武蔵境の学習障害|読み書き計算を分けて学ぶ1対1指導

読む・書く・計算するを別々に確かめる

計算欄の端に消しゴムのかすがたまり、音読の宿題には鉛筆が置かれたままです。読み書き計算のつまずきに対して、当塾は課題を分け、説明と練習の組み方を変えます。

学習障害のある生徒の読み書き計算を、武蔵境の武蔵野個別指導塾は完全1対1で指導します。語を読むことと意味の理解、計算の手順と答えの記入を分け、必要な基礎へ戻ります。LD・ASD・ADHDやグレーゾーン、HSPの特性を踏まえ、進め方・休憩・課題量を調整します。

読み書き計算のつまずきに1対1の授業は何をできますか?

当塾は、本人が問題に取り組む過程を見ながら、理解を確かめる問いと練習する内容を組み立てます。学習障害・LDを含む発達障害、ASD・ADHDの傾向、グレーゾーンの生徒に対応しています。学校に行きづらい時期やHSPの特性がある生徒も対象です。武蔵野個別指導塾は医療機関ではありません。診断や治療ではなく、教科の学習を扱います。

読むこと、書くこと、計算することは、同じ答案の中でも別の作業です。問題文の語が読めないのか、読めても何を答えるか分からないのかで、先に説明する内容が変わります。計算でも、式の意味を理解することと、途中の操作を正しく行うことを分けます。正答率だけで授業の開始点を決めず、必要な知識と手順を本人の取り組みから確かめます。

大手の授業が先へ進んでも、本人の理解まで進んだことにはなりません。当塾は講師と生徒が一緒に問題に取り組む、完全マンツーマンの授業です。小さな塾ですから、解説したつもりで終わるより、目の前の生徒が何をできたかを見ます。授業形式と教室全体の案内は、武蔵境の個別指導塾で確認できます。

読み書き障害(ディスレクシア)という言葉で探しているご家庭も、ここでは読む・書く際の困難を学習課題として扱います。算数障害(計算の困難)についても、名称をもとに同じ教材を全員へ配る形にはしません。学力や習熟度に加え、性格・興味・関心まで踏まえて内容を組みます。本人が取り組みやすい題材と、教科で身につける内容の両方を見ます。

入塾前に経緯や希望する配慮をどう伝えるかは、末尾の関連記事で扱っています。このページでは、その後の授業で読み・書き・計算をどう分けて確かめるかを説明します。LD・ASD・ADHDやグレーゾーンなどの名前を教材選びの答えにせず、教科の作業を具体的に扱います。

音読と文章の理解は授業でどう分けて確かめますか?

同じ短い文章を使い、語を読めるかと、内容を自分の言葉で説明できるかを別々に確かめます。読みの研究でも、文字と音の対応などの基礎的な技能と、意味の理解に関わる技能は別の成果です[1]。音読が滑らかになったことだけで、文章の理解まで済んだと扱うと、設問への答え方を教える時間が抜けます。授業では、読む作業のどこを練習するかを先に定めます。

授業の流れを示す例では、まず本人が文を読み、読みにくかった語を確かめます。次に、その文の中で誰が何をしたかを説明してもらいます。語が読みにくければ、その語を扱う練習へ戻ります。語を読めても内容を説明しにくければ、文の関係や指示語が指す内容を一緒に見ます。同じ問題を何度も音読する前に、読みと意味のどちらを扱う必要があるかを分ける例です。

続いて設問を読み、何を答える問いなのかを本人に言葉にしてもらいます。内容の説明はできても、設問が求める箇所を選べない場合には、問いと本文を照らす練習に進みます。講師が答えを言ったあとの復唱だけでは、本人がどこまで選べたかが見えません。答えを示す前の説明を聞き、本文に戻って根拠を探す過程を扱います。

講師が読み上げた場合と本人が読んだ場合を比べるのも、授業を組むための例です。読み上げると内容を答えられるなら、読む作業への負担と意味の理解を分けて検討できます。これは特性を判定するためのテストではありません。教材をどの形で扱うと学習に入れるかを確かめる作業です。読む練習の時間と、内容を考える時間を混ぜずに組みます。

日本語の国語教材と、海外の文字・音を扱う読みの指導は内容が異なります。研究のプログラム名をそのまま日本語の問題へ当てはめず、何を練習し、何を成果として確かめたかを読みます。英語でも、語を読むことと文の内容を説明することは分けて扱えます。科目の点数という大きな結果から、授業で扱う技能へ焦点を絞ります。

書く負担が大きい子の記述課題はどう組みますか?

