回の訂正で直るかまで示すものではありません。ここから授業で考えたいのは、全員に同じ量の印を付けるのではなく、今の理解で使える訂正を渡すことです。まだ選び方を知らない項目には説明と正しい形が必要ですし、決まりを説明できる項目では、まず見る場所を示して自分で直せるかを確かめられます。

今日の答案から始める、誤りを直す手順

取り組む材料は、すでに返された英作文、授業で使っている教科書、解説のある手持ちの問題集で足ります。新しい問題を探す前に、自分が何を言おうとして間違えたのかを残せるものを選びます。以下の時間は、家庭で着手しやすくする区切りです。最後まで終わらなければ、途中の迷いを記録して区切ってください。長く座って全部を消し込むことより、次に再開できる状態を作ります。

最初の3分で、答案から見直す文を選びます。赤い印をすべて写さず、今の自分にも内容がわかる文を選び、その横に「誰の、いつの、どんなことを書きたかったか」を日本語で短く添えます。正答を先に書き込まず、元の文を残すのが要点です。もし何を言いたかったか思い出せなければ、課題の指示を読み直します。意図が曖昧なままでは、文法を直しても伝えたい内容が変わることがあります。

次の5分では、誤りに付ける印を「並び」「動詞」「名詞」から選びます。「並び」は主語や目的語の位置、必要な主語の抜けなどです。「動詞」はbe動詞と一般動詞の選択、時制、主語に応じた形などです。「名詞」は単数と複数、冠詞などを含みます。綴りや単語選びで迷うものは、余白へそのまま言葉で残します。すべてを無理にこの分類へ押し込む必要はありません。まず同じ場所で止まっている文を見つけるための仕分けです。

続く5分で、最も気になった分類の文を教科書の説明と照らします。「並び」なら、元の文で主語を囲み、動詞に線を引き、残りの語が何の役割かを日本語で書きます。主語が見当たらなければ、誰についての文かを補います。「動詞」なら、状態なのか動作なのかを先に決め、次にいつのことかを確認します。「名詞」なら、数えられる使い方か、いくつか、相手が対象を特定できるかを順に問いかけます。教科書を開く場所も、その問いに対応する項目へ絞ります。

このとき、説明のページを読んで「わかった」と閉じる前に、自分の文のどの語にその決まりを使うかを指してください。例えば複数形の説明なら、数を表す部分から名詞へ指を移します。時制なら、出来事の時を示す言葉と動詞をつなぎます。規則の文章をきれいに写す代わりに、「この語があるので、ここを変える」と短く説明できるかを確かめます。説明が文と結び付かなければ、そのページの例を読み直し、どの条件が自分の文と同じかを探します。

書き直しの4分では、正しい形を書き、その下に直した理由を残します。先ほどの動詞の誤りで普段の習慣を表したかったなら、He plays soccer. と直せます。今している動作を表したかったなら、He is playing soccer. になります。両方を一緒に暗記するだけで済ませず、自分の元の意図に合うほうを選び、「習慣を述べる」「今の動作を述べる」と添えます。ここまでの英文は短い形ですが、語尾だけを見ずに意味へ戻る作業は、文が長くなっても必要です。

答え合わせには、問題集の解答を使う段階も設けます。自分の修正と解答が違ったら、直ちに自分の文を消すのではなく、課題の条件、語順、動詞、名詞の順に比べます。英作文では、意味や条件が合えば表現が複数考えられる場合があります。解答と形が違うだけで誤りと決めず、どの条件に合わないのかを探します。手持ちの説明で判断できないときは、疑問符と「ここを選んだ理由」を残し、次の授業で確認します。

自分で確かめる方法は、答えを見て納得する以外にも持っておきます。まず修正後の文を隠し、元の意図と自分が書いた理由だけを見て書き直します。次に、出来上がった文を日本語で言い直し、最初に伝えたかった内容と照合します。さらに、主語や数など条件を変えたらどこが変わるかを口で説明します。このうち、書き直しは形を取り出せるか、言い直しは意味を保てたか、条件の変更は決まりの使いどころをつかめたかを確かめる作業です。

疑問文や否定文が苦手な場合は、動詞だけを見て直そうとせず、まず元になる肯定文の骨組みを確かめます。一般動詞の現在形や過去形の疑問文では、助動詞が加わることで元の動詞を原形に戻す必要があります。疑問文の先頭だけを直して、後ろに元の形を残していないかを見ます。ノートには、助動詞と動詞を離れた箇所としてではなく、組にして囲んでください。疑問詞を含む文では主語を尋ねる場合など形が変わるため、教科書で今扱っている文の種類を確かめてから照らします。

