総合型選抜・AO入試における志望理由書の作成指針
本資料は、動画「総合型選抜やAO入試で圧倒的に差がつく志望理由書の書き方」の内容に基づき、受験生が自身の出願準備を客観的に評価し、実行計画を立てるための意思決定支援資料です。動画内で提示された論理構造と具体的な行動指針を抽出し、チェックリスト形式で整理しています。
この動画で分かること
動画では、総合型選抜やAO入試、公募制推薦入試において合否を分ける「志望理由書」の核心について解説されています。単に「なぜこの大学か」「なぜこの学科か」を記述するだけでなく、以下の論理的な昇華プロセスを経ることが重要だと説かれています。
体験から経験への昇華として、単なる出来事を自分なりに意味づけし、社会や学問と結びつけた経験として捉え直すこと。その経験から生じた疑問や課題に対し、自分なりの仮説を立てること。仮説を検証するために、大学で何を学び、研究したいのかを明確にすること。そして、先行研究の把握として、社会学などの分野において、マックス・レーバー、デュルケーミ、ブルデュルといった代表的な思想家の基礎文献を最低一冊読み、専門的な現代の研究書籍を当たること。最後に、志望先教員との接続として、志望大学の教授や准教授の論文を読み、その視点が自分の研究にどう役立つのか、あるいは刺激を受けたのかを引用・言及すること。
これらを行うことで、「紙の上の知識」ではなく「実体験に基づく確かな研究意欲」が伝わり、他の受験生との差別化が図れます。
志望校比較の観点チェック表
志望校を選ぶ際、動画で示された「研究の深さ」と「教員との適合性」を軸に比較検討します。
| 観点 | この動画の示唆 | 自分の場合 |
|---|---|---|
| **体験の昇華度** | 単なる「本を読んで勉強したい」ではなく、ボランティアや家庭環境の格差など、身近な実体験から問題意識が生まれているか。 | (例:○○での経験から、△△の問題に関心がある) |
| **学問分野の適合** | 体験から導かれた課題に対し、経営学、社会学、環境学、哲学、文学などのどの分野でアプローチするか明確か。 | (例:社会学の視点で分析したい) |
| **先行研究の基礎** | マックス・レーバー、デュルケーミ、ブルデュルなどの基本書を文庫本レベルで読み、基礎的な理論的背景を把握しているか。 | (例:○○の著作を読了し、要点を整理済み) |
| **専門文献の探索** | 図書館等で、自分の研究テーマ(例:貧困問題など)に関する現代の専門書を探し、内容を確認しているか。 | (例:○○に関する最新研究書を確認) |
| **教員との適合性** | 志望大学の教授・准教授の論文を読み、その視点が自分の仮説や研究計画にどう関連するか具体的に言及できるか。 | (例:○○教授の論文の△△の視点に共感) |
出願準備チェック表
動画で示された準備ステップを時系列で確認します。
| 時期 | やること | 確認 |
|---|---|---|
| **初期段階** | 自身の「体験」をリストアップし、それがどのような「経験」として昇華できるか、仮説を立てる。 | 体験が単なるエピソードでなく、研究テーマの種になっているか。 |
| **文献調査** | 分野の基本書(マックス・レーバー、デュルケーミ、ブルデュル等)を文庫本などで読む。 | 基礎理論の概要を説明できるか。 |
| **専門調査** | 図書館等で、自分の研究テーマに関する専門書・現代の研究書を探す。 | テーマに関連する具体的な先行研究の知見を得ているか。 |
| **教員調査** | 志望大学の教授・准教授の論文を検索し、読む。 | 論文の内容が自分の研究計画とどう結びつくか、引用すべき箇所を特定しているか。 |
| **執筆・推敲** | 体験から経験、仮説、研究テーマ、先行研究、教員との接続、という流れで志望理由書を作成する。 | 「本だけの実習」ではなく「実体験に基づく研究意欲」が伝わっているか。 |
よくある誤解と答え
動画の内容に基づき、受験生が陥りやすい誤解と、動画が提示する正しいアプローチを対比させます。
誤解として、志望理由書は、その大学や学科を選んだ理由を単に列挙すればよいというものがあります。これに対し動画の答えは、重要なのは、自分の体験が経験に昇華し、そこから仮説を立て、研究したいという掘り下げた視点を持つことであるというものです。単なる動機の表明ではなく、研究の必然性を示す必要があると説かれています。
また、先行研究として、マックス・レーバーなどの名著を全巻読破しなければならないという誤解があります。動画では、全巻読む必要はないと指摘されています。マックス・レーバーであれば『宗教としての学問』など、デュルケーミであれば一冊の論考など、文庫本で出ている基礎的な文献を一冊しっかり読むだけで十分であるという答えが示されています。
さらに、志望理由書は、自分の関心や体験のみで構成すれば十分であるという誤解も見られます。動画の答えは、志望大学の教授や准教授の論文を読み、その視点が自分の研究にとってどう刺激を受け、役立つのかを引用・言及することが重要であるというものです。これにより、その大学で学ぶ必然性が補強されるとされています。
無料相談
本資料は動画の内容を整理したものであり、個別の指導や具体的な添削を行うものではありません。志望理由書の作成において、自身の体験と研究テーマの結びつきが曖昧な場合や、先行研究の読み込みが不足していると感じる場合は、学校の進路指導担当教員や、信頼できる第三者に相談し、客観的な視点からフィードバックを得ることを推奨します。
■ 武蔵野個別指導塾(武蔵境駅徒歩30秒/完全1対1)
▶ 無料Zoom相談(40分):https://www.jicoo.com/t/beO32bvxMXlw/e/QQp1DOBu
▶ LINEオープンチャット:https://line.me/ti/g2/QO_TbWlY-L4AqQkFaZ_XI5RB67H2_p-HSuF65g
▶ 公式LINE:https://lin.ee/QniNeIY