口頭で説明する内容と、文字や文にして答案へ書く作業を分けて組みます。何も書いていない答案でも、考えがないのか、考えを文章へ移す段階で困っているのかは別です。本人の説明を聞いてから、設問の答えに必要な部分を選びます。長い模範解答を写す前に、本人が答える内容をつかんでいるかを確かめます。

説明例として、本文の内容を口頭では話せるのに、記述欄が空白になる場合を考えます。先に「誰が、何をしたか」を短く言葉にし、次に設問に必要な理由を加えます。書いたあとは、本人の説明と文の内容を照らします。語の書き間違いを直す作業と、理由が抜けた文へ説明を足す作業では、練習の目的が異なります。どちらの直しなのかを明らかにしてから取り組みます。

書く量を増やす際も、同じ文を繰り返し写すことだけで決めません。短い答えを自分で組み立てられたか、見本なしで書き始められたかを見ます。前の説明を覚えていないなら内容を確かめ直し、内容は言えるなら文章へ移す段階を扱います。当塾は理解を対話で確かめ、必要な基礎へ戻る方針です。課題の長さは、本人が取り組む作業と合わせて調整します。

板書や解答を書き写し終えたことと、その内容を使って答えを作れたことは別です。次の課題では、見本の文章から少し離れて、本人が説明を組み直せるかを確かめます。答えを見ずに思い出すアクティブリコールを使うときも、読む負担と書く負担をまとめて増やさず、いま確かめたい内容を選びます。文字数の多さだけを授業の成果にはしません。

計算の途中はどの段階に分けて見ますか?

数の読み取り、演算の選択、途中の計算、答えの記入という4段に分けて見ます。当塾は教科ごとの弱点を確認し、必要に応じて以前の学習内容まで遡ります。学年が先へ進んでいても、今の式を扱うための知識が抜けていれば、その部分から学び直します。正誤とともに、どの操作を本人が選んだかを確かめます。

文章題を扱う授業例では、最初に問題に出てくる数と、その数が表すものを本人に説明してもらいます。次に、何を求めるために足すのか、引くのかを尋ねます。式が立ったら途中の計算を追い、最後に答えの数と単位が問題に合うかを見ます。これは授業を考えるための分け方で、研究の介入手順をそのまま再現したものではありません。答えが違ったという結果を、直す作業へ分ける例です。

演算を選べているのに途中で誤るなら、式を立てる説明を最初から繰り返すより、計算の操作を扱います。途中の計算は合っていても、答えを別の欄に書いたなら、求められた内容と記入を照らします。数の意味を取り違えた場合には、計算練習へ入る前に問題文へ戻ります。同じ誤答が並んでいても、本人が使った手順によって学び直す内容を選びます。

計算の困難を扱ったKimらの研究は、学習者の観察と特徴に合わせた個別指導を検討しています[3]。計算に加えて読みの困難も持つかどうかで、結果に違いがありました。文章題なら、計算そのものと問題の読み取りの両方を見る視点につながります。算数の点数だけから、計算問題を大量に足す方針へ直結させず、今の問題に必要な内容を分けます。

遡って学ぶ場合は、現在の問題との接点も示します。たとえば、途中で使う数の操作を練習したら、元の問題へ戻って同じ操作を使います。以前の単元を終えることだけが目標になると、今の課題を扱う理由が薄れます。戻って確かめた知識を使う場面まで一緒に取り組み、学校の進度と授業で扱う基礎をつなぎます。

説明の長さと休憩は学習の作業にどう合わせますか?

集中の続く長さ、音や光の感じ方、指示の受け取り方に合わせ、説明・休憩・課題の出し方を調整します。口頭の説明を長く続けることと、本人が問題に取り組むことを分けます。説明のあとに、自分でどこから始めるかを確かめれば、次に教える内容が見えます。周囲の生徒のペースや人数に合わせず、講師が目の前の生徒と学習を進めます。

進め方の例として、解説を最後まで聞いてからまとめて解く形を、短い説明と本人の取り組みを交互に置く形へ変えることが考えられます。手を動かしたところで疑問が出たら、その箇所の説明へ戻ります。「分かりました」という返事だけで先へ進めず、本人が使う知識を言葉や式で確かめます。発言の長さよりも、課題のどの部分を理解したかを見ます。

休憩を挟む場合には、再開する課題を明らかにしてから区切ります。再開したときに、前の解説を全部思い出す作業から始めなくて済むよう、次に扱う箇所を共有する例です。休む時間を一律に決めるより、読む作業、計算する作業など、どの内容を続けていたかを見ます。授業時間の長さだけで集中の状態を評価せず、取り組む作業と組み合わせて考えます。

当塾はアクティブラーニング、アクティブリコール、間隔反復を取り入れています。自分で考えたことを話し、答えを見ずに思い出し、間隔をあけて確かめる学習です。読み書きに負担がある場面で使う際にも、思い出せた知識と、答案へ表せた内容を分けて見ます。口頭で確認する内容、式で確認する内容など、授業で確かめる形を課題に合わせます。