もうひとつ点検したいのは、直した英文を声に出したときの感覚だけで正誤を決めていないかです。読み慣れた形は口に出しやすくても、その文の主語や時間に合っているとは限りません。音読するなら、先に重点の箇所へ印を付け、読む前に選んだ理由を述べます。その後、声に出しながら印の箇所が書いたとおりになっているかを確認します。目で確認する作業と声に出す作業をつなげることで、ただ何度も読むだけの見直しを避けられます。

翌日は短い見直しの時間を取り、前日の修正文を見ない状態から始めます。すべてを再提出するつもりで書く必要はありません。昨日の重点が名詞だったなら、その選び方を自分で言えるかを先に確かめます。書けなかった場合も、直ちに最初から説明を読み直さず、理由のメモだけで戻れるかを試します。メモで戻れたのか、正答を見て戻れたのかを分けて残すと、まだ必要な助けがはっきりします。

週の後半には、問題集から同じ項目の別の問題を選びます。元の文を覚えたことで正解しているのか、条件を見て選べているのかを分けるためです。見慣れた文の語を変えるだけでなく、並べ替えで練習した項目なら短い作文でも確認します。ただし、新しい単語が多くて意味を取れない問題は、この確認には向きません。文法を確かめたい日は、語の意味を調べる作業が中心にならない材料を使います。

最後にノートへ「今日見る場所」「使った手がかり」「次に確かめる課題」を残します。「注意する」では、明日何をするかが決まりません。「数を表す語を見つけたら、その名詞の形を確認する」のように、実際の動作で書きます。自分で見つけた箇所には丸、ヒントが必要だった箇所には点など、自分が区別できる印を付けてもよいでしょう。誤りが消えたかだけでなく、どう直せたかを見えるようにします。

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個別指導で確かめることと、家庭に持ち帰ること

個別指導で最初に扱うのは、誤った形と正答の差だけではありません。塾が確かめるのは、お子さまがその形を選んだ理由です。「何を言いたかったのか」「ここでは何を見て決めたのか」を聞き、説明しながら書き直してもらいます。本人の説明が難しければ、誰の話か、いつの話かなど答えやすい問いへ分けます。「わかっていない」と一括りにすると、すでに使えている手がかりも埋もれてしまいます。

例えばbe動詞と一般動詞が重なる場合、塾が見極めたいのは、動詞の種類の区別が曖昧なのか、進行形の作り方が曖昧なのか、文を最後まで点検する段階で抜けたのかです。種類の区別なら、状態を述べる文と動作を述べる文を仕分けます。進行形なら、表したい時間と形を対応させます。書き終わりの抜けなら、動詞を囲んで確認する手順を試します。同じ誤文に同じ宿題を渡すのではなく、原因の見立てに合う課題を選びます。

修正の助けも段階を分けます。選び方そのものをまだ学んでいないときは、正しい形を示し、必要な決まりを説明します。説明はできるのに書くと崩れるときは、誤りのある場所を示して本人の修正を待ちます。場所を示されれば直せるようになったら、「今日は動詞を見直そう」と範囲だけを渡します。助けを減らしたときにどこで止まるかが、次の授業で扱う内容になります。ヒントを減らすこと自体を目標にせず、自分で戻る道があるかを見ます。

また、すべての誤りを同じ重さで並べないことも塾の役割です。主語や動詞が欠けて関係を読み取れない文と、内容は追えるものの名詞の形が揃っていない文では、着手する順番を考えます。単元の課題が冠詞であれば冠詞を重点にし、自由な作文で文の骨組みが崩れていれば骨組みへ戻ります。後回しにした誤りは忘れるのではなく、後で確認する欄へ残します。今日の焦点と、今後の課題を分けるためです。

進み具合は、正解数だけで報告すると見えにくいことがあります。授業では、「説明を聞いて直した」「場所のヒントで直した」「自分で見つけて直した」「別の文でも使った」を分けて記録します。同じ正答でも、どの段階でできたかが違えば、次に渡す課題も変わります。また、難しい文へ進んで誤りが増えた場合には、以前と同じ条件の短い課題も使い、基本の選び方が保たれているかを確かめます。挑戦する内容が変わった影響を切り分けます。

保護者への連絡では、「対象にした誤り、本人が使えた手がかり、必要だった助け、次回の確認」をひと続きで伝える形が考えられます。例えば、複数形を重点に見たなら、数の語に気付けたか、名詞まで確認できたか、別の文でも同じ手順を取れるかを伝えます。「文法を復習しました」だけでは、家庭で何が進んだのかを捉えにくいからです。細かな文法用語を並べるより、お子さまが実際にした確認を共有します。

