
季節講習の中身と使い方
冬期講習の90分を何に使うか|中3の入試直前・高3の共通テスト前・中1と中2の総復習で中身はまるで違う

冬期講習という同じ名前でも、中3・高3・中1では、やるべきことがまったく違います。
中3は、入試の大問を一つずつ自分のものにする時期です。高3は、共通テストの時間の中で崩れない手順を固める時期です。中1と中2にとっては、二学期までに空いた穴を、新しい単元が積み上がる前に埋めておく冬になります。
この記事では、その違いを学年ごとに書いていきます。

冬期講習を「量」ではなく「中身」で選ぶ
冬期講習の案内を見比べると、コマ数の多さに目が行きます。何コマ受けたら安心か、という考え方です。
けれど、講習の効き目を決めるのは、コマ数より中身です。90分のあいだに、自分の子どもの課題に講師の目が何分向いていたか。そこが、同じ90分でも結果を大きく分けます。
武蔵野個別指導塾の講習は、ふだんの授業と同じく、講師1名に生徒1名の完全マンツーマンです。1回90分で、小学生は60分と90分から選べます。講師が隣の生徒のところへ移って戻ってくるのを待つ時間はありません。90分のすべてが、その生徒の課題のために使われます。
コマ数を決めるのは、そのあとで十分です。まず「この冬に何を持ち帰るか」を決め、そのために要る時間を逆算する。順番を逆にすると、受けたコマ数のわりに、手元に残るものが少なくなります。
中3 入試の大問を、一つずつ自分のものにする
中3の冬は、入試まで残された時間が数えられる段階です。この時期にやるべきは、全範囲を薄くもう一周することではありません。
入試の大問を一つ選び、それを独力で解き切れるようにする。次の一つへ進む。その積み重ねです。
たとえば数学には、関数と図形の組み合わさった大問があります。最初の小問は解けるのに、最後の小問で手が止まる。そういう生徒が多い問題です。完全マンツーマンの90分なら、止まった小問の、どの行で止まったのかまで講師が見ています。座標を置く場所を迷ったのか、補助線の引き方が見えなかったのか。止まった理由によって、次に解くべき問題が変わります。
英語なら、長文の読み方です。単語は分かるのに、段落ごとの話の流れがつかめない。その場合は、一段落ずつ「何について書いてあるか」を日本語で一行にまとめる練習から入ります。
国語の記述問題は、一対一の授業がもっとも力を発揮する分野の一つです。生徒の書いた答案を、講師がその場で読み、どこで設問の要求から外れたのかを指摘する。書き直す。また読む。この往復を90分のあいだに何度も回せます。

高3 共通テストの時間の中で崩れない手順を固める
高3の冬は、共通テストを前にした最後の調整の時期です。新しい知識を増やすより、いま持っている力を時間内に出し切る手順を固めることのほうが、点に直結します。
共通テストは、問題の量に対して時間が短い試験です。解ける問題で時間を使いすぎて、最後の大問に手が届かない。そういう崩れ方をする受験生は少なくありません。
冬期講習では、時間を計って大問を解き、解き終わったあとに「どこで何分使ったか」を講師と一緒に振り返ります。時間を使いすぎた設問が、本当にそれだけの時間を使う価値があったのか。飛ばして後に回すべきだったのか。その判断の基準を、生徒の解き方に合わせて作っていきます。
2022年度の入学生からは、高校の教育課程が変わっています。一年生で全員が学ぶのは、数学Ⅰ・数学A、英語コミュニケーションⅠ、論理・表現Ⅰ(昔の「英語表現」)などです。一年生の範囲の基礎は、共通テストでも土台になります。冬の講習で、一年生の範囲の穴を見つけたら、そこを先に埋めます。
総合型選抜や公募推薦で受験する高3は、冬の時期の準備がまた別の形になります。総合型選抜は、副塾長の宮川が専任で担当しています。
中1・中2 新しい単元が積み上がる前に、穴を埋める
中1と中2の冬は、入試こそ先の話ですが、軽く見てはいけない時期です。三学期に入ると、新しい単元がまた積み上がっていきます。二学期までに空いた穴は、放っておくと、その上に積まれた単元ごと崩れます。
冬期講習では、二学期の定期テストの答案を持ってきてください。点数の欄より、赤で直された跡のほうが役に立ちます。間違えた問題を一つずつ見ていくと、穴の場所がはっきりします。
英語なら、三人称単数のsや、過去形の不規則な動詞のように、一度覚え損ねると何度も同じところで点を落とす文法があります。数学なら、中1の方程式や中2の一次関数のように、あとの単元の土台になる部分です。穴が一か所にはっきりあるなら、講習の期間でその穴を埋めきれます。
完全マンツーマンなので、学校の進度に合わせる必要はありません。穴が二つ前の単元にあるなら、そこまで戻ってやり直せます。ほかの生徒の進度を気にする必要がないからです。