研究が示すこと

読みの困難を扱うAl Otaibaらのレビューは、14本のメタ分析・系統的レビューを検討しています。明示的で系統的な読み書きの指導を、1対1または小集団で行うことは、文字と音などに関わる基礎的な読みの技能を改善する可能性があるとしています。意味に関わる技能への効果は、それより小さいと整理しています。読みの中でも何を測るかで成果の見え方が変わる研究です[1]。

Vadasyらは、読みの困難が生じるリスクのある小学1年生40人を、個別指導を受ける群と通常の授業のみの群に無作為に分けました。個別指導は週4日、各30分、最長23週です。指導群は測定した読みなどの成績で比較群を上回りましたが、有意な差があったのは非単語の読みと綴りの一部の指標です。決められた手順を忠実に実施した指導者に限る分析では、評価した各領域で有意な効果が報告されています[2]。

Kimらは、計算の学習に困難が生じるリスクのある小学2〜6年生35人に、4か月の1対1指導を行いました。算術の成績が改善し、学年別評価の効果量はg=1.04、学年を統合した評価ではg=1.01と報告しています。学年や初期の数学の水準、読みの困難も併せ持つかによって結果が異なりました。学習者の特徴を踏まえる指導を検討した研究です[3]。

Elbaumらのメタ分析は、29研究の42標本、計1,539人の読みの成果をまとめています。成人が指導する補足的な1対1の読みの指導は、比較群に対して平均の重み付き効果量0.41でした。一方、1対1と小集団を比べた2本の研究では、1対1の優位は見られませんでした[4]。これらは海外の研究で、日本語の教材や当塾の授業の成績を測ったものとは対象が異なります。人数の形式に加え、扱う技能、指導の実施、成果を確かめる課題を読む必要があります。

未就学から高校までの個別・小集団の補習を扱うNickowらの実験研究のメタ分析では、全体の統合効果量は0.288標準偏差でした。教師や補助的な専門職が担当するプログラム、早い学年、週3日以上、学校内での実施で効果が大きい傾向がありました。学習障害だけを対象にした研究ではありません。授業の人数だけでなく、担当者、頻度、実施場所を含めて成果を読む材料です[5]。

練習の成果は正答数以外にどう確かめますか?

何を自分で行い、どの説明を必要としたかを、練習した技能ごとに確かめます。同じ正答でも、講師が手順をすべて説明した場合と、本人が手順を選んだ場合では、次の授業で扱う課題が異なります。読みなら語の読みと内容の説明、計算なら演算の選択と途中の操作を見ます。点数は学校での学習状況を示す情報として使い、授業内の作業の確認と合わせます。

復習では、直後にできたことと、間隔をあけて思い出せたことを見ます。前のページを眺めた回数だけでなく、答えを見ずに始められたかを確かめます。思い出せなかった箇所があれば、使う知識を再び扱います。新しい問題へ移ったときには、同じ手順を選べるかも見て、見本の形だけを覚えた状態と区別します。

読みの練習で語が読めるようになった場合には、その変化を読みの成果として受け止めます。文章の意味を説明する課題は、別に確認します。海外の研究でも、基礎的な読みと意味理解への効果は同じ大きさではありません[1]。ひとつの技能の変化を、国語全体の理解や学校の成績の変化へ広げず、次に何を教えるかに結びます。

課題量と受講方法は学習を続けるためにどう組みますか?

宿題は一律の量にせず、次の授業までに終えられる量を設定し、受講方法は対面とZoomを組み合わせて考えます。学校に行きづらい時期にも、学習のリズムを保つために両方の方法を使います。学校の課題、部活や習い事などの状況を含め、家で取り組む内容を決めます。授業後には保護者への報告メールで扱った内容を伝えます。

家庭での練習例では、授業で扱った語をもう一度読む課題と、文の内容を説明する課題を区別します。計算も、途中の操作を練習する問題と、文章題の式を選ぶ問題では狙いが違います。全部を同じ日に増やすより、いま取り組む課題を明らかにします。量を調整する際には、何を減らしたかに加え、残した課題で何を確かめるかを共有します。

家で取り組む際に保護者が加えた説明は、本人が自力で行った部分と分けて振り返ります。解答が完成していても、どこから説明を受けたかが分かれば、次の授業の復習を絞れます。報告メールで授業中に扱った内容と照らし、宿題が同じ作業として伝わっていたかも見ます。家庭をもうひとつの授業にするより、塾で扱う練習を家で始められる形に整えます。