授業から家庭へ渡す記録は、正解した答案だけでなく、直す前の文と本人の理由を並べて残します。本人が理由をうまく言えなかった箇所も、講師が整った説明に置き換えて隠さず、どこまで言えたかを記します。次回は、その記録を見せる前に同じ選択が必要な短い課題へ取り組みます。前回の説明を覚えていたかという確認に加え、今の文から必要な条件を拾えるかを見ます。こうして前回と今回をつなぐと、毎回の授業が別々の訂正で終わりにくくなります。

日本語話者に見られる誤りの一覧は、点検の入口として使います。一覧に載っているからという理由で、本人がすでに使えている項目まで最初からやり直すことは避けます。例えば名詞の数は安定していて、時制を選ぶところだけで迷うなら、練習の焦点は時制です。反対に、語尾の抜けに見えたものが、主語を捉えられていないことから起きているなら、文の骨組みを確かめます。一般的な分類と、その日の答案から得られる情報の両方を使って戻り先を決めます。

家庭にお願いする役割は、文法の判定を代わりに引き受けることではありません。短い見直しを始められる時間を一緒に決め、途中のノートもそのまま授業へ持っていけるよう支えます。声をかけるなら、「今日見る場所はどこ」「どの手がかりで直せた」と聞くと、学習の中身へ目が向きます。答えを求められて判断が難しいときは、迷った箇所を残すのを手伝えば十分です。保護者が説明役を務めるために、英語を学び直す必要はありません。

お子さまが見直しを嫌がるときは、まず課題の量と終わり方を塾側で調整します。何ページ終えたかだけで区切らず、重点にした誤りについて理由を言い、見ないで直すところまでを小さなまとまりにします。文を選ぶ段階で止まるなら、授業中に家庭で扱う文を決めます。答え合わせで止まるなら、参照する説明の場所も記します。家庭で止まった事実は、取り組む姿勢の評価に直結させず、手順のどこに支えが要るかを考える材料にします。

よくある誤解を、答案の見方からほどく

同じ間違いを繰り返すのは、不注意だからですか

不注意という言葉でまとめる前に、どの助けがあれば直せるかを見てください。誤りの場所を指されても理由がわからないなら、説明へ戻る必要があります。場所を指されれば直せるなら、書いた後にその場所を探す手順が課題です。短い文ではできても長い文で崩れるなら、まず短い文で確認の流れを整えます。いずれも見た目は同じ語尾の抜けになり得ますが、練習は異なります。「もっと注意して」で終えず、次に取る動作まで具体にします。

日本語で考えるのをやめれば、間違いは減りますか

日本語を使わないことだけを目標にする必要はありません。何を伝えるか、出来事がいつ起きたか、誰を指すかを日本語で整理することは、選択の理由を確かめる助けになります。その後に、英語では主語をどこに置くか、どの動詞の形にするか、名詞をどう扱うかを確認します。日本語の語順をそのまま置き換える作業と、日本語で意味を明確にする作業を分けてください。慣れた表現をそのまま使える場面は生かし、迷った場面では説明に戻れるようにします。

全部の誤りを直してから、次の作文へ進むべきですか

まずその課題の重点を直し、別の文で同じ選び方を試す機会を作ります。訂正だけが続くと、自分で内容を決めて書く機会がなくなるからです。ただし、残した誤りを放置する意味ではありません。今は扱わない箇所を記録し、次に確認する時期を決めます。また、修正により元の意味が変わっていないかは、その都度見ます。文法の形が揃っていても、言いたかった出来事と違っていれば、作文としての修正は途中です。正確さと伝えたい内容を、往復して確かめます。

次の文で使う、ひとつの確かめ方を持つ

赤い印の付いた答案は、間違いの一覧で終わらせず、自分がどこで選択に迷ったかを知る材料にできます。まず元の意図を残し、語順、動詞、名詞から見る場所を決め、理由を添えて直します。その後、正答を隠して書き、別の文でも確かめます。この流れのどこまで自分でできるかが、次の課題を決める目印になります。

保護者が見守る際も、印が減ったかと合わせて、お子さまが自分の確認方法を言えるようになったかに目を向けてください。「語順ミス」という印を「主語の次に動詞を置く」という動作に変えれば、見直しの際にすることが決まります。誤りの分類に、自分で実行できる確認が一つずつ結び付きます。

参考文献

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。

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