小学生 60分か90分かを選んで、冬の習慣をつくる
小学生の冬期講習は、中高生とは目的が違います。入試の追い込みではなく、勉強の習慣を冬休みのあいだに途切れさせないこと、そして苦手な単元を一つ減らすことです。
小学生は、授業の時間を60分と90分から選べます。机に向かう体力がまだ育っていない時期なら、60分で集中を切らさない経験を積み重ねたほうが伸びます。高学年で90分を使い切れるなら、90分のあいだに説明・演習・確認テストまでを一続きで回せます。
算数なら、分数や割合のように、学年の上がるほど重みを増す単元があります。答えだけを書いて、どこで間違えたのか本人にも分からない。そういう状態から、途中の式を残すところまで持っていけると、その後の算数がまるで違ってきます。
中学受験を考えている小学生なら、冬期講習は志望校の過去問に向き合う時期でもあります。完全マンツーマンの90分なら、一問ごとに「なぜその解き方を選んだか」を生徒に説明させ、講師がその説明の筋を確かめられます。
冬期講習の前に、家で決めておくこと
冬期講習の申し込みの前に、家族で次の三つを話しておくと、講習の中身が締まります。
一つ目は、この冬に持ち帰るものです。「全体的に底上げ」ではなく、一つの単元、一つの大問、一つの手順。小さく具体的に決めるほど、最終日に確かめられます。
二つ目は、講習のない日の過ごし方です。講習の90分で理解したことも、家で使わなければ薄れます。授業のない日に、自習室で解き直すのか、家で解き直すのか。それを先に決めておきます。
三つ目は、年末年始の予定です。家族の帰省や行事があるなら、その日を先に講習の日程から外しておきます。
冬期講習を受けるための時間の組み方
ふだんの対面の授業は15時から21時30分までで、4限が15時、5限が16時40分、6限が18時20分、7限が20時に始まります。講習期間の時間割は、講習の案内で確かめてください。
昼間の時間を使いたい場合は、Zoomによるオンライン授業も選べます。オンラインは10時から24時45分までなので、午前中に一コマ入れて、午後は自習に充てるという組み方もできます。
授業のない時間には、自習室が使えます。塾の許可があれば24時間使え、テキストは1500冊以上そろえています。授業で解いた大問を、その日のうちに自習室で解き直す。この一往復が、講習の効き目を大きく変えます。
教室は、JR中央線・武蔵境駅から徒歩30秒です。三鷹駅と東小金井駅からはJR中央線で1駅、武蔵小金井駅からは2駅です。
講習だけを受ける場合
ふだんは通っていなくても、冬期講習だけを受けることもできます。講習だけを受ける場合の手数料は、9,980円(税抜)、税込10,978円です。
講習の日程と、講習の授業そのものの費用は、時期ごとの講習の案内で確かめてください。この記事では、時期によって変わる数字は書いていません。
講習だけで来る場合は、持ち帰るものを一つに絞ってください。中3なら「関数と図形の大問の最後の小問まで解き切る」、中2なら「一次関数の式を、グラフから一人で立てられる」。そのくらいの大きさに絞ると、最終日に何ができるようになったかを確かめられます。
よくある質問
Q1. 冬期講習は何コマ受ければよいですか。 A. コマ数から決めるより、この冬に何を持ち帰るかを先に決めてください。そのために要る時間を、事前診断テストと入塾前カウンセリングで一緒に逆算します。どちらも無料です。
Q2. 中3の冬から入っても間に合いますか。 A. 間に合うかどうかは、志望校といまの答案によって変わります。全範囲をやり直すのではなく、入試の大問を一つずつ自分のものにしていく組み立てなら、残りの時間を無駄なく使えます。
Q3. 高3の冬期講習で、新しい問題集を始めるべきですか。 A. この時期は、新しい問題集より、いま持っている力を時間内に出し切る手順を固めることを優先します。時間を計って解き、どこで何分使ったかを講師と振り返ります。
Q4. 冬期講習もオンラインで受けられますか。 A. Zoomによるオンライン授業は、10時から24時45分までです。対面は15時から21時30分です。
Q5. 講習だけを受ける場合の費用はいくらですか。 A. 講習だけを受ける場合の手数料は、9,980円(税抜)、税込10,978円です。講習の授業そのものの費用は、時期ごとの講習の案内で確かめてください。
まとめ 同じ冬期講習でも、学年で中身は別物
冬期講習は、学年によってまったく別の講習です。中3は入試の大問を一つずつ自分のものにし、高3は共通テストの時間の中で崩れない手順を固め、中1と中2は新しい単元が積み上がる前に穴を埋める。その中身を、講師1名に生徒1名の90分で回すのが、武蔵野個別指導塾の冬期講習です。
何を持ち帰るかを一緒に決めるところから、始めてください。
- 電話 0422-27-7828(365日・24時間受け付けています)
- メール musashinokobetu.daily@gmail.com
- 教室 〒180-0022 東京都武蔵野市境2-2-3 渡辺ビル4F(JR中央線・武蔵境駅から徒歩30秒)
事前診断テストと入塾前カウンセリングは無料です。
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