音や光の感じ方も踏まえて、受講する環境を検討します。Zoomでは自宅の教材を使って学び、対面では講師と同じ問題を前にして取り組みます。教室の雰囲気や設備を確かめる見学は、事前に電話で連絡する形です。受講場所を決めることと、読む・書く・計算する課題を選ぶことを一緒に考えます。

武蔵境で学習障害を探す方へ

学習障害のある生徒の学習相談を受ける当塾の教室は、武蔵境駅から徒歩30秒です。所在地は東京都武蔵野市境2-2-3 渡辺ビル4Fです。三鷹と東小金井はJR中央線で各1駅、武蔵小金井は2駅です。三鷹・東小金井・武蔵小金井から通う場合も、授業を行う教室は武蔵境になります。

授業は15:00〜21:30が対面またはZoom、10:00〜14:50と21:35〜24:45はZoomのみの枠です。月曜から日曜まで開講し、第5週は授業がなく閉室です。昼間に自宅で学びたい場合や、学校帰りの受講を考える場合は、希望の曜日・時間と受講方法を合わせて相談できます。電話の受付は13:00以降です。

講師陣には、大学教員・大学の非常勤講師、在野の哲学者・元研究者、難関国立大学や私立大学医学部の学生、東京大学・早稲田大学・慶應義塾大学の大学院生、現役の中学校の非常勤講師という背景があります。専門の科目を担当制で受け持つ講師です。受講相談では、経歴に加えて、本人が学ぶ教科と今の課題を伝え、担当する授業の内容を確認できます。

費用は受講する学年・コース・時間によって確認します。小学生は60分または90分、通常の授業は90分です。金額と必要な費目は授業料のご案内で確認できます。無料の入塾前カウンセリングでは、これまでの学習と現在の課題を伺います。相談の入口は無料相談・お問い合わせです。

よくある質問

学習障害・LDのある子も相談できますか?

相談できます。当塾はLDの傾向がある生徒に対応しています。今使っている教材や、読み・書き・計算で止まった箇所を伝えると、授業で確認する内容を具体的に話せます。

ASD・ADHDの傾向やグレーゾーンでも通えますか?

ASD・ADHDの傾向やグレーゾーンについても相談を受けています。集中の続く長さや指示の受け取り方を伺い、学習の進め方を考えます。

HSPや学校に行きづらい時期にも対応していますか?

対応しています。当塾は特性に合わせて進め方・休憩・課題を調整し、対面とZoomを組み合わせて学習を続けます。

個別指導と個別指導塾の授業形式はどう確かめますか?

講師と生徒の人数、問題に取り組む間の講師の関わり方を確かめます。当塾の個別指導は講師1名に生徒1名の完全マンツーマンです。個別指導塾を比較する際は、名称に加えて授業中の進め方を確認できます。

前の学年の内容へ戻って学べますか?

必要な学習内容まで戻って学べます。当塾は教科ごとの弱点を確認し、基礎の欠けている箇所を扱う方針です。今の問題で必要となる知識とのつながりから考えます。

読みと計算は同じ授業で扱えますか?

今の課題に合わせて、読む作業と計算する作業を分けて扱います。文章題なら問題文の理解と式の操作を別々に確かめます。定期テスト対策でも、必要な基礎へ戻って学びます。

あわせて読む

出典

  1. Stephanie Al Otaibaほか(2022)「What We Know and Need to Know about Literacy Interventions for Elementary Students with Reading Difficulties and Disabilities, including Dyslexia」Reading research quarterly. https://doi.org/10.1002/rrq.458
  2. Patricia F. Vadasyほか(1997)「The Effectiveness of One-to-One Tutoring by Community Tutors for at-Risk Beginning Readers」Learning Disability Quarterly. https://doi.org/10.2307/1511219
  3. Soojung Kimほか(2025)「A Study on the Application of Individualized Instruction to Improve Computational Skills of Students at Risk For Mathematics Learning Disabilities」Korean Journal of Special Education. https://doi.org/10.15861/kjse.2025.59.4.161
  4. Batya Elbaumほか(2000)「How effective are one-to-one tutoring programs in reading for elementary students at risk for reading failure? A meta-analysis of the intervention research」Journal of Educational Psychology. https://doi.org/10.1037/0022-0663.92.4.605
  5. Andre Nickowほか(2023)「The Promise of Tutoring for PreK–12 Learning: A Systematic Review and Meta-Analysis of the Experimental Evidence」American Educational Research Journal. https://doi.org/10.3102/00028312231208687

教室と通塾エリア

教室はJR中央線 武蔵境駅から徒歩30秒(東京都武蔵野市境2-2-3 渡辺ビル4F)です。三鷹駅・東小金井駅からは中央線で1駅、武蔵小金井駅からは2駅で通えます。

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